よくわからないんです。

相談者名
アカツキ
始めまして、アカツキです。

私は、小学校から中学校にかけて対人関係の問題を経験してきました。
本当に当時は必死だったと思います。
押しつぶされそうになるのを必死で耐えてました。
親にも言えなくて、友人にも言えなくて、教員に言ってもなにもしてくれない状態でした。
「最初から独りだったんだ、だから、こんな状況なんか前と同じなんだ。
小学校のときと何が違うんだよ。これくらい耐えてみろよ」、
「負けてたまるか、こんな事で潰れてたまるか」と必死で崩れ落ちそうになるのを堪えてました。
必死で笑って必死で気丈に振舞って必死で相手に「それがどうかしたか」という演技をして…。

でも、そうやって自分の感情をダイレクトに感じられていたのも中学生まででした。
誰かと話しても「本当に自分は楽しいのか」とか悲しくても「本当に自分は悲しいのか」という疑問があります。
ただ、悲劇のヒロインを演じたいだけじゃないのかとか。色々考えるんです。
現にこういう苦痛から開放されるのが嫌なような不思議な感覚なんです。
自分が友人と話している顔が鏡に映ったりすると嘘で塗り固められたような
不自然な笑顔に見えて気持ち悪くなるんです。
どちらかというと、苛立たしさに近いような気がします。
私の過去を若干知るメル友から「過去から離脱した」と言われたのですが、
私からしてみれば、過去の事すら何も感じなくなったんじゃないかと思ったんです。

まだ、中学校の方がマシだったように思います。
苦痛だろうとなんだろうと、感情を疑いも無く感じられてましたから。
私は、感情をダイレクトに感じていた頃に戻りたいんです。
ただ、普通に笑ったりしたいだけなのに…。私は、どうすればいいですか?
もしかしたら、なんとかしたいという気持ちも嘘だったらと思うと
自分の何を信じたらいいのかわからなくなります。
だから、せめてこの感情は本当だと信じて相談させて頂きます。
お返事お待ちしてます。

カウンセラー
渡辺晴美
こんにちは。アカツキさん。始めまして。
今回担当させていただきます渡辺晴美と申します。
よろしくお願いします。

小学校からの対人関係の問題を経験して、それを必死に乗り越えてこられたんですね。

でも、ずっと独りで堪えてきて、もう感覚が麻痺してしまったかのように
本当の自分の心がわからなくなってしまっているのかもしれませんね。

アカツキさんはいつも自分自身を守ることに必死だったのかもしれませんね。
どのような状態で堪えて守ってきたのかまではわかりませんが、
直接的にでも精神的にでも攻撃される感覚をいっぱい感じていたのではないでしょうか。

辛く苦しい状態から抜け出したい。そう思いながらも、一方では、辛く苦しい状態にいるのが自分。

そうも思っているとすれば、その状態から抜け出してしまうと、
自分が自分でなくなってしまう様な感覚にもなってしまいますよね。

今、アカツキさんはご自身が大きく変化していく手前の位置にいるのかもしれませんね。

そんな時は、今まで感じていた感情や新しい自分が感じていく感情があふれて
ごちゃごちゃになってしまったりします。

そんな時は、ものすごく苦しいですから、どれか1つの感覚に収集をつけたくなってしまいますよね。
そうすると、それ以外の感情を全部否定しないといけなくなってしまいます。
次のステップに進むためにも、感情をもう一度感じていくためにも、今出てくる感覚全てを
認めてあげてはいかがですか?

どれかが偽物だって思ってしまうと苦しいのではないかと思います。
アカツキさんのいっぱい詰まった心の中を整理していくためにも、
いったんは色んな感情を外に出してから、必要なものをもう一度自分の心の中に入れてあげた方が、
楽なのではないかと思いますよ。

ご自身の色んな感情を吐き出していきながら、もう一度真実の自分の心と繋がっていってみてはいかがですか。
アカツキさんの心の霧が早く晴れて行く事を祈っています。

ご相談ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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