祐子さん、こんにちは。はじめまして、田中三知代と申します。
このたびは、勇気を出してご相談くださいまして、ありがとうございます。
裕子さんのご相談を見せていただいて、たくさんの葛藤やそうしてやりきれない思いや、
悲しみ、怒り、わかってほしい気持ち、焦りやイラダチなど
苦しくてどうしようも無いくらい、色んな感情が、たくさん出てきてしまって
すごくしんどい状況にいらっしゃるのではないか？と、感じていました。> 10年以上、公私共パートナーとしてやって来た彼とは不倫の間柄です。
> ただ、形ではなくお互いに他の人にはさらけ出せない素をすんなりと出せて色んな山を越えて来ました。
> 彼が起業した事もあり他の人には無い連帯感というか同志的な感覚も持ち合わせてやって来ました。 １０年という長い年月の間、本当に頑張ってこられたんだろうな、と思います。
家族がいらっしゃる方を好きになると言うのは、ただそれだけでも
すごく、辛くて寂しくて悲しい想いを超えていくこととなると思うのですが
それを超えて、パートナーの方とつくり上げてこられた信頼関係やつながりは
とっても大きいものだったのでしょうね？
それを超えて、彼の役にたって行きたい、一緒に彼の夢をサポートしていきたい
一緒に何かを創って行きたいと、懸命に取り組んでこられたのではないでしょうか？
一言で「起業」と言っても、並大抵のことではないと思います。
本当に、彼の苦しい時期もつらい時期も、一緒に助け合って乗り越えてきたからこそ
他の人には無い連帯感や同志としての、つながりを持っておられるお2人なのだと感じます。
それだけ、裕子さんにとって、彼は大切な方だったのだと思います。 > ですがここに来て彼が他の女性と接点をもつようになり、その手の問題に免疫のなかった私は戸惑いました。
> そしてそこから疑心の日々。
> 彼の行動を探り色んな妄想を広げ楽しかった日々が一転して争いの日々と変化しました。
> 揉めるだけの会話にお互いが疲れ関係を清算しようという話しも出ています。 そうして、深い信頼感で結ばれていると信じきっていた分だけ
彼が他の方との接点をもたれていると解ったときには、
祐子さんの驚きや戸惑いや、そうして許せない裏切られたような感覚は、
とても痛い感情だったのではないでしょうか？ > でも仕事も一緒なので仕事の会話を普通にしていると何となく食事に言ったり映画を見に行ったりプライベートも普通の感じに戻ってしまうのです。
> 私は彼と培って来た年数をとても大事にしたいし彼への愛情もあるので自分がとってきた今までの疑心に溢れた嫌味な言動を慎み、とにかく笑顔の時間を増やしてみようと思って今に至ります。 痛くて苦しい想いをたくさん抱えながらも、
彼に笑顔を送ろうと努力をしてこられたんですね。 本当に裕子さんはやさしい方なんだなと感じました。
また、彼を思う気持ちが痛いほど伝わってきました
また、反対に、ここまでしたのに、わかってもらえないという
裕子さんの悲しさも、自分の気持ちを出すことが出来ないくやしい気持ちも
あるのではないでしょうか？ > 線引きの話しは保留状態です。
> でも彼は私が気付いていないと思っていますが並行して他の女性とも会っています。
> 全く知らん顔を貫いていますが相手も既婚者なので生真面目で堅物の彼がどうしてそういうリスクの高い人と時間を共有するのかが理解でないのです。 裕子さんにとっても、知らない顔を続けながら送られる毎日は
とても苦しいものがおありなのではないでしょうか？
また、これは、ひとつの見方として捕らえていただきたいのですが
既婚者の方をお相手に選ぶということは、あまりこちらの状況に踏み込んではこないのではないか？
と言う、彼の防衛する気持ちがあるように感じるのですが、いかがでしょう？ > その人の事は関係なしにしてとりあえずは私と彼との問題を解決しなければ～と思う反面、揉める事の原因となった彼の嘘をいまだにつき続けないといけないとわかりながらも他の人と会う事をする彼に対しての根本的な
信用ができないのです。
> その女性と今後どうするつもりなのか尋ねる術もなく私と平気な顔をして会っている彼がわからないのです。
>
> プライドの高い彼が配偶者のいる女性と～というのが私の知り得る彼ではないのです。
> 信用したいと思う気持ちにこういう事実が強く歯止めをかけてしまうのです。
> とても苦しいです。
> とてもとてもつらい状況ですよね？
いったいどうすればいいのか、どこへ向かっていけばいいのか・・・
自分でもどうしたいのかが、良くわからないようになっていらっしゃるのではないかと感じます。 ご相談を見せていただいていると、彼にとっても裕子さんというのは
かけがえの無い存在であることは、間違いがないのだろうと思います。
お仕事の面でも、本当に裕子さんに任せて頼りにして、進めてこられたのだろうと思います
お仕事のパートナーと言う意味でも、裕子さんの存在は無くてはならない存在に
なっていらっしゃるのではないでしょうか？
人間の心の中には「女性性」と「男性性」と言う部分があります
これは、男性にも女性にも、お互いが持っているものなのですが
一般的にお仕事をするというのは「男性性」と言う部分を使って、お仕事を進めていくこととなります。
合理的に、無駄を省いて、効率的に、数字を挙げていき結果を出すと言う状態になりがちだと思うのですが
いかがでしょうか？ 男女でお仕事をする場合、どうしても、お互いが男性性の部分を使いますので
恋人同士としての関係よりも、戦友のようなかかわりになりがちだと言われます
女性らしい、やさしさや・やわらかさ・ふんわりした感じやのんびりとゆったりした感じ
やわらかく包み込み、育てていくこと、慈しむこと、無駄を楽しむユトリなどなど
そういったものが、お互いの中に入り込む隙間が無くなってきたのかも？しれませんね。 こういう「女性性」といわれるユトリや余裕というものは、男性よりも女性のほうが得意分野となりますので
裕子さんの中に、こういった女性性を育てていく、いい機会なのかも？しれませんね。
ビジネスの上でも、こうした男性性と女性性のバランスをうまく取ることが出来れば
まずます、発展をしていくとも言われています。
もしかすると、これは、裕子さんと彼にとって、
これから先の新しい関係性を作りだすチャンスなのかもしれませんね。 ただ、こういうユトリを持ちたいと考えても
自分の中に、抑え込んだ感情がたくさんある中では、なかなかうまくいきません。
ですから、まずは、裕子さんの中に「空間」を創っていくことが大切になってきます。
新しいいいものが入ってくる空間を作っていただきたいと思います。 ご自身に休息をプレゼントしてあげてくださいね。
ご褒美として、ゆったりとどこかでくつろぐ時間を持ってもいいかもしれませんね。 でも、まずは、ご自信の感情を吐き出すというのが最優先かもしれません。
彼との関係性の中で、抑え込んで中々出すことが出来なくなってしまっている感情を
出していくことになります。
その有効な手段として、誰かに話をして聞いてもらうのがとても有効になります。
ご自身の中にある、抑圧した感情を出し切って、そうして彼との関係をこの先どうして行くのか？
一緒に考えるお手伝いをさせていただけたら、とても嬉しいと思います。
よろしければ、お電話お待ちしておりますね。 苦しさを乗り越えた先には、必ず幸せが待っているといわれます。
一人で抱えきれないときは、誰かに助けを求めてくださいね。 | 
