生きるのが怖い

相談者名
ぽん
こんにちは はじめまして
25歳のぽんといいます。

正直に言って自分が何に悩んでいるのかも今、言葉にできません。
でも漠然とした人間への不安があり、人の目を見て話ができないですし、
ひきこもりがちです。人の事を信じられず、そんな自分が
悲しく、生きている事に対しても前向きになれません。
僕は無意識に人に合わせるところがあり、合わせ続けた末、疲れて
怒りでいっぱいになり関係を断つことが多いです。

小学生時代も同級生が怖く、いつもびくびくしていました。
中学で不登校になり、その後通信高校に入学し卒業しましたが、その間も
いわゆるいい子であり続けました。
小学生時代から悪さをして先生の注意を引く同級生に羨ましさと怒りを感じていました。「僕も気にかけてほしい」「こっちをむいてほしい」
とずっと思っていました。
これは親に対しても同じかもしれません。

今までいろんな人の支えを受けながら今日まで生きてきましたが、
心の中ではいつも一人だという感覚がいつもあり、心から人を信じたり
頼ったりということがないまま生きてきました。

頼りすぎると人は離れていく、甘えると人は逃げていくという思いがあり、
いつも突っ張っていきてきました。

それでは生きづらく、寂しいです。
人を信じたいのに怖いです。
変わりたいのにどうしたらいいかわかりません。
よろしくお願いします。

カウンセラー
なかつまともみ
はじめまして、ぽんさん。
今回担当させていただきます、なかつまともみと申します。
どうぞよろしくお願いいたしますね。

ぽんさん、そんな不安で胸がいっぱいの所、
助けを求めてくださったのですね。
怖がりながらも信頼しようとしている
ぽんさんの本心が見られて、とても嬉しいです。

どうぞ、勇気を振り絞ったご自分を
褒めてあげてくださいね。

さて、ぽんさんは何時頃から「独りだ」と
感じられるようになったのでしょうか?
何歳の頃から人に合わせる癖がついたのでしょう?
小学生の頃から同級生が怖かったと仰っていますから、
幼稚園や保育所ではどうだったのでしょうか?
何かキッカケになるような出来事はありましたか?

一般的な話になってしまいますが、
他人に過剰に合わせてしまう癖がある人は、
幼少期にハードな環境で育った方が多いようです。

どうしてそうなるかというと、
食べ物を手に入れたり、体温調節など快適な住環境を
自分で整えられない子供にとって、
周りの環境の良し悪しは命に直結する問題になるからです。
どんなにハードな環境でも、
周りの人達のご機嫌を伺って食べるものを貰ったり、
暑さ寒さをしのいでもらわないと生きていけないからです。

ぽんさんは、長い間「良い子」という仮面を通して
人との繋がりを作っていらっしゃったのでしょう。
そうやって、命をつないでいらっしゃったのでしょう。
しかし、この繋がりは仮そめのもの。
子供のぽんさんが生き残るためのものだったので、
大人になったぽんさんには細すぎるのです。

そして、いつ切れるか分からない事実に、
ぽんさんは気づかれたのだと思います。
それは不安に思っても仕方がないですし、
怖く思ってしまうのも詮方無いと思います。

私からの提案は、仮面を取って、
生身で人との繋がりを作っていきましょうというものです。
繋がりを太くしっかりとしたものにしていきましょう。

「じゃあ、一体どうしたら良いの!?」となると思います。
方法は沢山ありますよ。

まず最初は
>今までいろんな人の支えを受けながら今日まで生きてきましたが、
こう感じているぽんさんの感性を信じること。
「支えを受けた」ということをぽんさんは知っているのです。

人は、体験したことでないと知覚できません。
雪を見たことがない南国の人に、
「雪とはこんなものだよ」と説明しても
想像できないのと同じです。

ですから、ぽんさんは孤独を感じつつも、
同時に支え…繋がりを感じていたことになります。
これすらも細くて頼りない繋がりに見えますが、
一本の糸は細くても、何本も何本も集めて撚り合わせて…
大きくて太い「絆」にしていきましょう。

人を信じるというのは、怖いものです。
全く怖くない人はほぼいません。
恐れを感じながらも、一歩一歩慎重に、
自分の本心と、相手の様子を見ながら近づいているのです。

人間関係は「自分」だけでも「相手」だけでも成り立ちません。
ですから、相手の様子を見ることができるぽんさんは
今度は「自分をしっかり見て表現する」ことができれば
スムーズな関係が築けると思いませんか?(*^_^*)

先ずは繋がりを作る練習に、カウンセリングを使ってください。
お電話、お待ちしておりますよ。

ぽんさんの生きづらさが解消され、
それどころか生きる歓びを体全体で味わえる日が
一日でも早く訪れるよう、心からお祈りいたしております。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。

この記事を書いたカウンセラー

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