相談ばかりされて…

相談者名
りんご
変な悩みですが聞いて下さい。小さい頃から人に相談されまくって困っています。保育園の頃から連絡帳などに「第2の先生」「姉御はだ」「リーダータイプ」などかかれてて、小学生~高校生の時もトイレから帰ってくると色んなクラスの友達から相談の手紙が山のようにつまれてました。学校の先生からもよく生徒のこと、職場の人間関係、家族の事、相談を受けました。28歳になる今までも会社の上司、後輩、レジの仕事をしてるのですがお客様、美容院の担当の人……皆に
相談されます。自分でいうのもなんですが、相手はとってもスッキリし喜んで人生が好転した人、うつ病が治った人、学生の頃は登校拒否が治った子もいました。でも…自分はもうウンザリなのです。相談されたら解決方法を1日中考えなきゃいけないし、友達と遊ぶ時もまる1日相談でおしまい…私には相談できるから友達がいる…じゃあ頼りない私には優しくない私には見向きもしないんじゃ…と良い人を演じるのが怖くて、辛くて、苦しくて人間恐怖症になってしまいした。彼氏がいないのですが、相談事を聞いてくれる、優しい(←演じている)
私を好きになったらどうしようと怖いです。
カウンセラー
松尾たか
りんごさん、はじめまして。ご相談ありがとうございます。 今回担当させていただく松尾たかと申します。どうぞよろしくお願いいたします。

人に相談されまくっているりんごさんは、きっと頼りになる存在なのでしょうね。でも、人の相談ばかりだと疲れてしまい、もうウンザリという気持ちにもなってしまいます。私の悩みは誰が聞いてくれるの!と思うこともあるかもしれませんね。
りんごさんの気持ちが少しでもラクなることを願って書かせていただきますね。

小さな頃からりんごさんは相談されることが多かったとのことですから、きっと人の気持ちを受け止めたり、わかってあげたり、励ましたりすることが出来るとても優しくて温かな心を持った女の子だったんだと思います。 相談した方の登校拒否やうつ病が治ってしまうくらいに、相当人を包み込む力や愛情をお持ちの方なのでしょう。そして、それはりんごさんの才能ともいえるかもしれません。
誰かに頼られるたびに、一生懸命に話を聞き、一緒にその解決策を考え、その人が笑顔になっていくのを見て最初はとても嬉しいと喜びを感じていたのでしょうね。

だけど、みんなから見た私は、「相談に乗ってくれる人、解決してくれる人」と思われていると感じ、そのように振舞わなきゃ、そうしなくっちゃいけない、とそれをいつのまにか自分の役割のように思ってしまったのかもしれません。

私たちは、誰かの役に立つことが嬉しいとか、笑顔になってよかったと思い、喜びを感じるのですが、周りからの期待を感じて、「やらなくちゃ!」という気持ちが強くなったとしたら、知らず知らずうちに無理を重ねてしまうことがあります。
良い人を演じるのが怖いくて、辛くて、苦しいという気持ちを抱えていらっしゃるのは、
りんごさんが、今までかなり無理をしてみんなのためにと頑張ってきたからではありませんか。りんごさんが誰かに何かを相談することをずっとガマンしてきたのではありませんか。
とてもしんどかったと思います。

りんごさんは、「相談を聞かない=みんなの期待に応えられない自分」だと、みんなに愛される価値がないと、ご自身で思っていらっしゃるようですが、この文面から受ける私の印象では、周りの人たちは、りんごさんがいるだけで安心できたり力が湧いてくるのではないかと思います。まるで太陽のような存在ですね。
周りの人たちが、りんごさんのことを「相談にのって、解決してくれる人」と見ているのも事実かもしれませんが、少し見方を変えると、一番そう思っているのは、もしかするとりんごさん自身で、そのイメージどおりに自分をしようと頑張っていたのかもしれませんね。

りんごさんが持つ自分のイメージはどんな感じでしょうか。
もし、りんごさんが自分自身についての自己イメージ、「私=相談をきき、解決する人」というものを持っているとしたら、一度それを見直してみませんか。
そうじゃない私、それもOKと思ってみてはどうでしょうか。そして、自分も誰かに相談してもいいんだ、と思ってみる。 そんなことにトライしてもらえればと思います。

先にも書きましたが、りんごさんは、存在そのものだけでみんなの気持ちを明るく出来る女性でしょうから、十分に魅力的な方だと思います。 きっと優しさも強さも包容力も持ち合わせた素敵な女性です。 ですから、そのままのりんごさんでも愛されると私は思いますよ。

もし、1人でやってみるのが難しければ、初回無料もございますのでご利用いただければ嬉しいです。りんごさんの今までのしんどい気持ちを解放することや、りんごさんの魅力や才能を一緒に見つけていくお手伝いが出来ると思います。

りんごさんが、そのままの自分でいて楽しく心地よい毎日を過ごせることを願っています。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己否定、自己嫌悪、疎外感、自己肯定を得意とする。「その方の心に寄り添い、一番の味方でいること(安心感)」をモットーに、わかりやすい言葉で恋愛問題や対人・自己との関係を紐解き、改善・生き易さへと導いている。  東南アジア2カ国での生活経験もあり、国や文化の違いについても造詣が深い。