ペリカンさん こんにちは、はじめまして。 今回担当させて頂きます、吉村ひろえと申します。 どうぞ、よろしくお願いします。 奥様とお子様が家を出られて、1か月半とのこと。 奥様とお子様がどこで生活されているかもわからず、会うこともままならない今の状況は、ペリカンさんにとって心配や寂しさが募る毎日ではないでしょうか。 また、 「あの時、なぜ、察してあげることが出来なかったのか?」 「なぜ、もっとキチンと話を聞いてあげなかったのか?」 など、後悔やご自身をたくさん責めておられるようですね。 奥様は奥様で、お義母さまやお義姉さまとの同居で我慢や不自由に感じることがたくさんおありだったようですが、それはペリカンさんも同じだったのではないでしょうか? ペリカンさんにとっては、実母であり実姉であるわけですから、どちらかのカタを持つわけにも行かず気苦労も多かったことと思います。 人は、何か問題にぶつかった時、まるで全て自分が至らず全て自分が悪いかのように感じてしまいます。 無力感や罪悪感を抱え込んでしまいがちですが、どうかご自身を責めないでくださいね。 さて、ペリカンさんはこれまでのご自身を省みられたり、家を出て行かれた奥様にお手紙を書かれたりと、奥様との修復に向けて色々と働きかけていらっしゃるのですね。 けれど、奥様から返ってくる言葉は 「離婚するしかない」 「あなたは人の気持ちをうわべだけでしか感じることができない」 「私のことが本当に好きなら、最後の別れたいという希望を叶えてほしい」 これは辛いですよね。 取り付く島もないという感じでしょうか。 ペリカンさんは 『家内の気持ちを前向きにさせ、元通りの仲の良い夫婦と子供の3人の関係に戻れる』 ことを願い、 『私にはそれが一番の円満解決』 と、思っておられるのですね。 しかし、ペリカンさんも書いてくださっているように、 ”ペリカンさんには” 元に戻ることが一番の解決であって ”奥様にとって” は、少なくとも現時点では 『離婚する』 ことが、唯一の解決法だと感じておられるようです。 厳しいことを言うようですが、ペリカンさんの望む『元通りの関係』とは、奥様にとって”前向き”ではなく寧ろ、後戻りさせられる感覚になってしまい、逆効果となります。 このような時は、一旦奥様を手放してあげることが大切です。 だからと言って、今すぐに離婚を受け入れましょう、ということではありません。 お子様もいらっしゃいますし、なにより心情的に離婚することは、今のペリカンさんにとって納得のいくものではないと思います。 ここで言う手放しとは、ペリカンさんがしがみついている 『元通りの関係が一番の解決法』という思いから自由になるということです。 > そのために私が変わることでそれが叶うなら、 > 何の苦労も厭わない覚悟でいます。 奥様の気持ちを、「前向きにさせることなく」そして「元通りの関係に戻ることを望まない」ことこそが、奥様にとってのペリカンさんの一番の変化となります。 このペリカンさんの変化に奥様が気づいた時に「もう一度ペリカンさんとやり直そうか?」と、考え直すきっかけになり得ます。 ペリカンさんはとても、責任感が強くご家族を大事にされる優しい方だと思います。 今は、色々考えてしまって不安や孤独を感じられているかと思いますが、私たちは元々自分自身を信じる強さを持っています。 その内なる強さにペリカンさん自身が気づいた時に、今のしんどい状況は必ず乗り越えられます。 よければ、カウンセリングをご利用ください。 ひとりで頑張るより、カウンセラーを頼って頂いた方が早く乗り越えられるかと思います。 ペリカンさんと、ペリカンさんのご家族皆様が幸せに過ごされることを願っています。 ご相談ありがとうございました。 |