彼女を助けたい

相談者名
まこと
こんにちは。再び投稿させていただきました。何回もすいません。
今回お聞きしたいことは、以前ご相談した彼女(といってもまだ僕を恋人として彼女
にみとめられたわけではないのですが)のことです。
実は前々から薄々きづいてはいたんですが、彼女は以前から睡眠薬等を飲んでいるようで
電話で話をしているときに特に思うんですけど、話し方がなんか妙にえハイテンション
だったり、そうかと思うとすごく落ち込んだ様子だったりでなんか変なんですね。
それでこの前彼女から電話がかかってきた時、思い切って聞いてみたんですね。
「今なんか睡眠薬とか、精神安定剤とか飲んでるんじゃないの?」
すると彼女は「うん、実はだいぶ前から睡眠薬は飲んでいて、ひどいときには拒食症
だったこともあるの」とのことでした。
その時の心境でですが、「やはり。。。。」わかっていたとはいえ、改めて言われると
なんかショックではありました。僕自身も最近睡眠薬のお世話になったりする事が多かったんで彼女の感じをみて、
ピンときたんですね(他に神戸メンタルさんのカウンセリングを受けたことも
あります)。
僕はこういいました「僕も実は睡眠薬を飲んだり、カウンセリングを受けたりしてる
ことが多いんだ。」
こう言ったのは、何とか彼女に安心してもらいたかった。「辛いのは自分だけじゃないよ。俺も同じだって。
一人で解決しようとするんではなく、一緒になんとかしよう!」
そう言う気持ちをわかってもらいたかった。
だからおそらく普段、人に言うはずのないことも言えたんですね。

でもそこで一つ心残りだったのは、「なぜ、睡眠薬を飲んだり、カウンセリングを
受けたりしたのか」ってことを僕も言えなかったし、彼女にも言ってもらえなかった
んですね。
こんなことでは、今後より親密な関係になっていくことは、難しいのかなと思ったり
しています。

僕の今の心境としては、なんとか彼女を楽にさせてあげたい。「俺のことをもっと信じて
いろいろうち明けてほしい。なにかあったら一緒に解決しよう。」
そう伝えたい気持ちなんです。
実際、彼女にこうも言いました「俺のこと信じてくれていいんだよ」って。

ただ、今までは薄々はわかっていても、あえて知らんぷりする事もできたんですけど
これからはそうも行かなくなりました。お互いの問題ときちんと向き合って
一緒に解決していかないといけないなって感じています。
しかし、どういうスタンスで彼女と接していけばよいのか、つまり普段会ったり電話を
しているとき、どういう言葉をかけるべきか、すごく考え込んでしまっています。
あまり心配しているような態度を示しても、彼女はかえって重たくなるでしょうし
かといって放っておくわけにもいかない・・・・
どうしたらいいでしょう。
なんかまたまた情けない質問ですいません。
よろしくお願いします。

カウンセラー
原裕輝
こんにちわ、原裕輝といいますまことさんが彼女のことを大切に思ってらっしゃるのがつたわってきます。
なかなか自分の秘密をいえないですよね。
それを打ち明けれたのはすごいと思います。
自分が秘密にしてきただけに同じように彼女に睡眠薬をのんでること
を聞くのは勇気がいったのではないでしょうか?
まことさんは勇気のある方だと思います。

> でもそこで一つ心残りだったのは、「なぜ、睡眠薬を飲んだり、カウンセリングを
> 受けたりしたのか」ってことを僕も言えなかったし、彼女にも言ってもらえなかった
> んですね。
> こんなことでは、今後より親密な関係になっていくことは、難しいのかなと思ったり
> しています。

たぶん、まことさんがここで感じられた感情は無価値感、無力感だと思います。
聞いたところで、いったところでどうしていいかわからない感じ
ではないでしょうか?
とてもとてもきつい感情です。恐れもでてくると思います。

まことさんにも痛みや、つらいこと、しんどいことたくさんあると
思います。他人が同じような痛みをもってるのをみると
自分でもこの痛みもてあましてるのにどうしたらいいんだ
という感じになると思うんです
それでも、彼女をなんとかしてあげたいという、まことさんは。
すばらしいと思います。

