男性との距離のとり方・接し方

男性との接し方についてご相談したいと思います。
緊張してしまってまともに顔を見ることもできず、手のひらも顔も汗だくになって
頭の中は真っ白、口調も早口になってしまい、おまけにへんなことを言ってしまっていつも後悔しています・・・

支配的で批判的な父親の存在や、近所の同い年の男の子に、ずっといじめられてきたこともあり、
男性＝こわいもの　という図式がすりこまれてしまっているのかな、とも考えたのですが
どうしたらそれをとりのぞけるのかもわかりません。

正直、男性がどんなふうにものを見て何を考えているのか、全くわかりません。なのでよけいに怖いのかもしれません。
頑張って、男性がたくさんいる場所へ出かけていくのですが、帰ってくるとどっと疲れてしまいます。
もっと、体の力を抜いて、気を楽に持って対応することはできないでしょうか。

どうか、アドバイスをお願いします。

頑張って男性がたくさんいる場所にいくなどして努力をされているのですね。
苦手なことを降伏されようとされている気持ちを持たれるのは、すばらしいものと思いま
すし、美しいものと思います。

緊張していますと、書いてくださったように、手のひらも顔も汗だくになったり、 頭の
中は真っ白になったり、口調も早口になったりしてしまいますよね。

変なことを言って、後で後悔すると書いていただいてますが、それだけ強く緊張している
んだと思います。
私自身、以前は人と話す時に緊張してしまい、頭が真っ白になったり、早口になったりし
たことがありましたので、私なりですが緊張した時のお気持ちはわかります。

緊張しないように意識をしていてもコントロールできない、緊張でお困りになっているん
だと思います。
潜在意識的な恐れが緊張を作っているように思います。

書いていただいたように、支配的で批判的な父親の存在や、近所の同い年の男の子にいじ
められてきた経験が、 潜在的に男性への恐れを作られたのではないかと思います。
そうすると、優しい男性の隣にいて、頭ではこの人は自分を支配しないし、批判しないし、
いじめる人ではないと分かっていても、緊張してしまうんですよね。

潜在意識の中では、支配的で批判的な父親とのストーリーや、男の子にいじめられてきた
ストーリーが心のスクリーンに上映され続けているようなものなので、頭で分かっていて
も緊張してしまうんですね。

父親との関係や、同い年との男の子との関係で嫌な目にあって怖がっている少女時代のき
くさんが、大人のきくさんの心の中に住んでいるんだと思います。
心の中のスクリーンに上映されている、男性＝こわいものの基になったストーリーを止め
る為に、この女の子を安心させてあげることがいると思います。

心の中の女の子と会話をしていき、この子がもう怖がらなくていいように、恐い思いを受
け止めてあげたり、やさしい言葉をかけてあげたりしていくなどして、心の中に住む女の
子を緊張から解放していってあげていかれるといいと思います。

心の中に住む女の子が父親とのことや、同い年の男の子とのことから解放されますと、き
くさんの緊張も徐々に緩和されていき、やがて緊張しなくなっていくかと思います。

また、男性からきくさんの価値を見てもらったり、男性から褒めてもらったり（認めても
らう、承認される）する体験を、たくさんされると緊張からの解放に役立っていくと思い
ます。

比較的に緊張しない男性がいれば、その方に「私の良いところを教えて？」などと聞いて
みるといいと思いますし、カウンセリングも、価値を見てもらったり、認めてもらったり
する体験をする一環として利用してもらえればと思います。

緊張から解放されて楽になっていけるよう祈っています。
応援していますね。

今回はご相談ありがとうございました。
失礼いたします。