予感に苦しむ

相談者名
さくら みどり
特に恋愛に対して根拠のない予感に苦しんでいます。
なぜかそれに従い失敗して苦しむパターンを繰り返しています。
たとえば、バレンタインの日に渡さない用がいい予感してしてそれに従うとか。
逆にタイミングが明らかに悪いときになぜか行った方がいい予感してそうして失敗するとか。
勝手にある人とうまくいく予感がして、それを勝手に信じてしまい、その間は、それ以外の人がきたらいやな予感がして全部拒否するとか。
そして後で冷静に考えるとなぜそうしたか分からず自分ですごく後悔すると。原因が分かりません
カウンセラー
伊藤昌代
さくら みどりさん、はじめまして。
お返事させていただきます伊藤です。
よろしくお願いしますね。

みどりさんは、特に恋愛に対しての予感に苦しんでいらっしゃるのですね。

> そして後で冷静に考えるとなぜそうしたか分からず自分ですごく後悔する
けれども、「予感」がすると信じてしまい、結果は、不満足であったり失敗したりす
るのですね。

みどりさんが書いてくださったタイミングの例を読んで、私は、
明らかにわかることなのに予感に従ってしまう時、
みどりさんの心境ってどんなものだろう?
と思いました。
これは私の直感ですが、何か、切羽詰まった感じがあったように感じます。

恋愛って、相手がいてこそ、成り立つものでしょう。。
けれどこの例では、みどりさんの行動は、結果として、
相手の人を「無視」する行為になってしまってますよね。
(決して、みどりさんのことを非難しているのではないのですよ。)

けれどももし、「行った方がいい予感」というのが例えば、
『今が、行ける最後のチャンスだ』とか、
『あの人だけが(あの人なら)、(私のことを)わかってくれる/助けてくれる/愛してく
れる』
と感じられたのだとしたら、例え最悪のタイミングであっても、
行ってしまったのも、仕方がないかもしれませんよね。

…ただ、今のままでは、みどりさんは、「恋愛=幸せ」というよりも、

「恋愛=原因不明の予感に邪魔される難しいもの」

と感じられるのではないでしょうか。

私たちの心は、顕在意識、潜在意識、無意識という3つの層からなっています。
日ごろ、自分自身でわかる“意識していること”(顕在意識と言います。)は、
心全体のたった4%で、残りの96%は潜在意識や無意識です。
「わかっているのに出来ない」という、意識と行動に差が出る問題がある場合、
顕在意識と潜在意識・無意識が食い違っていることが考えられます。。

みどりさんの予感の苦しみというのは、
「予感に振り回されている感じ」や、
「予感がすると、そのとおりするしかない=従うしかない感じ」ですよね。
…きっと、みどりさんは、バレンタインが近づいてきてチョコレート売り場の前を
歩いたりすると、気になる人のことを考えて、「チョコをあげようかな」と思う
のでしょう?
よく見たり、聞いたり、考えたりすると「今はタイミングがよくないな」って
思うのでしょう?
よく分かっているにも関わらず、“予感がして”、思いとは「逆」のことを
してしまうとしたら、
もしかすると、みどりさんが自覚していない部分の何%かの心が、
「恋愛をしたくない」
と思っているのかもしれません。

潜在意識・無意識に触れて原因を見つける為に、こんな質問をさせてください。

「もし、みどりさんが恋愛を『したくない』としたら何故でしょうか?」

…どんな理由が出てくるでしょうか?

また、自分の考えや思いとは逆の予感に従ってしまう時や、うまくいく予感を信じて
その人だけを見ている時、みどりさんは何を感じていらっしゃいますか?

相手に対する愛情でしょうか。
うまくいった時の「二人」の幸せでしょうか。

それとも、

相手から愛される喜びや安心でしょうか。
仕事等の「現状が変わるだろう」とか、「救われる」などの期待でしょうか。

前半の二つと後半の二つが、よい/悪いではないのですが、後半の二つだけだと、
もしかすると相手の人のことを「思いやる」のが困難になるかもしれません。
思いやることが出来ないと、恋愛が成立するのも難しくなるかもしれません。。

けれど、恋愛を難しくしている理由となる自分自身の考え方やルールなどが出て
きたら、それらを見直していくことで、みどりさんの恋愛パターンを変えていくこと
は可能ですよ。

一度、予感がする時(した時)に、ご自身がどんなことを感じている(いた)のか、
じっくりと見つめ直す時間を持ってみませんか。
お一人では難しいようでしたら、初回無料やボランティアの電話カウンセリングもあ
りますので使ってみてくださいね。お手伝いさせていただけるかと思います。

何か参考になれば幸いです。

伊藤昌代

この記事を書いたカウンセラー

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