大好き！

でも大好きでした。大切でした。彼を手放そうと思いました。
なかなか手放せなくて、何度も辛い思いをしました。
職場で私がミスをして、彼から嫌われた（多分）こともありました。
頑張って頑張って頑張って少しずつ手放していき、今は完全に手放すことができました。

大好きだけど、大切だから遠いところから彼の幸せを願おうと思いました。何か私にできることがあるときにはしてました。彼には何も求めませんでした。

最近、彼が優しいというか、かまってくれます。
嬉しくて嬉しくて嬉しくて、苦しかったことや辛かったことが思い出されて、報われた気がして涙が出てきました。

でも、同時に戸惑ってしまいました。
手放しているので、嬉しく喜んでいる自分を客観的に見ている自分もいました。
彼は特に意識せずに手をつかんだのかもしれません。でも、誰でも大切な人に手をつかまれて、微笑まれたら動揺するだろうと思い、私が動揺していることも自然なことなのかなと思いました。

彼とは自然に接していきたいと思っています。私は彼が大切なので彼が幸せならそれが一番です。今すぐ関係をはっきりさせたいとは思っていません。いつか彼が本当に私を大好きになってくれたら、その時そばにいられたらいいなと思います。彼が他の人を好きになったなら、その人と幸せになってくれれば、それでもかまいません。

でも、動揺している自分もいます。つい彼の気持ちが気になってしまいます。

今とても幸せで、でも幸せにあまりなれていないので、不安もあります。

心のバランスのとり方を教えて下さい。

本当にとても、彼のことが大好きなんですね。
彼はすごく魅力的な人なのでしょう。
だからさらさんにとって、彼から終わりを告げられた時はとても辛かったのだと
思います。

手放すということは、とても難しいことです。
大好きだという思いが強い度合いだけ、そのプロセスは難しくなっていくもので
すから。

うまく手放せず失敗してしまっても、それは不思議なことではありませんよね。

かつてさらさんが辛い思いをしたこと、それは時折思い出され、痛みを感じてし
まうかもしれないけれど、時が経つにつれやさしさへと変わり、さらさんの深み
を増してくれることでしょう。

こだわりに対して向き合い、手放すことを意識したからこそ、最近の彼が優しく
なってきたんですよね。
そういう状態に行くことはなかなか難しいものですから、さらさんはとても頑張
られたのだと思います。そして次のステップがやってきているようです。

動揺するのは、自然なことだと思います。手放そうとしているものが自分の所に
やってくるような、そんな感覚かもしれません。

そのことにさらさんは今、とても幸せを感じているんですよね。
それは、その通りだと思います。

今の状態で僕から言えることは、

> 私は彼が大切なので彼が幸せならそれが一番です。

この部分にあるさらさんの気持ちを深く見ていくことが、心のバランスをとるた
めに大切なことなんじゃないかな、ということです。

自分より相手を優先させること、それはとても素晴らしいことです。
ただここに、彼が幸せで「いてくれないと」私は幸せになれない、という思いが
仮にあるとするならば、それはとても苦しくなってしまうでしょう。
なぜなら、彼によってさらさんの幸せが左右されてしまうからです。

彼としてはさらさん、あなたにどうあってほしいと願うでしょうか。
きっとさらさんと同じように、あなたに幸せになってほしいと思っているのでは
ないでしょうか。

さらに深く手放すことができた時、さらさんの中に新しい目標や方向性が現れる
はずです。
そして、それらに対して充実感をもって歩みだした時、彼との関係性に大きな変
化が現れると思います。

今はただ、その幸せを感じ続けていてもいい時期なのかもしれません。
でもいつか、あなた自身の新しい目標や方向性を模索していく必要があるという
ことを、心にしまっておいてくださいね。

ありがとうございました。