上から目線

相談者名
こんこん
こんにちは。
人との接し方について悩んでいます。
よろしくお願いします。

私は、いつも人のあら探しをしてしまう癖があります。
外見的なことだったり、内面的なことだったり、その人のマイナス要因を見つけ、
どんどん減点していきます。
そして、自分はそうじゃない。自分の方がいい。
そんな風に、無意識に自分を優位に立たせようとしてしまいます。
だから、上から目線の接し方になっているようで、
先輩からも生意気、人をバカにしてる、と言われました。

逆に、全然自分が叶わないような、スキルの高い人の前だと、
何も言えず、萎縮してしまいます。
そして劣等感を感じて、自分からは近づかないようにします。

恋愛も友情も、うまくいきません。
みんな離れていきます。
ほんとに無意識に自分と他人を比べてしまうんです。
どうすることもできません。

自分に自信がないせいかもしれないと思うのですが、
自信がつけば、やっぱり上から目線になってしまうのではないでしょうか?

アドバイスいただけるとうれしいです。
よろしくお願いいたします。

カウンセラー
中村季代乃
こんこんさん、こんにちは。
今回担当させていただきます中村季代乃です。
どうぞよろしくお願いいたします。

こんこんさんは今、人のマイナス要因を見つけその人の事をマイナス減点して
見てしまったり。
あら捜しをして、その人を見下すような態度をとってしまったりすることをや
めたいなと感じていらっしゃるんですね。
そして、こんこんさんの人間関係をよりよくしていきたいな、と強く思ってい
らっしゃるんですね。

こんこんさんから頂戴いたしましたご相談内容から、こんこんさんのとても強
い想いや願いが伝わってきました。
もしかしたら、こんこんさんはこの無料相談コーナーにご相談を寄せていただ
く前からお独りでこの環境を打破すべく色々な事にチャレンジをされてきたの
かもしれません。
何度も何度もチャレンジし、向き合うべくところはちゃんと向き合い、改善し
たほうが良いかなと感じられた部分にもご自身の気持ちを向かわせより良くな
っていこうとがっばってこられたのかも知れませんね。

もしかしたら、このご相談を寄せていただく事にも相当の勇気やチャレンジを
持っての事だったかもしれません。
本当に、ご相談を寄せていただきましてありがとうございました。
これをきっかけにこんこんさんの今ある環境がより良くなる事へのきっかけに
なるお手伝いができればと強く思っています。

それでは私の感じた事をお伝えいたしますね。

私たちは、みんな多かれ少なかれ”怖がりさんな私”というのが心のどこかに
あります。
その”怖がりさんな私”は

「いつ私を攻撃するの?」
「いつ私から離れていくの?」
「いつ私のこと嫌いになるの?」

等の想いや感覚を持って心のなかでビクビクしているんです。
そして、その”怖がりさんな私”の怖れる気持ちや緊張がMAXになるとき、
私たちはとても威圧的にな行動をとってしまったり、人のあら捜しをして自分
がいかに上位であるかの証明をしたくなってしまうんです。
それくらい、私たちの心の中にある”怖がりさんな私”は常日頃緊張の中に
いるんですね。

しかし私たち誰もの心の中にいる”怖がりさんな私”の正体は実は『傷ついた
私』でもあるんです。

私たちは、生まれて今まで色んな経験をつんで今という時間を過ごしています。
そしてその今までの過ごしてきた時間の中で感じたことや思ったことを通して
今の私たちの生活習慣や行動が形成されていくんですね。

こんこんさんは、もしかしたら今日まで色々な事を感じ、想いそしてお辛い経
験をいっぱいされてこられたのかもしれません。
そして、『もうこれ以上傷つきたくない』という気持ちをずっとお独りで抱え
てこられてきたのかもしれません。

それって、本当にしんどい事、辛い事なんじゃないかな、と思うんですね。

そこで、こんこんさんに提案です。

もし良かったら、今こんこんさんが抱えていらっしゃる想いや感じられている
ことをよかったら私たちカウンセラーにお伝えいただけませんか?

今こんこんさんが抱えていらっしゃる想いや気持ちをいっぱい伝えていただく
ことで、この状況を打開するチャレンジをしていただきたいんです。
もちろんお話いただける部分からで結構です。

色々な気持ちや想いの中にその状況を変化させるヒントが隠されています。
そして、こんこんさんご自身で話すこと伝えることを通して、ご自身にも大き
な気付きや意外な発見があるんじゃないかな、と思います。

こんこんさんは今までお独りでいろんなチャレンジをされてこられたかも知れ
ません。

もし、よかったらこれからは”独りで頑張らない勇気”を持つチャレンジをし
てみませんか。

こんこんさんにとって、今以上にステキな友好関係や恋愛関係を引き寄せる環
境になるきっかけとなれば幸いです。

この度はご相談いただきましてありがとうございました。

中村季代乃

この記事を書いたカウンセラー

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