もこさん、はじめまして。 小川のりこといいます。よろしくお願いいたします。> 人と1対1で話す時、相手の目をみて話しますよね。 > それが1対複数になった場合(数人のグループの中で誰か1人が話す) > 全員に話しかけるようにそれぞれの目を交互に見て話します。 > それが人によっては、特定の1人だけをずっと見て話したり、 > 私のほうには目もくれず話を続けたりします。 > 話している本人はあまり気にしていないのかもしれませんが、 > 自分にだけ目線を向けてくれない時すごく疎外感を感じます。 > もちろん普段は普通に接していて、特に険悪な関係というわけでは > ありません。 そうですね。もこさんが言われる通り、1対1でお話するとなると、相手 の目を見て話すのが自然ですね。だけど複数になると、たくさんの人が 回りにいるわけですから、あちこちに目を向けると思います。だけどこっち が聞いているにもかかわらず、話す人が一度もこちらを見て話さないなあ と思うと確かに疎外感を感じると思います。 寂しいような、そして時にはちょっとむっとしてしまうかもしれません。 > なるべくそれぞれの顔を均等に見るように心がけてはいますが。。。 ということは、もこさんが多数の人の中でお話するときは、とても周りに気 を遣ってらっしゃるようですね。自分がされると寂しい・・・という経験上、 他人にそうは思わせないようにさせているように感じます。 思いやりのある、とても優しい行動だと思いますよ。 > 人の何気ないしぐさってすごく心理的なものを表していますよね? > だから人と話す時の目線ってどんな意味があるのかなと思いました。 目線・・・。目の力。目の強さ、意味。。。 それらをもこさんが、気になってしまうということは、もしかしたら、 あなたはとても人とのつながりを大事にされる方ではないでしょうか。 だからこそ、気になったのではないでしょうか。 そんなふうに感じます。 人とのつながりの中で目はとても大事だと、私は思っているんですよね。 目や顔の位置。その人を見てるか。その人の方に顔を向けているかど うかというのは、いい意味でも悪い意味でも、人それぞれだと思います。 基本的に誰かが話をしているときに、 その話に興味のある人は、身を乗り出すように聞いていることが多いで すね。だけど大勢いると、中にはその日、疲れていたり、しんどい状況 だったりする方も当然おられます。元気がないのですから、身を乗り出 して、聞くという行動はあまり起こせないと思うんですよね。 話してる人は、そういう状況の人に向かってどんどん話すことは出来ない と思うんです。話す側も気を使うと思いますから。 そうなると、どうしても元気に身を乗り出して聞いてる人、もしくは思い きり目を輝かせて完全に聞く体制に入っている人に、目は行きやすい かもしれません。 だから目を合わせないからといっても、それは決して相手に対して嫌な 感情を持っていたり、嫌いな人だから・・・とは限らないんですよね。 > 自分に置き換えて考えると、やはりあまり好意を抱いていない人には > 自然と目線を向ける回数が少なくなりますし、親しみやすい人のほうを > 多く見ている気がします。 もこさんはこう書いてくださっていますね。確かに苦手な人に向かって目を 見て話すことは抵抗があると思います。 だけど、もし、その好意を抱いていない人が、一生懸命もこさんの方をみ て、楽しそうにあなたの話を聞いているのだとしたら、どうでしょう。。 ちょっと嬉しくありませんか? 私は対人恐怖を持っていました。 だから自分が話をするときはいつもうつむいていたんです。 人全てが怖かったからね。 自分が他の人を苦手としてたんですが、そんな中で一生懸命私のことを 理解しようと耳を傾けてくれる人がいました。その人の目を今でも忘れる ことは出来ません。 > 人の何気ないしぐさってすごく心理的なものを表していますよね? > だから人と話す時の目線ってどんな意味があるのかなと思いました。 もこさんのこのお気持ち。。。 とても人のこころを繊細に感じる方なんだなあと私は強く思いました。 人の目線は本当に強くこころをあらわすと私は思います。 本音が出る・・・っていうのかな? その人が自分を見てくれている、その目を見れば、その人の喜怒哀楽 って結構分かるものですよね。そこに視点を置いた疑問を感じている ならば、もこさん自身、とても自分が他人に向ける目線やその大事さ を分かってる人だと思います。 人が大好きなのかもしれませんね。 こうして書いてくださることがとても嬉しいです。 このメールで、私も改めて人の目の力を考えるきっかけとなりました。 ありがとうございました。 |