心の病気について。

>最近、とても体がだるかったり熱は無いのに頭痛だけがしたりします。
>とてもグロい絵を書いてみたり、かさぶたなどをはがして血を
>無理矢理出してみたり、何も辛いことが無くとも涙が出てきたりします。
>最近では何気ない会話をして少し注意されただけで泣くこともあります。
>小学校のときは普通に会話できていたのに最近、友人と話すのにも
>口数が異常に少なくなり、うん、とうなづくだけだったり
>声を出すのが怖くてあまり出しません、親しんだ親友なら大丈夫なのですが
>それと人の視線が異常に怖くなり人の目を異常に気にしながら歩いて居ます。
>前はリストカットをしていて親にバレたことからしなくなったのですが
>最近ではすることも出来ないので発散方法が分からず押さえこみ溜め込んで
>妙な苛立ちだけが襲いこんできます。

たくさんのネガティブな気持ちを心の中にためこんでいるように感じます。そして、ためこんでもう、隠しきれず、心の限界を超えて、あふれ出てきてしまっているようです。また辛いという感覚を感じることもさえぎってきたのか、辛いことが何もないと感じているところもあるようなのですが、自覚は少ないかもしれませんが、心の奥ではきっとすごく辛いはずですので、グロい絵を描いたり、血をみることで、その辛さを少しでも感じようとしているのかもしれません。

>段々生きている意味が分からなくなってきて、明日死ぬかもしれないのに何で勉強なんてするんだろう、バカバカしいと感じてきました。
>でも感情の浮き沈みが激しくて友達と居て楽しいときは何でもないのに
>学校から帰ってくると異常に沈んで生きている意味なんて無いのにと一人で悩みこんでいたりしま>す。

さらには怒りや苛立ち、あきらめのような気持ちも感じているようです。

私たちの心には、ポジティブな気持ちと、ネガティブな気持ちの両方があります。どちらも自然な感情なので、どちらも大切に扱ってあげないと、ガマンしていた気持ちがあふれだして、バランスを失ってしまうんです。

>前はリストカットをしていて親にバレたことからしなくなったのですが

この部分からもわかるんですが、リストカットって、誰かにヘルプを求めたいけれども、誰にも伝えられなくて、気持ちの行き場がないときに、やってしまうことが多いんですね。それすら、ご両親に見つかって、唯一のヘルプを求める表現もガマンしてしまうようになったんですね。

きっと、それくらい、今までもご両親に、ネガティブな部分を受けとめてもらう機会が少なかったのではないかと思います。だからずっとガマンをガマンと思わないくらい、ガマンしてきたのかもしれません。

でも、人間だから、ネガティブな気持ちは、あって当たり前なんですよ。

今は、その気持ちがあふれ出すくらいたまっているのだから、自分ひとりで何とかしようとしないでほしいです。お友達やご両親、学校の先生に話してみてもよいですし、それも難しければ、カウンセリングサービスにはボランティアの無料のカウンセリングがありますから、それを利用してもよいと思います。まずは、とにかく、話を聞いてもらってみてはどうかと思います。

泣けてきたら、それでいいですし、何も話せなくても、黙ってたってOKです。1回で満足いかなければ何回だってチャレンジしてください。

蜜葉さんのこの気持ちを蜜葉さん自身が受け入れてあげたり、誰かに受けとめてもらうだけで、程度によってセラピーを受けたほうがよかったり、時間がかかったりすることはありますが、この気持ちが少しずつおちついてくるようになります。そうすれば、自然に本来、蜜葉さんがもっていたポジティブな気持ちにもどっていけるようになりますから、なんとかなるのかもしれない・・・という自然な信頼感と希望が感じられるようになるはずですよ。

清水三季央