> あまり心配しているような態度を示しても、彼女はかえって重たくなるでしょうし
> かといって放っておくわけにもいかない・・・・
> どうしたらいいでしょう。

お気持ちわかります。
僕も昔おなじように思ったことがあります。
まことさんが、無価値感、無力感にはまってしまっているとき
彼女は自分のことを迷惑をかけてしまう存在と感じてしまうと思います。
彼女は罪悪感を感じるのでしょうね。
そしてまことさんは、これからどうしていこうと考えた時に
彼女がよくなることを信頼ではなく心配してしまうと思います。
心配ではなく信頼してあげることがいると思います。

ここでは、まことさんが本当の強さを出すときだと思います。
それは、自分の弱さにはいっていく本当の強さです。
まことさんはそれができる人だと思います。
自分の痛みの中にはいって、自分の痛みを見つめて癒していく
ことが求められていると思います。自分が痛みを抱えてる時、
彼女の痛みを見ると、痛みがふきだして、もてあましてしまうと
思います。
自分の問題が解決できると、彼女の問題も解決してあげれると
思いますし、彼女に向かい合うこともできるでしょう。
彼女にとっての希望にもなると思います。
彼女を変えることは難しいです。
まずは自分が成長することがいるでしょう。
これには、本当に勇気がいります。自分をかえる勇気です。
まことさんは、本当にそれができる人だと思います。
応援してします。
また、ご連絡してくださいね。

相談者名
まこと
こんばんは。とても暖かみのあるお返事ありがとうございました。
自分の気持ちをわかってもらえることのすばらしさをかみしめています。今回はお返事のなかで自分なりに感じたことを、書いてみたいと思います。

> 彼女は罪悪感を感じるのでしょうね。
> そしてまことさんは、これからどうしていこうと考えた時に
> 彼女がよくなることを信頼ではなく心配してしまうと思います。
> 心配ではなく信頼してあげることがいると思います。

「心配」ではなく「信頼」・・・・うん、絶対そうしたいと思う。
どうしたら「信頼」できるのか。彼女のことを好きになってから
ずっと考えてきたことのように思います。
しかし、実を言うと彼女のことを「信頼」しているつもりだったけど
結局、なんか「心配」してしまっているんですね。

>
> ここでは、まことさんが本当の強さを出すときだと思います。
> それは、自分の弱さにはいっていく本当の強さです。
> まことさんはそれができる人だと思います。
> 自分の痛みの中にはいって、自分の痛みを見つめて癒していく
> ことが求められていると思います。自分が痛みを抱えてる時、
> 彼女の痛みを見ると、痛みがふきだして、もてあましてしまうと
> 思います。

神戸メンタルさんのカウンセリングを何回か受けさせていただいたのですが
きっかけはやはり彼女のことだったんですね。
ところが何回か受けさせていただいているうちに問いかけられたのは
家族のこと、とりわけ父親との関係でした。
そのときよく言われたのが、
父との関係、父の生い立ちをきちんとみつめ、そして父を理解し許す。
ということだったと思います。
原さんが言われる「自分の痛みをきちんとみつめ癒す」
というのもこういうことなのですか?
この問題さえ解決すれば、彼女との関係ももっとよいものになるのですか?

> 自分の問題が解決できると、彼女の問題も解決してあげれると
> 思いますし、彼女に向かい合うこともできるでしょう。
> 彼女にとっての希望にもなると思います。
> 彼女を変えることは難しいです。
> まずは自分が成長することがいるでしょう。
> これには、本当に勇気がいります。自分をかえる勇気です。

今自分は絶対これだけはやりたいと思っています。
このことで、彼女との関係がもっといいものになり、自分も成長できるんだったら。
ただ、今どうしたら自分を変えることができるのか。
少しぼんやりとしていて、きちんとつかめていないように思います。
どうすればよいのか?また教えていただきたいのですが・・・
よろしくお願いします。

カウンセラー
原裕輝
こんばんは原 です

> こんばんは。とても暖かみのあるお返事ありがとうございました。
> 自分の気持ちをわかってもらえることのすばらしさをかみしめています。
> 今回はお返事のなかで自分なりに感じたことを、書いてみたいと思います。

ありがとうございます。
感じたことを書いてくれてうれしいです。

> 「心配」ではなく「信頼」・・・・うん、絶対そうしたいと思う。
> どうしたら「信頼」できるのか。彼女のことを好きになってから
> ずっと考えてきたことのように思います。
> しかし、実を言うと彼女のことを「信頼」しているつもりだったけど
> 結局、なんか「心配」してしまっているんですね。
>

