異性の前で赤面するのが怖いです。

相談者名
アルグ
初めまして、こんにちは。私は20代の女性です。私の悩みを聞いて下さい。私は発表などで緊張するとすぐに顔が赤くなってしまいます。もともと内気な性格なので、心の中で思っていることが顔に出やすいのかなとも思います。でも今一番悩んでいるのは、異性を前にすると顔が赤くなってしまうことです。もちろん緊張しているからなのですが、その姿を他人や当人に見られると私のがその人のことを好きなんじゃないか・・・と誤解されてしまうことがあるからです。誤解じゃないときもあるのですが、とても恥ずかしいです。私はもともと異性と接するのが苦手で異性の友達が一人もいません。中学時代異性に嫌われていたこともあり、苦手だなって思うようになりました。高校時代もそんな感じだったのですが、ある日ある男の人にやさしくされてからその人を意識するようになってしまい、それからその人が教室にいるだけど赤面するようになりました。近くにいるとさらに赤くなり、周りに人や当人に誤解されたりもしました。自意識過剰などといわれたりしてとてもつらかったです。今年から会社員になったのですが、やっぱりある異性が近くにいるだけでとても緊張し顔が赤くなり、先輩や当人などにも誤解されていないな・・・と心配しています。その異性はかっこいいのですが、男性として好きという感じではありません。毎日その人が近くにくることを恐れています。異性と普通に接することができるようになりたいです。どうすればいいでしょうか。まとまらない文章ですみません!
カウンセラー
高橋大
アルグさん、初めまして。高橋 大と申します。
ご相談ありがとうございます。

> 初めまして、こんにちは。私は20代の女性です。私の悩みを聞いて下さい。
> 私は発表などで緊張するとすぐに顔が赤くなってしまいます。もともと内気な
> 性格なので、心の中で思っていることが顔に出やすいのかなとも思います。
> でも今一番悩んでいるのは、異性を前にすると顔が赤くなってしまうことです。
> もちろん緊張しているからなのですが、その姿を他人や当人に見られると私の
> がその人のことを好きなんじゃないか・・・と誤解されてしまうことがあるか
> らです。誤解じゃないときもあるのですが、とても恥ずかしいです。

アルグさんはとても純粋な方なんですね。純粋だからこそ、恥ずかしくなってし
まうのだと思います。そして、自分の顔が赤くなってしまうことがわかってしま
うことも大変ですよね。わからなかったら悩みになることも無いですから。緊張
しているという心の状態と、顔が赤くなるという体の反応が連動してしまっても
おかしくないと思います。

> 私はもともと異性と接するのが苦手で異性の友達が一人もいません。中学時代
> 異性に嫌われていたこともあり、苦手だなって思うようになりました。高校時
> 代もそんな感じだったのですが、ある日ある男の人にやさしくされてからその
> 人を意識するようになってしまい、それからその人が教室にいるだけど赤面す
> るようになりました。近くにいるとさらに赤くなり、周りに人や当人に誤解さ
> れたりもしました。自意識過剰などといわれたりしてとてもつらかったです。

異性に苦手意識を持っていた時代から、いきなりその異性の一人にやさしくされ
たのですね。それはアルグさんにとって振り子が逆に振れてしまったような体験
だったのかもしれません。そんなショッキングな出来事があったら、その人を意
識してしまっても不思議ではないと思います。

自意識過剰などと言われたら、それはとてもつらかったことでしょう。
でもアルグさんにとって、意識せずにはいられなかったほどショッキングな出来
事だったのではないでしょうか。赤くなって意識してしまっても仕方がなかった
んですよね。少なくとも僕はそう思いますよ。

> 今年から会社員になったのですが、やっぱりある異性が近くにいるだけでとて
> も緊張し顔が赤くなり、先輩や当人などにも誤解されていないな・・・と心配
> しています。その異性はかっこいいのですが、男性として好きという感じでは
> ありません。毎日その人が近くにくることを恐れています。異性と普通に接す
> ることができるようになりたいです。どうすればいいでしょうか。まとまらな
> い文章ですみません!

過去の出来事のようにはなりたくないな、という思いがさらにアルグさんを緊張
させてしまっているのかもしれませんね。その状況を早く終わらせられたらいい
ですよね。

僕が提案できることは2つあります。
それぞれは、体からのアプローチと、心からのアプローチなのですが。

1つめは、日常生活レベルでできることです。
体という側面からこの問題を見た時に問題なのは、「無意識に」顔が赤くなって
しまうことではないでしょうか。つまり、顔を赤くすることを自分の意識下に置
く事ができれば、自分の意思で顔が赤くなる状況を抑えられるはずじゃないか、
と。

ということで、部屋に一人でいる時などに自分の意思で顔を赤くする練習をして
みてはどうでしょう?自分で意識的にコントロールできるように練習してみるん
です。
もしもそれがうまくできるようになったら、異性が近づいて顔が赤くなりそうに
なっても、赤くならないという選択肢を意識的に選ぶことができるようになると
思います。
これは僕のただの思いつきではなく、「逆行練習による悪癖解除法」と言われる
ちゃんとした方法でもあります。

2つめは、緊張を無くすという心へのアプローチです。
例えば人は、レモンや梅干を想像すると唾が出てきてしまいますよね。それは体
が酸っぱさを連想するからです。
アルグさんの場合、異性と接すると緊張してしまいますよね。それは異性を意識
した時に緊張が連想されてしまうからです。あの振り子が逆に振れてしまうかの
ようなショッキングな出来事に由来して。

面談カウンセリングでは、セラピーを通してその出来事の捉え方を変えることが
できます。また、緊張ではなくリラックスに連想をつなげられれば、アルグさん
にとってよりよい人間関係を育むきっかけとすることもできると思います。

ぜひともうまくカウンセリングを使ってみてくださいね。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己イメージの変革・男女関係・人生の目的 を探す、などの分野を得意とする。 心の力学をわかりやすく説明する理性的な側面と、多くの臨床経験を通して培った直感的な把握能力をもってするカウンセリングに定評がある。 長期的な支持を受けることも多く、長い目で見守るスタンスを重視している。