恋愛と自分の不安定について

相談者名
ルナ
初めまして。相談宜しくお願い致します。

私は今自分の不安定な事について悩んでおります。
最近、付き合う前から私を支えていてくれた彼とお別れしました。

私が辛い時、不安定な時すぐ飛んできてくれたり話を聞いてくれたり本当に大事にしてもらいました。いつも一緒に居て私にとってかけがえのない人でした。
同棲する話が進んでいた矢先、私の不安定が爆発した時に包丁を持って家を飛び出してしまい彼がその事が頭から離れない、もう無理と言う結果になってしまいました。

その後も何度も話をして最後には彼が追い詰めてしまった。本当に疲れさせてしまい連絡もしたくないと言う状態になりました。
私は今でもどうしても離れたくないと執着してしまっています。彼とまた一緒に笑いたいです。
会社には行けていますがとても辛く毎日、自殺の事ばかり考えています。
以前にも恋人がらみの事がある度に辛くなると睡眠導入剤を大量服用してしまっています。

私は現在、母のみが家族です。
小さい頃から孤独の気持ちを持っていました。今も孤独を感じます。
以前は、やりたい事にはどんどん挑戦して友達にも沢山会い楽しめて孤独も忘れる日々でした。現在はやりたい事もなく友人と会っていても、何をしていても全く楽しくありません。本当に独りだと思うばかりです。そんな時、母に連絡をすると少し落ちつきます。母とは以前は仲が悪かったのですが今は何でも話し合えます。

こんな自分から変わりたいと強く願っています。色々挑戦するものの気持ちが沈むと家にこもってしまいます。彼が頭から離れない他の事に気がむけられません。今は資格の勉強に挑戦していますが諦めてしまいそうな気持ちにもなります。

毎日辛い、だけど素敵な自分に変わり私の昔からの夢である幸せな結婚、家族を持ちたい。どうしても諦められない夢です。だから本当に死にたいと思えないんだと思います。

なにかきっかけが欲しいと思いこちらに書かせて頂きました。
相談と言うより今思っている事だけを書いてしまいましたがどうしたら良いか私もわからない状態でアドバイス頂ければ幸いです。

カウンセラー
五十嵐かおる
ルナさん、初めまして。ご相談ありがとうございます。
担当させていただく五十嵐かおると申します。どうぞよろしくお願いします。

思っていることを書いていただくだけでも十分なんですよ。今のそのままの気持ちがスッと文章にのってきます。
辛くてもなにか光を見つけようとして相談してくださったルナさんにとって、何かきっかけになれればと思いながらお話しさせていただきますね。

> 毎日辛い、だけど素敵な自分に変わり私の昔からの夢である幸せな結婚、家族を持ちたい。どうしても諦められない夢です。だから本当に死にたいと思えないんだと思います。

素敵な夢をお持ちなんですね。その夢のおかげでルナさんは今までも自分で自分を励ますことができたのでしょうね。その夢のイメージ、ルナさんの中でどんな光景が浮かんでいるのでしょうか。どんなパートナーと結婚したいですか。結婚式はどんな光景が浮かびますか。幸せな結婚とはどんな生活でしょうか、家族は何人くらいがいいですか。できるだけ具体的にイメージしてみてくださいね。はっきりと浮かぶほど現実になりやすくなるし、自分の進みたい方向や考え方がブレにくくなりますよ。

> 同棲する話が進んでいた矢先、私の不安定が爆発した時に包丁を持って家を飛び出してしまい彼がその事が頭から離れない、もう無理と言う結果になってしまいました。

彼と同棲するのは悲しいことではありませんよね。そんな時にどうして不安定が爆発してしまったのでしょう。
もしかしたら、ルナさんにとって幸せになることが少し「怖い」のかもしれませんね。人って「幸せになりたい」と思いながら、なぜか幸せを「怖い」と感じることがあるんです。その裏には幸せになったら「失ってしまうかもしれない」「次は悪いことが起こるかもしれない」「自分だけ幸せになっては申し訳ない」という無意識の恐れが隠れています。簡単に自覚するのは難しいかもしれませんが、心当たりがあったらカウンセラーに相談してみてくださいね。また、その無意識の恐れを超えやすくするのが、その先の幸せな具体的なイメージでもあるんですよ。

大切な彼とお別れしてとっても辛い時。普段感じている孤独がより強くなって本当に一人ではしんどいと思います。できるなら、彼とやり直したい、側にいてほしいですよね。
ただ、いま強引に彼を追いかけてしまうと、彼はびっくりして逃げてしまうかもしれません。
彼も少し興奮状態にいると思います。ルナさんにとって大切な彼がいま望んでいるのは「距離がほしい」ということ。どうか彼のためだと思って少しの間冷却期間をおいてあげませんか。辛いけど、将来2人で笑うための時間だと思えばルナさんも頑張れそうな気がしませんか。

そしてその間、資格の勉強もいいかもしれませんがもう少し自分の感情を大切に扱ってほしいと思います。
苦しい中、さらに自分にムチをうって勉強することを強いるのではなくて、その心をケアするように「自分が楽しいと思えること」を探してみてほしいんです。今まで色々挑戦してきた中で、楽しく感じられることはありましたか。それとも「やらなくては」と思うことが多かったのでしょうか。楽しいことなら「やりたい」と思えて自然に始められます。もちろんちゃんとやりとおさなくてもいいんですよ。ルナさんが「楽しい」を感じる時間が多い分だけ、表情も明るくなって他のこともやる気になったり、お友達との会話も弾んできます。そんなルナさんなら、心に余裕を持って彼と向き合えると思いませんか。

最後に、孤独は忘れようとしなくても「つながれる人がいる」ことに気づくだけで十分ラクになるきっかけになります。お母様と心ゆくまではなすのもいいですし、よければ私達カウンセラーにも話してみてくださいね。ルナさんのこと、心からサポートしたいと思います。
どうか一人で悩まないでくださいね。今回、こうして書いてくださってありがとうございました。

ルナさんの心が少しでも軽くなるよう、心から祈ってます。

五十嵐 かおる

この記事を書いたカウンセラー

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