べらさん はじめまして。近藤あきとしと申します。 今回はご相談をお寄せくださいまして、ありがとうございます。 どうぞよろしくお願いいたします。> 9年友達以上の間柄の方がいます。 > 同棲も両親への紹介もしたことがありますが、出会った当初色々と条件が重な ったこともあり、私自身も付き合うことはしないでも気持ちがあればよいと思っ ていました。 友達以上に近くに感じることの出来るお相手だったのですね。 どんな条件が重なってお付き合いにまで発展しなかったのかは知ることが出来ま せんが、べらさんにとって、とても大切な方だったんですね。 > とても根が優しく、でも普段は強い人を演じている繊細な人です。 > 私はこの人とでなければ幸せにはなれないし、なりたくない。 > この人とでなければ結婚しないで独り身でいると思っています。 > 私自身色々とがんばっているつもりではありますが、気付かないところが多く 、そんなつもりじゃないという事で、ものすごい相手を傷つけていることがよく あり、その為頻繁に喧嘩を繰り返していました。 大切に思えば思うほどに、なぜか相手を傷つけてしまうコトってありますよね。 それはどうしてかというと、おそらくべらさんと彼の心の境界線があいまいにな っていたのではないかと思うんです。そうなると普段べらさんが自分自身に対し てしているコトを、無意識的に彼に対しても出してしまっていたのではないかと 思います。 べらさんは彼と一緒に幸せになりたい、という気持ちから色々なコトを彼に与え てきたのだと思います。誰も傷つけたくて傷つける人はいませんよね。でも たまにキツイ言い方になってしまったり、べらさんの方の気持ちが先走ってしま い、目の前にいる彼のコトがよく見えてなかったのかもしれません。 > それがきっかけで、相手は別の方数人とお付き合いしましたが、初めは、私と 付き合ってはいないし、すごく傷つけてしまったし、相手はお付き合いしている 人と一緒にいても幸せではないと私に言っていたので、すごく辛かったですが、 もっとがんばれって言っていると思い、がんばってきました。 彼の言っているコトや行いが、べらさんにとっては、 「まだまだもっと出来るコトはたくさんあるでしょう!」 と言われているように感じてしまってのでしょうか? 頑張った上に更に頑張らないといけないと感じていたのでは、余程しんどかった のではありませんか? > でも、最近また別の方とお付き合いを始めました。 > 私は今までそっちが悪い!や、私の立場になってないからその辛さがどんなに 辛いかわからない!など言ったことなかったのですが、今回は我慢の限界に来た のか、今までの気持ちが爆発してしまい、相手を責め、そして、私は価値がない と何度も告げました。 > 最初は励まそうと優しくして接してくれたのですが、私が同じことを何度も繰 り返すのでもうやめてくれと言われました。 これまでべらさんの心の内側へ向かっていた我慢がついに、これ以上は無理!と 初めて外へ向かって一気に吹き出ていったのですね。おそらく感情のコントロー ルなんてとても出来ない状態ではなかったのではないかと思いますよ。 私には価値が無い、そう思うコトでしかべらさんの心はバランスがとれなかった んだと思います。そして彼の優しい態度もべらさんにとっては余計に心に荒波を 立てるコトになってしまったのでしょうね。 > そして、今まではずっと2人は大丈夫だと思っていたけど、この前の出来事があ まりにショックでそうじゃないのかもしれないと思った。 > それなのに振り向いてくれというのはおかしい!と言われ、大切に想ってもそ うさせてくれない、どんなに辛いかわかるかといわれました。 > 今のお相手と結婚を考えるといわれました。 > いつも喧嘩の後はひどい事を言われ、それは私に分かってほしいからわざと言 ってることを知っています。 > でも、がんばりたい気持ちと、でも何でこんなにがんばってるのにわかってく れないという気持ちが入り混り、すごく辛いです。 頑張りたい気持ちがあるのに頑張れない。 分かってほしいのに分かってもらうコトが出来ない。 もしかしたら、べらさんと彼はお互いに同じコトを感じているのかもしれません ね。好きなのにどうしてかそれが相手に上手く伝わっていない。だからもっと分 かってもらいたいから頑張るけど、今度はそれが過剰になりすぎてしまう。そん なスパイラルに嵌まっているのかもしれません。 > 今までどれほど我慢してきたか分かってるのかといいたくなる自分がいます。 > そんな風に思う自分が嫌です。 > もし私を最終的に選ばなくても、愛しているからこそ相手が幸せになれるなら それでいいと思う気持ちとの戦いです。 > どうしたら前向きにがんばれるのかアドバイスをいただけるとうれしいです。 わたしは今のべらさんにとって、とても大切なコトをべらさんの人生が問題を作 ってまで教えてくれている貴重な学びがあるのではないかと感じました。 人は自分を愛せる分だけ相手を愛することが出来ると言います。だとしたら、 「大切に扱うのは、まず自分から」 というコトを教えてくれているのではないかと思います。 べらさんは頑張るコトについては、もう一生分やったのではないですか? 今度は自分自身を大事にするコトを学んで、感じて頂けたらと思います。そして べらさんが自分自身を本当に愛せた時、人生という道に光が見えてくると思いま す。 今回はご相談ありがとうございました。 近藤あきとし |