自分と夫

読ませて頂いて、私が感じたことですが、モモ。さんもご主人も、今大切なものがかけている感じがあります。
それは吐いてを理解しようという気持ちです。
お互いが自分の主張ばかりで「わかって欲しい」が優先してしまって、どちらかといえば話し合いも平行線になってしまうのではないでしょうか？
そして、相手の話を理解しようという気持ちが不足している部分もあります。

モモ。さん的には、ご主人が言っている言葉の裏を読み解く必要があります。
たとえば、ご主人が言っている言葉を、もし深く感情面から読み解いていったとすれば、以下のように感じ取ることもできます。

（１）夫に依存している。
これは、ご主人がモモ。さんに依存できない、依存させてもらえないという不満を表しているかもしれません。

（２）夫を監視している。
これは、ご主人的には監視＝コントロールと見た場合、人からコントロールされるのはモモ。さんだって嫌ですよね。
そして、ご主人は自分をコントロールすることで精いっぱいですから、その状態でご主人をコントロールしようとか、ご主人を追いつめたりすれば、自分の感情をコントロールできなくなって、攻撃的、暴力的になることもよくあることです。

（３）自分の人生と自分のために送って欲しい。
これは、ご主人自身が、自分の人生を自分のために過ごしていないことを訴えているのかもしれませんし、どこかで自分の人生を自分のために過ごしたいと感じているのかもしれませんし、自分の人生を自分のために過ごせないとあきらめているかもしれません。

（４）夫自身も人生をもっと頑張りたい。
これは（３）と同じ意味が含まれていますね。

次に、モモ。さんが主張していることを深く読み取っていくと、このように感じるのですが、いかがでしょうか？

１）正社員として働いており経済的には依存していない。ただ、精神的には依存したいと思う。これは、夫婦なんだししてもいいのでは？と思う。（
夫婦なんだからこれぐらいしてくれて当たり前、と思っていらっしゃいませんか？
そして、精神的に依存したいという欲求は、いったいいつからあるのでしょうか？
精神的に依存したいのはご主人だけに対してだったのでしょうか？

２）夫の行動におかしなところがあり、携帯をみたら浮気らしいことをしていた。それから、全てがあやしいとおもうようになり、誰とどこへ行ったのか。質問してしまう。連絡がないと女と会っているのでは？と思ってしまう。自分でもおかしくなってしまうくらい夫の行動が気になる（夫は私に嘘をついて女に会っていることもある）
実際に女性とあっていたとして、質問がご主人が「責められている」ように感じられるのではないでしょうか？
それ以外のことに関してもご主人側から見た場合「俺はいつでも妻に責められている」と感じさせてしまうような質問、もしくは雰囲気を出していませんか？
これは、ご主人を追い詰めてしまいますから、言い方、つまりコミュニケーションの方法に問題がありますね。

（３）確かにそうだが、自分は何をしたいのか、何ができるかわからない昔からネガティブ思考だったが、最近は以前にも増してネガティブである。
夫は私に「よく、深く考えろ」というがそれができない。
また「モモ。の理想の相手は俺じゃないことははっきりしている。一緒に楽しい時間を過ごしたのは本当だが，だからモモ。じゃないといけない理由はない。楽しく過ごし、心休まる空間が持ちたいが今は全く無理だ」と言う。
例えば、ご主人がモモ。さんを「素敵な女性」と表現したとします。
それをモモ。さんは素直に受け取れますか？
自分は素敵な女性であると認められますか？
もし、そうでなければ、今までのモモ。さんはご主人の気持ちを拒絶していたことになりますが、これは気がつきますか？

ご主人は別居、離婚したくてモモ。さんと結婚したわけではありませんよね。
だとしたら、ご主人が「夫としての価値がない」と感じてしまうような行為、行動がなかったかどうか、これが問題になるわけです。

私が気になるのは、「昔からネガティブ思考だったが、最近は以前にも増してネガティブである。」という部分です。
今回の問題は、モモ。さんの「ネガティブな私」が引き起こした問題である可能性が高いんですよね。

例えば、モモ。さんはネガティブな自分は好きですか？
もし嫌いだとしたら、嫌いな人が幸せになることを喜べますか？
それがそのまま、自分への扱いになっているわけですよね。

もし、ご主人とやり直したいなら。
もし、ご主人と離婚することになったとしても。
モモ。さんはこの「ネガティブな私」から抜け出して、変化する必要があります。
でなければ、ご主人とやり直すこともできないし、新しく自分の人生を幸せにしていくこともできなくなります。

この選択ができるかどうかが、この問題の鍵ですね。

やらなきゃ！
なんて思っている間はできません。
やろう！
という意欲と素直さが、この問題と向き合っていく鍵です。

焦らず、考えすぎず、自分の考えに固執せず、怒りの感情に支配されずに、冷静に自分と向き合っていきましょうね。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

モモ。さんの人生がネガティブではなくポジティブで幸せな人生になるための参考に、少しでもなることができれば幸いです。

ありがとうございました。

中原謙一