戻ってきた夫との子供が欲しいのかどうか・・・

相談者名
わか
はじめまして。どうぞ宜しくお願い致します。
私は33歳、主人は39歳、7年前に一度結婚し、その3年後に離婚(主人の愛情が感じられず、私から申し出ました)。
その半年後、やり直したいと言って反省してくれた主人と再婚しました。
再婚後は子供を作ろうと話していたのですが、しばらく出来ず、主人の希望もあり、子供は作らず2人で楽しく暮らそうという事になり、
その後セックスレスになっていました(私自身、セックスが好きでは無いのが原因かと思います)。
しかし今年の5月からもう一度子供を作ろうと相談し、チャレンジしていました所、病院で小さい子宮筋腫がある事を言われ、
急がないともっと出来づらくなると知り、とても焦ってしまい、
7月の排卵日にセックスを拒否した夫を責めた所、1年前からと半年前から、2人の愛人がいた事を白状し、私とは離婚して、2人の内の若い方の女性と結婚したいと言われました。
その後、愛人とは別れてもらい、主人は元々転職したかった事もあり、今転職活動中で、退職日も決まっています。
最近は穏やかに暮らしていますが、夫からは「今年40歳で、子供が20歳になった時60歳になってしまう。働いているかどうかも分からないから」という理由で、子供は要らないと言われています。
他にも、私が愛人と別れてもらいたいばかりに色々な駆け引きをしてしまった事が、主人からはウソに思えるようで、私の事を信用できないといいます。
愛人とは別れてもらい、私の念願通り、主人は戻りましたが、やはり落ち着いて考えると子供が欲しい気持ちが強く、離婚すべきかどうか悩んでいます。
主人の不倫については許せているつもりですが、本当は許せていないのかもしれません。自分自身わかりません。
主人の子供が欲しいかどうかも分かりません。子供を作るなら少しでも早くしないといけないと思うので、主人を説得する位なら
別の人と新しい人生を生きた方が、不倫された事を恨みもせず、子供を作る事にも前向きに生きれる気がします。
ただ、縁あって2度も結婚した主人ですし、20歳から主人だけを愛してきたので、他の男性を好きになれる自信もありません。
悩んでいます。
カウンセラー
高橋大
わかさん、こんにちは。高橋 大と申します。
ご相談ありがとうございます。

女性にとって、子供を作ることができる限られた期間にはおおよそ男性にはわか
りきることのできない思いがあるのだと想像します。人によっては、焦りや生き
がいなどを感じてるのかもしれませんね。そしてわかさんにとっては、子宮筋腫
のことも大きくウエイトを占めることでしょう。なにかしらのきっかけになれば
幸いです。

一度離婚をした後に再婚された具体的な詳細はわかりませんが、精神的にとても
タフなことだろうな、と思いました。それだけご主人にとってわかさんがかけが
えの無い存在だったのだと思います。

ただこの経緯で、ご主人の心の中にはわかさんに対しての罪悪感ができてしまっ
たかもしれません。

罪悪感があると、思ったことを強く言えなかったり、遠慮してしまうことが多く
あります。もしかしたら、セックスレスになる前、ご主人にはそのことについて
何か言いたかったことがあったかもしれませんね。

こういったことも含め、生活の中にある数々の遠慮が、わかさんとご主人の間で
知らぬ間に心の距離を作ってしまったのではないでしょうか。ご主人の気持ちが
離れていってしまったように感じます。

愛人を作ったことは、ご主人に非がある部分が当然あることでしょう。
でも厳しい言い方をすれば、お二人の間に第三者が入る余地をわかさんも作って
しまった、とも言えてしまいます。

愛人ができた後のご主人のコメントには冷静さを感じます。というか、冷めてい
る感じが強くあるように思えるんです。

わかさんのご相談は子供についてですが、子供を作るにはセックスというプロセ
スが必要ですよね。
そしてセックスはコミュニケーションの一形態でもあります。
また、コミュニケーションとは心を通わすこととも言えます。

スーパーに売られている冷たい魚と心を通わせようとしても絶望的なように、
冷めた相手と心を通わせるのはそのままでは難しいです。
なので相手を温めるため、何で相手がそうなったかに意識を向けないといけない
と思うのですが、いかがでしょう。

わかって欲しいという自分の気持ちより、ご主人の気持ちを理解することを優先
させることはできますか?
「説得」ではなく、「理解」です。

それは下手に出ているかのように感じてしまうかもしれないし、なんで私が、と
いう怒りがわいて来るかもしれません。

それでもご主人と向き合えるのならば、わかさんもおっしゃってるように「縁」
を大切にすることが肝要だと思います。
難しいようならば、新しい人生を選ばれたほうが良いかもしれません。

とは言うものの、判断することは容易ではないですよね。
決断できかねる時はカウンセリングを使ってみてください。
ご自分の気持ちを整理しやすくなることでしょう。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

自己イメージの変革・男女関係・人生の目的 を探す、などの分野を得意とする。 心の力学をわかりやすく説明する理性的な側面と、多くの臨床経験を通して培った直感的な把握能力をもってするカウンセリングに定評がある。 長期的な支持を受けることも多く、長い目で見守るスタンスを重視している。