まだ1度も付き合ったことがありません。

相談者名
タケシ
29歳の会社員です。よろしくお願いします。

小学校から高校時代までいじめに遭ったせいか、周りの男性、女性に嫌われ、または行
動をウワサして広められ、人間恐怖症にかかりました。そのため好きな女性に告白しよ
うと思っても言えないし、逆に近づいたら逃げられる、といった有様で孤立してばかり
でした。声が大きかったり早口になったりしていたり、幼稚園の終わり頃に大都市から
地方小都市へ引越ししてから変わっている人間だ、と思われたのが原因かもしれません

大学に入り男友達はできるようにはなりましたが、4年の時に同じように女性に逃げら
れてから女性&恋愛恐怖症に陥り、「自分なんて好きになってくれない、誰も理解なん
かしてくれない、誰とも付き合いたくない」という、強力な出来事にありました。それ
以来「たった一人でいいから、好きと言って欲しい、認めてほしい」と思うようになり
ました。[類は友を呼ぶ」とは言いますが、お互いを理解するのには近道ではないので
しょうか。

その後就職してさらに職場が変わった関係もあり、本格的に恋愛したいと思ったのは1
昨年9月です。相手は同じ職場の8歳下の方です。彼女が退職する時に告白しましたがダ
メでした。それでも今までひどい扱いをされていたのにその女性は「気持ちはすごくう
れしいんです。けど・・・ごめんなさい」と丁重に言ってくれました。たった一言かも
しれませんが、救われた言葉です。「自分の恋愛人生は、彼女に振られた1度だけだ」
と言い聞かせました。ただ、いかんせん多勢に無勢、応援してくれる人間はわずかで大半はあしらう仲間がほとんどで、真剣に相談できる相手は少なかったのです。

そうこうして、恋愛したくても自分が好きになった人には彼氏がいるのがせいぜいオチで出会いはないと思い、出会い系サイトに登録しました。
希望は「今まで恋愛したことがない、趣味(旅行)が同じ、境遇が似ている」人と付き合いたいとの思いは変わりません。しかし、その反面の不安もあります。それは次の4点です。

1、趣味が旅行であるが、鉄道も好きである=女性には理解されにくく、逆に「オタク」っぽいと思われるので相手には話しにくい。
2、恋愛経験の無さを見抜かれ、対等な立場での恋愛対象としてみてもらえない。現に出会い系サイトで1度出会った方に指摘され、「対等じゃない」と言われたことがある。
3、アドバイスで「ありのままの自分」で気持ちを伝える。と言われたものの、そうすると、声の大きさなどを直そうとしても直らない。感情のコントロールが難しい。
4、「映画やクラシック音楽、おしゃれの本を読まないと恋人は出来ない」とアドバイスされたが、映画などを見ようという気が起こらない。おしゃれにしても俗に言う「カッコよさ」が出ない。

どうしても付き合ったことがない、ということを終わりにしたいと思う気持ちで焦る一方です。「焦るな」とアドバイスされても周りの人間に恋人がどんどんできるのに自分は取り残される一方でつらく、時々泣きそうになっても理性で涙を抑える感じです(心療内科で薬を処方してもらいました)。
このような私にアドバイスをお願いします。

カウンセラー
向井康浩
タケシさん、初めまして。
向井康浩と申します。
お待たせしました。よろしくお願いします。

タケシさんは、女性に好意を持ってもらおうして、すごくがんばられた方だと思います。
本を読んだり、ありのままの気持ちを伝えようとされたり、いろんな努力をされたんですね。

にもかかわらず、好きになった女性に理解してもらえなかったり、、、とても悲しい気持ちを感じられたのではないでしょうか?

自分を受けとめてもらえたり、わかってもらえた、と思う時に、我々はその人に対して親近感を感じます。

> 「気持ちはすごくうれしいんです。けど・・・ごめんなさい」と丁重に言ってくれました。たった一言かもしれませんが、救われた言葉です。

何か、このよろこびを感じた時に、御自身の中で、知らず知らずお持ちになってたこだわりが溶け始めたのかもしれません。

もし、そのこだわりがあるとすれば、それは何でしょう?

そのこだわりを持つきっかけとなった方への不信感のような気がしないでもないのです。

幼少の頃、引越しを経験され、環境が変わり、不安になっても、それを素直に出せば嫌われるような怖れを感じて、遠慮したのかもしれませんね。

御自身が感じた感情を素直に出すのは、確かに勇気がいることです。出す事で傷つきたくないものです。そして、傷ついたら、まるで表に出られない、人目をはばかるような存在のように思うものです。でも、その感情を御自身で感じなくしようとした分だけ、焦られたんじゃないでしょうか?それが、女性とのかかわりの中にも反映されたのかもしれません。そして、女性以外の方に対しても。

今回の御相談は、お子様時代のころにヒントがあるように思われます。そのヒントを見つけるために、カウンセリングを利用されるのも1つの手だと思います。

今回は、御相談ありがとうございます。

この記事を書いたカウンセラー

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退会しました。