相談者名 | みぃ |
には付き合ってもうすぐ五ヶ月になる彼氏がいます。彼は外人で五ヶ月前の海外留学で出会いました。3月に私達が出会った場所にもう一度語学留学のために戻って会う予定でした。遠距離であることでお互いの気持ちがわからなくなったり、些細なことで喧嘩になったりしましたが精神的に大人な彼がリラックスさせてくれたので今まではなんとか関係を続けてこれました。ですがこの間私の誕生日に似顔絵をプレゼントしてくれた彼に怒ってしまいました。理由はとても幼稚なもので、私はバイトまでしてお金をためて彼の誕生日を祝ったのに彼は交際費にすべてお金を使ってしまいお金がなくて絵を描いたと言われショックを受けたからです。物がどうこうよりもう少し彼が私に対して努力できたんじゃないかと思ってしまって、彼にただ直向きな自分が恥ずかしく、惨めでまたそれと同時にドラマに出てくる性悪女のような金で物を言うような愛を感じられない人間に育ってしまった自分が恥ずかしく思いました。裕福な家庭でお金には困らないで暮らしてきたせいなのでしょうか。彼は結局金なのか。と私に失望したようで音信不通です。彼はとてもいい人なので頑張って彼から離れて、彼にまた新しいいい出会いをして欲しいと今考えていますが最後に謝罪をしたいです。なんて伝えればよいでしょうか。そして他人からのプレゼントを今度からは感謝をして受け取れるようになりたいのですがどのようにすれば改心できるでしょうか?? | |
カウンセラー | 嶽 きよみ |
みぃさん、はじめまして。今回担当させていただきます、嶽きよみ と申します。 外国に住んでいらっしゃる彼との遠距離恋愛が、もうすぐ5ヶ月になるのですね。 でも、みぃさんが彼のプレゼントにショックを受けて怒ってしまい、それから彼と連絡が取れない状態になってしまったということで、みぃさんの心の中には、不安や罪悪感や自己攻撃や・・、色んな気持ちが渦巻いていらっしゃるんですね。。 みぃさんの苦しい気持ちががメールから伝わってきます。 みいさんは >そして他人からのプレゼントを今度からは感謝をして受け取れるようになりたいのですがどのようにすれば改心できるでしょうか?? と書いてくださいましたね。 まずはここからお答えしたいと思うのですが、 みぃさんは、彼を傷つけてしまったと思っていらっしゃると思うのですが、きっと、今回 みぃさん自身も、とても傷つかれたのではないかと思います。 みぃさんにとっての、最初の傷つき・・・それは、彼からのプレゼントをもらったときではないですか? みぃさんは、彼にプレゼントをあげるために、アルバイトまでしてお金を作って頑張ったわけですよね。 でも、彼は、交際費に全部お金を使ってしまってお金がないからと言って、自分が描いた「似顔絵」をくれた。 みぃさんにとっては、きっと その「似顔絵」が嫌だったわけではなくて、みぃさんへの愛情を、とても軽く、簡単に、代用されてしまったような、つまりは みぃさん自身が大切にされていないような、そんな気がしてしまったんじゃないかと思うんです。 誰だって、大切な人から軽く扱われることなんて望んでいません。 私たちは、その悲しい感情を受け入れるのがあまりに辛い時、それをぐっとこらえて押さえつけてしまったりします。 それが突然で、あまりに大きい「ショック」だとするとなおさらですもんね。 その抑圧の圧力が、「怒り」というものの正体なのですが、私たちは、それを自分の心に留めておくのはあまりに苦しいので、それを「怒る」という形で表現してしまったりするんですね。 そして、怒りを相手に向けてしまった時は、相手も傷つくでしょうけれど、自分自身もまた、さらに深く傷ついてしまったりします。 傷つくことはとても辛いことですが、それは、もっと優しい人へと磨かれる痛みとなることも少なくありません。 そういう意味でも、みぃさんは、今度からは、他人からのプレゼントを、「物」自体よりも、贈ってくれた「気持ち」をしっかりと受け取れる人になっていらっしゃるように思うんです。 ** みぃさんは こうも書いてくださいました。 >彼はとてもいい人なので頑張って彼から離れて、彼!にまた新しいいい出会いをして欲しいと今考えていますが最後に謝罪をしたいです。 私は、その答えは、もうすでにみぃさんがこのメールに書いて下さっていると思いました。 >物がどうこうよりもう少し彼が私に対して努力できたんじゃないかと思ってしまって、彼にただ直向きな自分が恥ずかしく、惨めでまたそれと同時にドラマに出てくる性悪女のような金で物を言うような愛を感じられない人間に育ってしまった自分が恥ずかしく思いました。 私には、これが みぃさんの、正直な今の気持ちであり謝罪の言葉のように感じます。 もちろん、みぃさんが、ドラマに出てくる性悪女のような人間というのは誤解です。 ** 例えばAさんがBさんを傷つけてしまったとき、Aさんからの「ごめんなさい」という言葉は、Bさんの傷を、今以上深くしないための、大事な言葉だと思います。 でも、その次にBさんにとって大事なのは、Aさんに、何故自分が傷ついたのかを分かってもらうことではないかと思うんですね。 みぃさんは、自分なりにそれをしっかりと感じ、理解しようとしてらっしゃるように思います。 そして、彼が贈ろうとした みぃさんへの気持ちを、もう一度 ちゃんと受け取ってあげることが出来たらと思います。 今回も、これまでのように一緒に乗り越えて行ければ素晴らしいと思いますが、もしこのままお別れしてしまうことになったとしても、 みぃさんはこれまでよりもずっと、受け取るのが上手な女性になっていらっしゃるのではないかと思います。 それを日常でさらに磨いて行くためには、形のないものに対して、感謝できることをたくさん見つけて、それを相手に伝えて行くことがお勧めです。 また、今回は文章の都合上、みぃさんが傷ついてしまいやすい理由や、その価値観が出来た根っこの部分に関しては書けませんでしたので、またそのあたりは、お電話の無料カウンセリングなどをご利用いただいてもいいかもしれません。 本日はご相談ありがとうございました。 嶽きよみ |