子供への影響

相談者名
メロン
主人と付き合って8年、結婚して6年、4歳の息子がいます。
妊娠中に出会い系サイトに登録しているのが発覚、去年あたりに同僚の女性とディズニーランドに行ったりしているのが発覚しました。(肉体関係があるか分らず)
その都度話し合いを持ち、(時にはお互いの両親にも報告)子供のためにもお互い歩み寄りながら頑張ろうというところなんですが・・
なかなか主人を信用できず、携帯もロック、音なし、飲み会は多いし帰宅時間も2時。
おまけにここ1年以上セックスレス。
(マンネリしてるなら雰囲気作りとかお互い改善しようと提案しても聞かず)
また浮気しているのではないかといつももやもやしています。
そんな中、私も主人も何かにつけてイライラしてしまい子供にあたってしまうことが多くなってきました。
普段は大好きな息子へも言うことを聞かない息子を蹴飛ばしたり、いつの間にかタオルで口をふさいでたり。
虐待のいきになっているのではと思います。
原因はやっぱり主人との不仲からです。
親に相談すれば親が具合を悪くするし、カウンセリングをしようと思えば料金は高いし、途方にくれています。
探偵に頼んで浮気調査をして白黒はっきりさせてすっきりした方が良いのか、浮気がわかったところで離婚をする勇気もなく、でもこのままでは子供がかわいそうだしどうしたものか悩んでいます。
支離滅裂な文章ですみませんがアドバイスをお願いします。
カウンセラー
宮本恵
メロンさん、こんにちは。
今回担、当させていただきます宮本恵です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

妊娠中の出会い系サイトに登録が発覚や同僚の女性とディズニーランドにいくことな
どが発覚して、動揺されたことと思います。
大変でしたね。

その都度話し合いを持ち、子供のためにもお互い歩み寄りながら頑張ろうという姿勢
は、とても素晴らしいと思います。
頑張られていますね。
それだけ、頑張っているのに、不安や旦那さんに対する不信が拭えず、2人の関係に
に好転の兆しが感じられないとしたら、もやもや、イライラしてしまうのも無理あり
ませんね。

今回は、夫婦関係のお子さんへの影響に関するご相談でした。
メロンさんも、旦那さんも、息子さんを蹴飛ばしたいわけでも、あたりたいわけでも
ないんですよね。
どんなときに、蹴飛ばしたり、あたったりするのでしょうか?
やはり、蹴飛ばしたり、あたったりするときは、心中穏やかでないときや心に余裕が
ないときなのではないでしょうか?
メロンさんもお気づきのように、旦那さんとの関係が良好であるとき、息子さんを蹴
飛ばしたり、あたる必要がありませんよね。
ですから、旦那さんとの関係を見直していくことは、メロンさんや旦那さんにとって
も、息子さんにとっても有効であると言えます。
そのためにも、何が必要か見ていきましょう。

旦那さんを信用できない気持ちの裏には、未完了である過去に感じた痛みと女性とし
ての自信のなさが隠れています。
メロンさんは、大切なものを大切にしていこうという強さがあります。
それは、とても素敵なことです。
しかし、大切なもの(旦那さんとの関係、家族)を守るために、メロンさんご自身の
傷ついた気持ち、寂しさや悲しさをを抑えてこられたところはありませんか?
まずは、その気持ちに気づき認めてあげることが旦那さんへの許しや信頼回復、関係
性の改善のプロセスの始まりになります。
その過程では、旦那さんに対しての許せない気持ちや怒りも出てくると思います。
それは、問題解決までに必要なプロセスですから、諦めないことが大切です。
経済的な問題などがあるかもしれませんが、このプロセスには、様々な感情を感じま
すから、1人で頑張るのではなく、カウンセリングを受けることをお勧めします。
弊社には、ボランティアカウンセリングもありますので、そちらも、よかったらご検
討くださいね。

とはいえ、カウンセリングでしか出来ることはないのかと言うと、そうではありませ
ん。
今回の提案は、「幸せ」を基準にして選択すること、目的を再認識することを提案さ
せていただきます。

>探偵に頼んで浮気調査をして白黒はっきりさせてすっきりした方が良いのか、浮気
がわかったところで離婚をする勇気もなく、でもこのままでは子供がかわいそうだし
どうしたものか悩んでいます。

白黒はっきりさせることは、黒であれば「正しさ」を証明できますがそれが目的では
ありませんし、白であれば、旦那さんはメロンさんから「疑いをかけられたこと」に
なりますから、旦那さんにとって心地の良いものではありません。
そうすると、どちらをはっきりさせたとしても、「幸せ」ではありませんから、関係
改善をテーマとする場合、浮気調査はあまりお勧めできません。
私たちは、ついつい「正しさ」を基準にしてしまいますが、それは「幸せ」を基準に
することとは異なるんですよね。
メロンさんと旦那さん、息子さんの「幸せ」を基準にしていくと、「正しさ」を基準
にすることが幸せに繋がらないことがよく分かると思います。
ここでは、もう一度、メロンさんがこの問題に取り組む目的(例えば、「旦那さまと
ラブラブになる」とか「家族が笑顔にいられる状況を作る」など。)を再認識しま
しょう。
この目的を思い出すことと「幸せ」を基準にすることで、メロンさんや旦那さん、息
子さんの「幸せ」に必要なもの、必要でないものが分かっていきます。
どんな状況が、メロンさんにとって幸せと感じるのかを具体的に考えるのも幸せのア
ンテナになってくれますから、お勧めです。

メロンさんとご家族の笑顔と幸せでいっぱいになりますように。
お力になれば、幸いです。
ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

人間関係の築き方・コミュニケーションのスキルアップ・個性を生かすことを得意とする。 お客さまのテーマを多角的な視点でとらえて分析することにより、新たな視点や心の気楽さを持つことが出来ると定評がある。ゆるぎない安心感の基盤を基に行うカウンセリングは、心のうちを語りやすいと評価が高い。