ぱくたんさん、はじめまして、カウンセラーの清水三季央です。 勇気をもってご相談いただき、ありがとうございました。 よろしくお願いします。>大勢から、「精神がおかしい」と言われたら、 >「おかしいんじゃないか」と、思うようになる。 > >大勢から、「ぼんくら能無しの駄目人間」といわれれば、 >そう思うようになる。 > >大勢から、「くさる」だの「気色悪いだの」と、 >ばい菌扱いされたら、「自分はばい菌だな」と思うようになる。 > >大勢から、相手にされなかったり、仲間はずれに合うという、 >孤立無援の人生を歩んできたら、自分はひとりぼっちだと思うようになる。 > >大勢から、アホ死ねと言われたら、 >自分は生きてちゃいけないと、思うようになる。 > >大勢から、「お前は生きてても幸せになれないんだから、 >せめて他人の幸せの犠牲になって生きろ」と言われたら、 >「自分は幸せになってはいけない」と、思うようになる。 > >大勢から、「金でも積まないと結婚できない」といわれたら、 >そう思うようになる。 > >大勢から、「いじめれるために生まれてきた。」と言われたら、 >そう思うようになる。 > >大勢から、指さされた笑われたり、弄ばれたり、 >腹抱えて、笑われたりすれば、自分はひとりぼっちだと思うようになる。 > >その大勢の中に、教師も入ってた。 周りの人に、また教師にまで、本当にひどいことを言われ、 つらい思いを体験されて、それなのに、周囲に言われたら、自分でも、 そう感じてしまうんですね。 本当は、違う!!やめろ!!と言いたいでしょうし、 さらには、誰かに助けてほしい!!、何とかして欲しい!! と心の奥ではきっと感じているんだと思います。 けれども、きっと、そう叫んだり、抵抗の怒りをあらわにしたときも、 あったのかもしれませんが、それでも、助けてもらえない、 わかってもらえないとしたら、もっと辛く、悔しく、やるせない 最悪な気持ちになってしまうことがわかるから、怒りをもって、 抵抗することすら、する気になれないのかもしれません。 心理学では、怒りの感情の元には、悲しみや寂しさといった、 すごくデリケートな、感情があると言われていますが、 その深い、深い、悲しみを感じました。 この悲しみは、怒りの奥にあるものですので、 ぱくたんさんにとっては、自覚は少ないかもしれません。 >毎日が憂鬱。 > >何をやっても楽しくないし、やる気もおきない。 >気分がさっぱりしない。 >何となく、イライラしている。 > >疲れやすい。食欲があまりない。 ここで、イライラと表現しているのが、上でお伝えした、 怒りや憤りのことです。そして、やるきがおきない、さっぱりしない、 というのは、ぱくたんさんの心の中の、憤り、怒りを、ずっと、 ガマンし続けてこられ、疲れきっているからだと思います。 >家庭の事情で、仕方なく仕事しているが、 >精神的にすごくつらいので、今すぐにでもやめたい。 > >人間関係等で、ストレスが貯まりはけ口がない。 > >自分は、孤立無援で誰も味方をしてくれない、 >孤独な一人ぼっちの人生を歩んできた。 > >他の人にとっていい人でも、自分にとっていい人とは限らない。 > >世界中の人間が自分の敵であり、 >殺意と憎しみの対象でしかないと感じる。 この憎しみや怒りもそうですね。それは、ガマンしても心の中から、 消えることはなく、そして、たまればたまるほど、マグマのように、 圧力は高まって、ガマンし続けることにさらに体力が必要ですから、 次第に、疲れ、怒りをおさえることに精一杯で、集中力が減り、 イライラと、怒りが漏れ出てくるような状態になってしまって、 いるんだと思います。 そこで、どうしたらよいかをお伝えしますね。 まず、はじめに訴えていらっしゃる、 >毎日が憂鬱。 > >何をやっても楽しくないし、やる気もおきない。 >気分がさっぱりしない。 >何となく、イライラしている。 > >疲れやすい。食欲があまりない。 この部分ですが、先ほどもお伝えしましたように、怒りの感情を、 ガマンし続けることに、疲れてしまっているわけですから、 怒りを解放させて、ガス抜きができれば、少しでもラクになれます。 解放させるには、あたりまえに、カラオケなどで騒ぐ、叫ぶ、 といった怒りを出すことでOKです。 それでも、現実的でなければ、無料カウンセリングで話を聴いて もらうだけでもよいと思います。 ただ、怒りを元から絶つわけではありませんから、やがて、 また怒りはたまってきますので、また解放させてあげてくださいね。 そして、元から対処するには、この怒りの奥にある、気持ちを、 みつめて、感じて、できれば、誰かにその気持ちを伝えて、 みてください。 奥にある気持ちとは、周囲の攻撃に対して、抵抗したとしても、 どうにもならないと、絶望してしまっている気持ちの奥にある、 助けてほしいのに助けてもらない悲しみ、わかってほしいのに、 わかってもらえない寂しさです。 ご家族の事情で、仕方なくお仕事をされているとのことですから、 ご家族に頼れる状況ではないのだと思いますが、せめて、心理面 だけでも、そんな気持ちをわかってもらいたいですよね。 ご家族に伝えてもよいですし、私たちカウンセラーでもOKです。 この部分を受けとめてもらうという体験さえできれば、 少しでも誰かひとりでも信じられると思うんです。 それも難しいようでしたら、せめて、自分で自分を見捨てない、 ことです。人の心には、自分が自分を扱うように、他人も自分を、 扱ってくる、というしくみがあるんです。 自分で自分を見捨ててしまって、他人の言動に、自分をゆだねて しまうと、相手の言うなりになってしまいます。 そして、相手の言ったことを、信じてしまい、その信念が、さらに、 言われたとおりの現実をひきよせてしまいます。 悲しいけれど、寂しいけれど、辛いけれど、誰もが、自分を見捨てて いるようであれば、自分が自分を見捨てない、救ってあげるのが、 幸せになるための第一歩なんです。 周囲の全員が、自分の敵になっても、自分だけは自分の味方で、 いられると、自分の味方をしてくれている人が見えてくるように、 なると思いますよ。 ぱくたんさんが、少しでも、幸せに近づけることを祈っています。 清水三季央 |