彼との間に幸せな未来が描けなくなってしまいました

相談者名
ひまわり
こんにちは。はじめまして。

付き合い始めて半年の彼がいます。
彼36歳 私31歳です。

彼とははじめから結婚を意識して付き合い始めました。
私からは結婚の話は意識している分出さないようにしていたのですが
彼からは良く話題として登っていました。

彼のことは好きです。
ただ彼はとても寂しがり屋だったり、女性から必要とされることで
自分の価値を確かめるところがあります。
その向く先は私だけじゃないんです。

私のことは彼女として特別に扱っているからいいという考えなのだと思いますが
女性から頼られれば、いつでも電話に応じ
メールもまめにして私に黙って食事にも行きます。

そしてそれはやっぱり少し恋愛感情が混じると言うか
相手が自分に恋愛感情を抱いていることで擬似恋愛をして楽しむところがあるのです。

そんな彼といて幸せになれるのか。
彼は本当にそういう人なのか。
私からの愛情を感じたり、私じゃなくても彼にとってとても大切な人が現れれば変わるのか。
と悩みます。

こんな彼と結婚してもいつも不安で、自分を大切にされていないような気がして
寂しい思いをしなくてはいけないのかもしれません。
それならほかを探したほうがとも思うのですが、短い恋愛を続けてきてしまった私にはこらえしょうがないのかもと思ったりもします。

出来たら友達に戻ってもう一度彼を知りなおししたいのですが。。
どうしたらいいのかと悩んでいます。

カウンセラー
池尾昌紀
ひまわりさん、こんにちは。
池尾昌紀と申します。
ご相談、ありがとうございます。

結婚を前提にお付き合いされている彼、
しかしその彼が、他の女性に目をむけてしまう
それでは、結婚していいかどうか不安になってしまうのは
当然のことです。

僕は結婚していますが、カウンセラーの勉強をはじめるまでの
僕はまさに、彼のようでした。

僕は、浮気性で、そして、困っている女性がいたら、ほってはおけず
一生懸命、話を聞いてあげていました。
そして、そんな僕と付き合っていた僕の奥さんを
いつも傷つけていました。

けれど、カウンセリングの勉強をしていく中で、
そして、カウンセリングを利用することで癒されていくことで
浮気性は治ってしまったのです。

ひまわりさんが
「ただ彼はとても寂しがり屋だったり、女性から必要とされることで
自分の価値を確かめるところがあります。」
書かれておられるように
彼のように付き合っている人がいるのに、他の異性と恋愛をしたり
浮気をしたりするタイプの人は、
自己価値が低い方が多いようです。

自己価値が低いというのは、自分は誰からも愛されないという思いから
きています。
それは、小さい頃に愛されなかったという過去から来ている場合があり
ます。

例えば、幼少の頃に、両親が忙しくてかまってもらえなくて
愛されていると思えず育ったりすると
「両親に愛されない」→「それは自分には愛される価値がないから」
→「だから誰からも愛されるはずはない」
という図式になって、人から愛されることに大きな不安を持ちます。

そのため、パートナーができたとしても、
本当に自分が愛されているかどうかが不安でしかたないあまり
自分が愛されているかどうかを確かめる行動、
つまり、浮気などに走ってしまうことがあります。

また、誰でも、自分に愛される価値がないことを感じたくはないですから
それを感じないようにするために、また、愛されていることを実感する
ために
価値がある、役に立つことを無意識に証明しようとして
困っている人に対して、自分を犠牲にしても助けてあげるという
「補償行為」とよばれる行動をとったりします。

いずれの場合も、実は、「誰かに愛してほしい」という心のメッセージの
現れなのです。

僕の場合は、まさにそうでした。

それでは、僕の奥さんの心の中はどうだったのでしょうか。

ある時、僕が浮気をしていた頃のことを振り返って、
奥さんが僕にこういう言葉をいいました。

「あれは、私にとっても都合がよかったのよ」

人が惹かれ合う時というのは、無意識的に、同じ傷や同じ寂しさを
持っているからであることがよくあります。

ひまわりさんご自身はいかがでしょうか。
ここまで書いてきた内容に、当てはまるところはありませんか?

ひまわりさんは、こんな彼をどうして好きになり、おつきあいされたの
でしょう。

もしかしたら、ひまわりさん自身が、「愛される価値はない」と思い、
それを確かめるために彼とおつきあいされてはおられませんか?
好きな人から、こんな目にあわされて、悲しい思いをするのは
しかたがない。心の奥底で、そう思っておられるとしたら。

僕の奥さんは、自分もあなたと同じだったのよ、と言ってくれたのです。

ひまわりさん。
まずは、自分の心の中にある、こうした「声」を聞いてあげることです。
心の声は、誰かにそれを知ってほしいのです。
今日のこの内容をお読みになられて、自分の心に耳を澄ませてみてくだ
さい。

今の状況を作り出しているのは、自分です。
そして、だからこそ、状況は変えられるのです。
人の心は変えられませんが、自分の心は自分次第で
変えられるのですから。

ひまわりさん、あなたのために、そして、彼のために。
今は不安で一杯でも、必ず幸せになれますよ。
僕たち夫婦だって、幸せになれたのですから。

そんなお手伝いを、是非、させてください。
カウンセリングサービスのカウンセリングは電話代はかかりますが、
誰でも初回は無料ですし、ボランティアカウンセラーもたくさんいます。

ひまわりさんの幸せのお手伝いをさせていただけたら
こんなにうれしいことはありません。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

名古屋を軸に東京・大阪・福岡でカウンセリング・講座講師を担当。男女関係の修復を中心に、仕事、自己価値UP等幅広いジャンルを扱う。 「親しみやすさ・安心感」と「心理分析の鋭さ・問題解決の提案力」を兼ね備えると評され、年間300件以上、10年以上で5千件超のカウンセリング実績持つ実践派。