自己視線恐怖症

相談者名
緑の日
こんにちわ。今日は長年悩んでいたことをはじめて告白したいと思います。
私は中学から自分の視線について深く悩んでいます。
それは恐らく脇見恐怖症と呼ばれるものです。
最近、私はこの名前をネットのうえで知りました。私は普通に物を見るだけでもその視界に人がいたらその人達に視線を送っています。
前を向いていても前にいる人や横にいる人の方が気になり見たくないのに黒板を見たいのにその人たちが視界に入ってきます。そのため私は多くの人たちに不快な思いをさせてきました。見たくはないんですけど意識しちゃって見てしまうんです。最近は怖くて前を見ることが出来ません。
授業中は目をつぶったりしてます。目を開けたりすると私はとても緊張しちゃいます。なので周りの人が気持ち悪いとか、見てくるとか言ってくるので私はとても申し訳なく思います。意識したくないと思えば思うほど意識しちゃうのです。又、二人で話してるときは良いのですが三人以上で話すときもとても、一人の方に話しているのですが、もう一人のほうを意識しちゃって話している人に話しているのですが、もう一人の方に奇妙な視線を送っています。普通の人は話している人だけにしか視界に入ってこないはずですが私の場合はもう一人の方に不自然な強い視線を送ってしまいます。人と話していても隣の方に視線がいってしまうのです。
なので前で日直のときとかスピーチの時とかはもう死にたいくらいです。みんな気持ち悪いとか言ってるのが聞こえて;;廊下で歩いてるときも前をみて歩いているのですがすれ違う人の方を意識してしまい、前を向いているはずなのにそっちのほうに不自然な視線を送ってしまっています。
私はこれ以上耐えられないくらいに苦しいです。中学時代にこの症状が出てきて中学校後半はとても辛かったです。高校もそんな感じで過ごしているので。。この症状がなければもっと明るい、自分に自信が持てるのにと思います。
カウンセラー
中原謙一
緑の日さん、こんにちは。

ご相談ありがとうございます。

私はカウンセラーの中原謙一と申します。

相談内容を読ませてもらって、私が感じたのは、「別にそれでいいじゃないの」と感
じました。
私にとっては、むしろ大変よい行為だと感じます。

最近では、相手の目を見て話すことができない人が増えています。
それができるということは、これは才能といってもいいかもしれません。

相手に対してこのような反応をさせてしまう原因としては、恥ずかしさからくること
なのでしょうが、相手に対してもう一つの感情を抱かせてしまうこともあります。

それは、「見透かされている」という感覚です。

緑の日さんはメールを読むかぎりでは、緑の日さんは相当眼にインパクトがあるよう
に感じられます。

「目は口ほどにものを言う」ということわざがあるように、緑の日さんの眼には「見
透かされているのではないか」という恐れを感じさせるものがあるのかもしれません
ね。

ただ、ここで緑の日さんに気がついて欲しいことがあります。

緑の日さんがみんなに対して感じている感情は、おそらくみんなが緑の日さんに見ら
れたときに感じている感情ではないでしょうか?

つまりみんなが緑の日さんに見られて感じる感情は「恐れ」です。

そうすると、緑の日さんが相手に恐れを感じさせないように見てあげれば、この問題
は問題でなくなるのではないでしょうか?

これは、相手を見るときに「凝視」ではなく「慈愛」や「いたわり」の気持ちで見て
あげることです。

そうすると、ただ相手を見つめるのではなく、眼そのものに「表情」が現れてきます。

その眼が、優しく、穏やかで、安心感を与える眼であれば、怖いと感じさせるのでしょ
うか?

おそらくそうではないと思います。

だとすると、緑の日さんが優しく、穏やかで、安心感を与える眼で相手を見てあげる
ことができれば、おそらくみんなから嫌がられることは無くなるのではないでしょう
か?

そこで、私からの提案です。

毎日、自分の目を鏡でチェックしてみてください。
緑の日さんにとって、優しく、穏やかで、安心感を与える眼を自分で感じ取って欲し
いんです。

しばらくはにらめっこが続くかもしれませんが、今の状態では、緑の日さんにも恐れ
がありますから、なかなか簡単にはうまくいかないかもしれません。

しかし、優しく、穏やかで、安心感を与える眼を見つけることができれば、緑の日さ
んにとってそれは最大の魅力になります。

このままでは何も変わらないわけですから、よかったらチャレンジしてみませんか?

まずは自分が普段どんな眼でみんなを見ているのか?
そして、どんな眼で見てあげれば安心感を与えられるのか?

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

緑の日さんの毎日が楽しくなるために少しでも参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

中原 謙一

この記事を書いたカウンセラー

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