分かりません。 - カウンセリングサービス心理学講座

相談者名	柚子
はじめまして、柚子と申します。17歳の高3です。今、うつ病で精神科に通院しています。以前と比べて学校に行けるようにはなったものの、処方される薬が増えていってしまっています。それに、その事が原因で家族とも上手くいかなくなってしまいました。もうすぐ受験で勉強しなくてはいけないのに、何時間も泣いて過ごしてしまったりして、必死に上げてきた成績も見事に落ちてしまいました。その上、元から学校が原因でこうなったのもあって、学校に行くだけで吐き気や腹痛が止まらなくなってしまいます。だんだん、自分が分からなくなってくるんです。将来の為には頑張らなくちゃいけない、でも今の自分は頑張っていないどころか甘えている気がします。周りにも、そう言われました。半年前に未遂を起こして通院しだしてから、良くなっているという実感が殆どありません。今いる場所も、これから先のことも、全部真っ暗に見えてしまいます。それだったら全部捨てて死んでしまいたいというのが正直な心境です。あたしはこれからどうしたらいいのでしょうあと半年と少しの学校生活に耐えられる自信もありません。転校も考えていますが、家族と上手くいっていない以上、どうやって言っていいのかも分からなくて。。。こんな話で申し訳ありません。お返事、よろしくおねがいします。
カウンセラー	成井裕美
柚子さんはじめまして。勇気を出してのご相談ありがとうございます！担当させていただく成井です。 > こんな話で申し訳ありません。そんなことありませんよ！本当に本当に自分でも何とかしようと頑張って、それでも思ったように体調がよくならなくて、いっぱい考えれ来られたんだろうな～。と柚子さんの相談を読んで感じました。よく踏ん張ってこられましたね。 > 以前と比べて学校に行けるようにはなったものの、処方される薬が増えていってしまっています。以前に比べると、よくなった。そこには柚子さんのたくさんの頑張りがあると思います。自分の体調に不安を覚えながら、それでも何とか周りについていこう！今までの分を取り戻そう！という毎日は、本当に大変だったと思います。うつはココロの風邪なんてよく言われますが、本当は風邪と違い一朝一夕にはなかなか良くならない病気です。そして良くなるまでには何度も何度も波があります。きっとそれは柚子さん自身、身をもって感じてこられたと思います。だからこそ、今の状況をキープ出来ているというのは、本当はすごく頑張っていることだし、そこで踏ん張り続けていられるのは柚子さんに本当の強さがあるからです。もっと自分のその頑張りを自分で褒めてあげていいんですよ！もっとその強さを自分で誇ってもいいんです！ > だんだん、自分が分からなくなってくるんです。しんどくても学校に行く、受験する・・・。今頑張っていらっしゃるその物事は、柚子さんにとって「やりたいこと」でしょうか？それとも「やらなくてはいけないこと！」なのでしょうか？もしかしたら、「頑張らなくては！」と駆り立てられる感じが柚子さんには当たり前になってしまって、柚子さんにとって居心地の良い事、自分にとって楽しいこと、自分にとって進みたい方向性が分からなくなってしまったのかもしれませんね。そんな中で「何かを決断する！」と言う事自体が、今は柚子さんのプレッシャーになってしまっているのかもしれません。家族とうまくいっていない、との事ですが、今のこの柚子さんの行き場のない気持ちを吐き出す場所はありますか？しんどい時に1人で抱え込んでしまうのではなくて”SOS”出せる場所はあるでしょうか？学校で頼りになる先生はいますか？精神科では、カウンセリングの時間があるでしょうか？今、柚子さんはたくさんの言葉を飲み込んで毎日を何とか過ごしていらっしゃるのではないかな？と思います。何時間も泣きたくなるくらい、ココロがパンパンに膨らんでいるのかもしれません。今は「泣く」というのが柚子さんにとって唯一の吐き出す方法なのかもしれません。でも、もう1人で頑張らなくてもいんですよ。 1人で耐え忍ばなくてもいいのです。まずは、柚子さんにとって安心して気持ちを吐き出せる場所を作りませんか？吐き出した分、ココロに余裕が生まれます。そしてその余裕がある状態で「私はどうしたいか？」「私にとっての幸せって何なのか？」を考えていきましょう。「みんなと一緒」ではなくて、”柚子さんにとっての幸せ”を探して行きましょう。お電話できるようであれば、各カウンセラー毎に初回無料のカウンセリングが使って頂けますので、私達でよければ、いつでもお話を聞かせてくださいね。