ついつい、心配してしまう。この気持ちわかるなぁ~
僕もついつい、彼女のことを心配してしま時があるんです。
好きだから、心配してしまうことてあるとおもうんです
でも、心配するときは、彼女の弱さや、悪いところ、信用できない
ところをみてるときだと思うんです。
彼女の善なるところ、、価値、可能生をみて応援してあげることが
信頼になると思うんですね。
僕がまことさんのことを本当に勇気がある人だ。と価値をみたことは
信頼の部分です。

>>
>>ここでは、まことさんが本当の強さを出すときだと思います。
>>それは、自分の弱さにはいっていく本当の強さです。
>>まことさんはそれができる人だと思います。
>>自分の痛みの中にはいって、自分の痛みを見つめて癒していく
>>ことが求められていると思います。自分が痛みを抱えてる時、
>>彼女の痛みを見ると、痛みがふきだして、もてあましてしまうと
>>思います。
>
> 神戸メンタルさんのカウンセリングを何回か受けさせていただいたのですが
> きっかけはやはり彼女のことだったんですね。
> ところが何回か受けさせていただいているうちに問いかけられたのは
> 家族のこと、とりわけ父親との関係でした。
> そのときよく言われたのが、
> 父との関係、父の生い立ちをきちんとみつめ、そして父を理解し許す。
> ということだったと思います。
> 原さんが言われる「自分の痛みをきちんとみつめ癒す」
> というのもこういうことなのですか?
> この問題さえ解決すれば、彼女との関係ももっとよいものになるのですか?

他のカウンセラーが聞かせてもらった話ですね。
ごめんなさい、僕は直接話を聞いてないもので、お話の内容がわからず
父親との関係を許すことと、今の無力感とがつながっていると
今回は、いいきることができないのですが
父親を理解して許す。ということは、何か父親に怒っているのでしょうか?
なにか、関係あるかもしれませんね。

たぶん、この無力感、しんどい感じは、今始まったことでは
ないと思うんですね。
昔この感覚が、ではじめた頃があると思うのです。
誰かを助けられなかった経験かもしれませんし、
自身をなくしたことがあったのかもしれません。
でも、あの時はできなくてもしかたがなかった理由があったのに
できなかった自分を責めてしまっている誤解があったのかも知れません。
たぶん、その後何回も何回も
この嫌な感覚を味わってきてるではないでしょうか?

僕が個人カウンセリングでさせていただきたいことのひとつが
今のしんどい感じや、問題をみつめていくこともそうですが
この感覚がではじめた頃、この感覚の元となった痛みを
根こそぎ取ってしまいたいというのもあります。
元が楽になれば、今の無力感を感じる問題も解決に動いていくからです。
もしかすると、その元が父親との関係にあったのかもしれません。

この痛みを見直して癒していくということは、自分の成長になります。
彼女との関係はよくなると思います。

>>自分の問題が解決できると、彼女の問題も解決してあげれると
>>思いますし、彼女に向かい合うこともできるでしょう。
>>彼女にとっての希望にもなると思います。
>>彼女を変えることは難しいです。
>>まずは自分が成長することがいるでしょう。
>>これには、本当に勇気がいります。自分をかえる勇気です。
>
> 今自分は絶対これだけはやりたいと思っています。
> このことで、彼女との関係がもっといいものになり、自分も成長できるんだったら。

まことさんなら、絶対できると思います。

> ただ、今どうしたら自分を変えることができるのか。
> 少しぼんやりとしていて、きちんとつかめていないように思います。
> どうすればよいのか?また教えていただきたいのですが・・・
> よろしくお願いします。

まず、意欲がいります。
これは、もう誠さんは持ってると思います。
もし、自身をなくして意欲がなくなりかけたら
今の気持ちを思い出してみてください。

目標もいると思います。
「こんな男になりたい」という感じです。
無力感よりも自分の痛みよりも彼女を選ぼうということもいると思います。
自分の痛みよりも大切なものを選ぶ勇気です。
なにかを許すこともいるかもしれません。
今回いただいたレスでわかることはこんな感じです。

また、じっくりともっと詳しお話できたる機会があればと思います。

絶対、できる男だと思います。
がんばってください、応援してます。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。