失恋でさらに生きる希望を失った

相談者名
そら
 約1年前に4年間遠距離恋愛をしていた彼に別れを告げられました。
今でも自分を責め続けています。
今現在は20代後半です。
小中高と12年間クラス替えがあるごとにいじめを受けていました。
心無い言葉や、持ち物をを隠されるなどあって、大変傷ついていました。
あまりにも長い期間だった為、無邪気に遊んだ記憶もなく、いつもいつも不安で小さい頃から生きる事がとても辛いです。
家族も自分に対して厳しかったので、助けを求めることもできず親の手前、いじめの事実と辛さを隠してきました。
自分は生きていても意味がないと思って生きてきました。
自分に自信もなく自尊心を持つ事が難しいです。
そんな時初めて大学生の頃出会ったのが彼でした。
初めての恋愛で人間関係で成功例のない私は、彼が自分の元を去っていくのではないかと不安で仕方ありませんでした。
いつも愛してるのか確認し、彼にとっては扱いにくかったと思います。
でも、彼は私の全てを受け入れてくれ、今まで嫌いだった自分の事を沢山ほめてくれました。
初めて安らぎを感じました。
彼の優しさに甘え、過去の辛かった経験を話し、時には不安定になりすぎて死にたいなどと言って彼を困らせました。
仕事もうまくいかず愚痴をもらしたり。
過去の辛い経験を引きずり忘れる事ができず、人生に影響しすぎていて自分で解決できてません。
そんな私に愛想を尽かし、彼は私の元を去り新しい彼女がいます。
その事実をいまだに受け入れきれてません。
初めて自分を受け入れてくれた彼を失い、体調を壊し仕事も失い、明るい未来なんて想像も出来ません。
日々消えてしまいたいと思っています。
カウンセラー
原裕輝
こんにちは、そらさん。
カウンセリングサービス原です。
ご相談ありがとうございます。

彼とお別れされたそうで、とても辛そうですね。

そらさんにとって、お別れした彼はとても大きな存在だったんですね。

別れた彼と出会うまで、本当に辛い日々が続いていたんですね。
ご相談内容を読ませていただいて、本当に苦しかっただろうなと感じました。
よく耐えてこられましたね。

誰にも助けを求めれることもなく、手を差し伸べられることもなく、
甘えることもなく一人でよく頑張ってこられたと思います。

その反動が彼に集中してでてしまったんでしょうね。

ずっと一人で頑張ってきて、ようやく助けを求められる人、手を差し伸べてくれる人、
甘えられる人がでてくると、誰しも反動がでてきて、その人に集中して依存してしまい
ます。
逆に言うと、それくらい一人でずっと頑張ってきたんですよね。

ですので、ご自身を責めないで欲しいなと思います。

過去の傷が影響していることをパートナーにぶつけた時に、
パートナーも専門家ではないので、多くの場合は無力感を感じます。
愛する人に手を差し伸べても助けられないのを感じ続けて疲弊してしまうことは少なくあ
りません。
もしかすると彼もそうだったのかもしれません。

人生の中で、全てを受け入れてくれる人が、ようやく現れたのが、
お別れした彼ですから、彼に彼女がいることをを受け入れられない気持ちや、
執着してしまう気持ちがでてくるのはわかります。
受け入れること、手放すことは勇気がいることですね。

勇気のいることですが、この苦しさを乗り越えていく為に、
いじめの傷を癒すことと、別れた彼を手放すことにチャレンジされませんか?

いじめのつらかった経験を誰かに話したり、受け止めてもらうことをしていくことで、
助けをもとめる気持ち、手を差し伸べられたい気持ち、甘えたい気持ちが、
パートナー以外のところで解放されていきますので、次のパートナーができた時に
彼に集中して依存してしまうことがなくなりますので、次のパートナーシップが上手くい
くようになります。

パートナーシップだけでなく他の人間関係も楽になっていくと思います。
人生が変わっていくと思います。

そして、ご自身の抱えられている感情を誰かに話していくことで、
自分を責めることから抜けだし、別れた彼を手放すプロセスを早めていくことができると
思います。
執着があるとしんどいですので、手放していけるといいですね。

一人で頑張りすぎないでくださいね。
ご相談ありがとうございました。
失礼します。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。