相談者名 | やまね |
いつも参考にさせていただいています。20代女子です。 10代の頃からずっと「安心できる友だちが欲しい」と思ってきたせいか、最近、会う人ごとに「この人とどこまで仲良くなれるだろう」と期待してしまいます。職場の人もいい人が多いのですが、親切にしてくれる人が居ると、心の中で「この人といったいどこまで仲良くなれるかな」と過度に相手に期待をしてしまい、気持ちが疲れてしまいます。相手によりかかってしまいそうな感覚がして相手から遠ざかなければと思ったりして、正直とても疲れます。 どこまで相手と親しくなれるかは結果だとは思うのですが、「相手に期待しすぎ?」「相手から遠ざかりすぎ?」、となんか頭の中が混乱してしまい、どうしたらよいかわかりません。 もともと人と親しくするのが苦手で、自己嫌悪とかが強かったのですが、カウンセリングを受けるようになってだいぶ楽にはなってきたのです。家族も居るし、仕事も順調だし、けっこう自分のことも満足できるようになってきたし、好きなことをやって楽しく過ごすようにしていればなんとかなるだろうと思ってはいるのですが、ちょっとしたきっかけで、孤独感も感じてしまいます。 こんな風に混乱せず、自然にやっていきたいのですがどうしたらよいでしょうか。きっと、自分が期待したとおりにならないと一人で勝手に傷つきそうで、それが嫌だからいろいろ考えてしまうんだろうなあ、とうは思うのですが。。 | |
カウンセラー | 池尾昌紀 |
やまねさん、こんにちは。 池尾昌紀と申します。 ご相談ありがとうございます。 心理学には「投影」という言葉があります。 けれど、ちょっとここで考えていただきたいのです。 「自己嫌悪」や「孤独感」は、長く自分が慣れ親しんできた体に染み付いてしまっているので、現状が変わり始めていても、イメージは残ったままです。 やまねさん。 人と接するのが苦手で、自己嫌悪が強かった昔の自分 あなたは、新しいステージへの扉を開けたのです。 そのプランに取り組んでいく間に、どんどん変わっていく自分にいつか気がつかれるのではないかと思います。 やまねさん。 ありがとうございました。 |