相談者名 | 利香 |
私は、4歳と2歳の男の子のママです。旦那と、私は30歳で、旦那の家で、旦那の親と同居しています。旦那は、パチンコ依存症で、家族を苦しめてきました。勝手にキャッシュカードから降ろしたり、また、私と意見が合わないと。暴力も振ってきました。何度か離婚を考えましたが、パチンコを6月からやめてくれました。暴力もしないと誓いました。しかし次は会社が嫌だから辞めると言い出し、次の転職先も決めてきました。その為に、俺は勉強しないといけないから、といつも本を読んでいる状態。ギャンブル依存症から、今度は、本依存症になり、本の影響で、何でも自分は出来るんだ、と思い込んでいるみたいです。だから、転職して、通信大学にもいって、他にも専門的に勉強して、60歳になったら一緒に自営業をしようと言い出すのです。あほか、と思いました。あげくに、私のことを、後ろ向きな人生だ、とばかにし、自分か会社で無能呼ばわりされるのも、ギャンブル依存症になったのも、私のせいにするのです。旦那の親の事も、向上心がなく、僕は、ああなりたくないと言うのです。何もかも、私のせいにされ、子育ても、悪い所は、全部私のせい、子供が、字が読めない事を私が怠っているからだだと言い、塾に入れろ!と言います。もし、子供が将来成績悪かったら、お前のせいだと言われ、ショックでした。家の実家は、離婚に反対です。なぜなら、二人とも、70過ぎで、とても帰ってきても無理だと言います。また、実家にはお嫁さん達も居て、迷惑掛けるし、一番振り回されるのは、子供達だから、離婚にも踏み切れません。旦那のやる事には、目をつぶり、旦那の親と、子供とで、過ごし、さらに、旦那の支えになる事は出来るのでしょうか?旦那は、夫婦は支え合って行くものだといい、それを拒否すると、私のことを、心が貧しい、と非難し、すべて私のせいにします。もうあまり、子供達の前で争いたくありません。そんな旦那と、どうやって上手くやってけばいいのですか?私なりに、旦那に振り回されないよう努力しているのですが、なかなか上手くいきません。 | |
カウンセラー | 清水三季央 |
利香さん、はじめまして、清水三季央です。 ご相談ありがとうございました。 >私は、4歳と2歳の男の子のママです。旦那と、私は30歳で、旦那の家で、旦那の親と同居 2児の母でありながら、ギャンブル、借金、暴力というご主人との問題にとりくんでこられたんですね。さらにご主人のご両親との同居までされていたとうことからも、利香さんのご苦労が並大抵のものではなかったのだろうと推測しました。その甲斐あってか、ご主人の前向きな変化に、大きな期待もあったのではないかと思います。 >しかし次は会社が嫌だから辞めると言い出し、次の転職先も決めてきました。その為に、 ところが、一見、ご主人がよりよい方向に向かったかに見えましたが、あまりにも極端にポジティブになってしまったんですね。利香さんが、驚くのも無理もないと思います。 >あげくに、私のことを、後ろ向きな人生だ、とばかにし、自分が会社で無能呼ばわりされる さらには、今まで、ご主人のために、おそらく自分を犠牲にしてこられた、利香さんに責任転嫁されたり、否定されたりしたら、本当にたまったものではないと思います。 >実家にはお嫁さん達も居て、迷惑掛けるし、一番振り回されるのは、子供達だから、離婚に それでも、お子さんやご主人のご両親やご実家のことを考えて、さらにご主人を支えていこうとしていらっしゃるんですね。 >もうあまり、子供達の前で争いたくありません。そんな旦那と、どうやって上手くやってけ 利香さんの文章を読ませていただいて感じるのは、いったい、利香さん自身のことは、誰が支えてくれているのだろう?ということです。おそらく、利香さんがすべてを犠牲にして、とりくんでこられたのではないかと思いました。 誰も助けてくれないとしたら、寂しいことだと感じるかもしれませんが、まず、利香さん自身が、自分のメンタルケアをすることが大切だと思います。 ポジティブにとらえると、幸いにもご主人は極端ながら、前向きになってくれているわけですから、少なくとも、ギャンブルや借金をしているよりも、よくなっていますよね。ただ、会社を辞め、現実逃避のための理由に極端にポジティブな目標をかかげている可能性がありますし、利香さんも、それがうすうすわかっているから、「あほか」という気分にもなるのかもしれません。 ご主人が目指している目標に現実的に進めるようにサポートしてあげることで、ご主人のやる気を現実的な成果に役立てるかもしれないなとは思います。そのときのサポートのカギは、ご主人を頼りにするということだと思います。 ですが、今の利香さんにとっては、いきなりそういう気分にはなりにくいのではないかと思います。 そういう意味もあって、利香さん自身のメンタルケアが必要だと思うのですが、まずは、利香さんの時間的、物理的、心理的な、スペースを確保することが目標になるでしょうね。今の、利香さんにとっては、それができれば苦労しないという気持ちかもしれませんが、まずは、自分を大切にするという意識をもってみて下さい。意識することから、少しずつ変化していきます。そして今すぐできそうな簡単なことでいいですから、利香さんの心が求めていることを自分のためにしてあげて下さい。何もしたくないという思いがあれば、何もしない時間を一日数分でもいいです、過ごしてみてください。無料カウンセリングもよろしければ利用するのもひとつの方法だと思います。 利香さんが本来もっている心の余裕をとりもどすことが、ご家族の平和につながると思います。 清水三季央 |