好きな相手からのひどい言葉

相談者名
佳奈
どうしても気持ちの整理がつけられなくて困っています。
先日、私が片思いしている相手と私を含め友人の数人でちょっとした飲み会をしました。
そこで、彼と、彼と仲良しの女の子の一人が、つきあい始めたことを知りました。
そのときは、そんなにショックだという感覚はなくて、「ふぅん、そうなんだ」くらいに感じていました。
好きな女の子がそばにいて、お酒が入っていたこともあったのか、
彼が私に言いました。
「カナさんてさ、○○だよね」
どう考えてもほめ言葉ではない、けなされているとしか思えない台詞でした。

家に帰ったあと、涙が出てきて止まりませんでした。
あんなひどいことを言われて悲しいのか、それとも悔しいのかわかりませんでしたが、
大きな声で泣いてしまいました。
どう思われていても、言葉では聞きたくなかった。
あんな人嫌い、もう関わらない。
そう思って切り捨ててしまえればいいのに、
好きなのか憎らしいのかわかりませんが、まだ彼を気にしている自分がいます。
早く心の整理をつけて、別の人に目を向けられるようになりたいのです。

どうか、よろしくお願いします。

カウンセラー
原裕輝
こんにちは、佳奈さん。
原といいます。
ご相談ありがとうございます。

好きな人にけなされる言葉を投げかけられるのはショックですね。

けなされると好きではない人に言われても傷つきますが、好きな人に言われるとなおさら
だと思います。

好きだからこそ傷つくし、好きだからこそ憎らしい気持ちがでてくるんだと思います。
私たちは好きな人から心を離そうとする時に嫌いという力を使うんです。

彼女ができて恋が破れた直後に、
けなす言葉を投げかけられるのは、とっても傷ついたと思います。
つらかったですね。

彼を手放せるようになる為に、
まずは、その傷ついたハートを癒すことがいると思うんです。

傷ついた気持ちを誰かに受け止めてもらったり、傷ついた気持ちを感じきってあげると、
傷ついた気持ちは消化されて楽になっていきます。
そうやって心が楽になると、今度は彼のことを手放して次に進むのも楽になりますから。

一人で傷ついた気持ちを抱えられず誰かに受けとめてもらってくださいね。

ご相談ありがとうございました。
それでは、また失礼します。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。