感情の起伏が激しい

相談者名
美咲
はじめまして。私は看護婦になって9年になります。独身時代は総合病院の主に急性期医療での看護をしており、結婚退職後は診療所でアルバイトをしています。専業主婦にも挑戦しましたが、看護婦という仕事や今まで培ってきたものを生かしたい、また自分が自信を持ってできることはこの仕事以外にないと思って、家庭と仕事を両立するこの生活を選んだのです。最初はいいのですが環境にも慣れ、もっといい仕事を・・・と思えば思う程家にまで仕事を持ちかえり、勉強したりもします。主人は理解のある人で私と価値観の相違もありません。それでも、私は家事より仕事を優先させてしまいます。また、1番の問題はそういう環境でありながら、同僚のミスに対していらだったり、いい加減な仕事をする人の言うことなすことにカチンときたりします。そういう「怒る」という感情が全面的に顔に出てしまい、「怖い」と言われます。みんなが私と同じような気持ちで仕事に臨むわけでもない、私と同じように仕事をこなせるわけでもない、と自分に言い聞かせても、ストレスはたまる一方です。うまく感情コントロールしてみたいのです。
カウンセラー
根本裕幸(退会)
美咲さん、こんばんわ。根本です。
お待たせしました。
ご相談ありがとうございます。

看護婦というお仕事が美咲さんにとっては大好きでやりがいのあるもののようですね。
そんな気持ちがあれば、もっといい仕事がしたい!って気持ちになりますから、一つ一つのことに一生懸命関わり、拘ってみたり、また仕事に誇りを持つことができますね。

そしてご理解あるご主人の下、主婦業との両立も頑張っていらっしゃるようで、ほんとに頑張り屋さんですね。
それは、いい意味でパワフルな感じがしますよね。

でも、ここで自分をチェックしてみて下さい。
「私はそんな毎日を楽しんでいるだろうか???」

条件だけ見ると、大好きな仕事、価値観を共にする夫、家事もできる範囲で頑張る自分、と褒めてあげたい要素がたくさんありますよね。
でも、そんな色々な自分がたくさんいるが故に、そして、どれも自分にとって大切なものであるために、何か中途半端な感じを抱いてイライラしてしまうのかもしれません。

また、何か「妻」の部分に罪悪感があるみたいですね。
仕事を持ち帰ったり、家事よりも仕事を優先したりして、「私は良い妻ではない」なんて思っていらっしゃいませんでしょうか。

色々なことを頑張ってしまうと、心に余裕が持てなくなって楽しめないばかりか、むしろイライラしてしまいますね。
同僚の細かいミスが許せないのも、それくらい自分の心に余裕がなくなってしまっている証拠なのかもしれません。
また、罪悪感があればあるほど、仕事にのめりこむようになってしまいますね。

そういうことで、何か家事や妻としての自分に問題があるみたいです。

> それでも、私は家事より仕事を優先させてしまいます。

これがいけないことだと感じているとしたら、それはなぜなんでしょうね。
ご主人に迷惑をかけてしまっていると感じているのでしょうか。
あるいは、正しい妻の姿を追い求めているのでしょうか。

僕の奥さんも主婦とカウンセラーの二つの仕事をしているわけですが、カウンセリングが重なったり、体調を崩したりして家事が満足にできなくなると、とても嫌な気持ちになるようです。
それでイライラすることもあるみたいですしね。

そういうときって、「理想像」と「現実」が乖離してしまっているときによくあるみたいです。
どれも一生懸命やってるんだけど、どれとして満足できないような、何かあかんことしているような、そんな思いが出てくるようです。

ですから、仕事のことや家事のことについて、まずはご主人に本音を話して見られるのはいかがでしょうか?特に自分がご主人や自分自身に「悪いなあ、いけないことだなあ」と感じていることを聞いてもらいましょう。

パートナーシップは二人で作り上げていくものですね。
そこでは常識なんてのはあんまり関係なくて、美咲さん夫婦のオリジナルなものでないと、後々破綻してしまいます。
自分のしたいことやご主人の願いのバランスを取っていく事はとっても難しいことだけれど、その目標にチャレンジしていくだけで、イキイキさを取り戻すことが出来ます。
また、ご主人との関係がより深いものになればなるほど、心に余裕を持って仕事や家事やその他のことに向き合えるようになります。
自分自身に本当の自信がつくような感じです。

大変だけど、素敵なお仕事ですね。
しんどいこともあるかと思いますが、今はもう一人ではなく、ご主人がいらっしゃいますから、二人で頑張って乗り越えて行きましょう。

この「二人で」というのがキーワードのようですね。

より大きな幸せを手に入れられますように応援してますよ。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

退会しました。