相談者名 | ちりえ |
30代、女性。既婚。子供はいません。 若い頃からですが、生きる意欲が湧きません。 仕事上のストレスから不眠や動悸、めまいなどを感じ、 ひと月半前に自殺未遂をしました。 そのまま退職したため、今はストレスを感じることなく、 友人には専門家にかかるべきだと言われますが、 でもひょっとしたら、これも病気なのでしょうか? よろしくお願いします。 | |
カウンセラー | 向井康浩 |
ちりさん、はじめまして。 向井康浩と言います。コーナーの御利用ありがとうございます。 はじめにお伝えさせていただきますが、私たちはお医者様や薬の専門家の方とは違って御相談された方に「あなたは○○の病気です。」「○○薬をこれだけ飲んでください。」等の診断を下すことは出来ませんが、感情面に対してのサポートをしながらちりえさんに必要なものを一緒に、お話を伺いながら探していったり、応援してさしあげることは可能です。 その点御了承いただいた上で私がちりえさんにお伝えしたいことは、もっとちりえさんの可能性を、ちりえさん自身が信じてあげてはいかがでしょうか? 特に >生きる意欲がわきません。 このようにおっしゃる中に、ちりえさんの本当の気持ちが隠れてないでしょうか?それは自分の存在価値が見出せるなら生きていたい、今も、そしてこれからも、って欲求の裏返しじゃないかな?って。私はちりえさんが、決して無気力だとは思ってません。 性格は・・・多分関係ないんじゃないでしょうか? もし、意欲的に生きることをあきらめたとしたら、いつ、どこで、どうしてそうしたのかな?って原因と理由がわかれば、解決のヒントが見つかっていくと考えます。そこで一番参考になるのは、ちりえさん自身の身の上話です。 ちりえさんのお若い時や、子供さん時代のこととか、いろいろお聞かせくだされば幸いですが、昔のことなのですぐには思い出せないくらいお話しにくいかもしれませんね。そんな場合でも、強要したり、せかしたりはしませんので御心配なく。まず、自分の中に目を向けて、普段自分が認識している以上に何か感じてることがあるのかもしれない、とは思ってみてほしいです。 仮に私共と御縁がなかったとしても2つだけお願いがあります。 1つ目は、ちりえさんの人生はちりえさんだけの人生ではないんじゃないでしょうか?御主人やちりえさんを支えておられるお友達のみなさんと、人生を共有し、分かち合ってることにお気づきですか? 2つ目は、こういうと辛い気持ちにさせてしまいますけど・・・生きていてほしいです。安易に「死」を選んでほしくはないです。死んでしまえば、それでおしまいだと思いませんか?まだ可能性が残されてるのに、自ら放棄されるなんて、あまりにもったいないです。 今のちりえさんには「生きろ」と言われることは苦痛かもしれません。でも、同じ「生きる」のであれば・・・辛い「生き方」よりもラクな「生き方」を目指してみませんか? もし、また「死にたい」誘惑にかられることがあったとしたら、今一度この2つを思い出してみてほしいです。 それでは、ごめんくださいませ。 |