自分がどうしたいのかわからない

相談者名
ミント
 自分がどうしたいのかわらないのです。
私は中学ころいじめなどに遭い、人が信じられなくになりました。
中1の時から、ばい菌扱いされ、おなかを蹴られた事があります。
それから、人に対して、とくに男性(太った)に対して嫌悪感と不信感を持つようになりました。だから未だに友人も少ないです。
しかし、20ぐらいの時、好きな人が出来て付き合いましたが、その人は私の前いなくなり、それから十何年、男性のとは付き合っていません。その人はとてもやせていました
でも、好きだったけど、その人とはSEX出来ませんでした。
それから、いい年になり、お見合いをするようになりましたが、どうしても男性とふれたいとは思わないのです(手をつなぐのも、キスも、もちろんSEXもです)
お見合い=結婚を意識していますせいなのか、一回会っただけで断る事が多く、多くても2回~3回合うと断っています。
現在、3回会ったお見合い相手いるのですが、もう会いたくないのです。
とてもいい人なのですで、条件もよく、自分も話が出来るのですが、なぜか会いたくないです。何となくなんですが。
(その人少し太っていて、中学がおなじとこ、学年が違う)
で、親にお断りしたいというと、『嫌なら断っても構わない、だだし、もうお見合いは来ないかも知れないぞ、いい年なんだし、いつまでも親も面倒は見切れないよ。もし、結婚しないのなら独りで生きていく勇気はあるのか?生活力はあるのか』と言われます。
友人にも、『嫌いなら断ればいい、結婚しない人生だってあるんだから。
でも、何となくなんて相手に失礼、めんどくさがりだから、相手に会うのがおっくうになっているだけだ。昔の事は忘れて、もう一度会ってみたらどうかと言われました。』
親も、友人のいう事もズバリ合っているのです。私はめんどくさいのかも。
しかし、もう一度会って話をする気にはなれないのです。
考えただけで、吐き気がするんです。
その人の話をしただけで、寒気がするんです。
もう会わないですむと思うと、気分がスーとしたです
親には、もう少し考えて見なさいといわれ、それから1週間その話は出なくなりました。私の性格を知っているので、追いつめると良くないと思っているんだと思います。
そんな親の心が、私には重いのです。
私は、独りで生きて行くほど自分が強いと思っていません。
現在の状況では、経済力も疑問ですし。
でも、自分が本当に好きななった人と一緒になりたいのです。
しかし、周りは今まで出来ないのに、あなたの性格で出来るとは思えない
自分でも、半分そう思っています。
じゃ、一生独身か?
私の友人には、そう宣言して人もいます
私はその人の様にはなれない。
私は自分がわからない。この先どうしたいのか。
そんな自分がなさけなく、布団の中で泣いてしまうことがあります。
男性を受け入れられない自分、結婚したいけどしない自分、
自分で相手も見つけられない自分、人に頼るのが嫌いなのに、いい年になっても親を
頼っている自分。世間に甘えている自分、
私は、自分の事がだぶんこの世で一番好きであり、一番嫌いであると思います
最近は嫌いの部分が多くない、ふと消えたくなります。
しかし、それは甘えです、
消えた自分は良いですが、残った人に迷惑を掛ける。
いったい何がしたのか。
頭の中がグチャグチャどうして良いのかわからない。
カウンセラー
原裕輝
こんにちは、ミントさん
原といいます。
よろしくお願いします。

結婚したい 対 男性に対して嫌悪感
親に頼る自分 対 誰にも頼りたくない

というような対立が心の中で起こっているようですね。
葛藤が心の中で起こっている時は車でたとえると
ブレーキを踏み続けたまま、アクセルを踏んでるようなものですから、
前に進むことはできないけど、ガソリンだけはどんどんなくなっているような
状況だと思うんです。
心のエネルギーはどんどん消費しているんだけど、
前にすすめず、残るのは疲労感だけ・・・・・
というのが今の状況だと思うんですね。
これはほんとうに疲労してしんどいと思います。お気持ちお察しします。
今のままでは、葛藤がつづいてしんどそうですね。

今のままでは、しんどいと思います。
自分がどうしたいか決めれるようになる、自分を変えていくことに
よってしんどい思いをしなくてすむようになると思うんです。
たぶん今、自分を変えていく ということがいると思うんですね。」

ミントさんの心の中が
今望んでいるもの 対 恐れ、嫌悪感、痛み
こんな感じになっていると思うんですね。
葛藤してしまう原因である、恐れ、嫌悪感、痛みというのを
受け入れて、乗り越えていくということがいると思うんです。
恐れ、嫌悪感、痛みというのは過去の経験からできてきます。
例えば、中学生時代のいじめなんかもそうだと思います。
過去の嫌な事を振りかえって、傷ついたことを受け入れて、乗り越えていく
わけですから、これに取り組むには勇気がいります。
ミントさんは、嫌悪感や痛みを抱えながらお見合いにチャレンジされている方ですから、
その勇気がある方だと思います。そして乗り越えられる方だと思います。

自分がなさけなく、布団の中で泣いてしまうことがあられるようですから、
自己嫌悪してしまっているんですね。
自己嫌悪している時って、つらいですよね。
自分を変えていく為にまずは、自分を大切にして、
自分をもっともっと好きになっていくといいと思うんですね。
『私って最低だわ』と思うときそんな最低な私を好きな人にささげたいと思うでしょうか?
答えはNOだと思うんですね。
せっかく好きな人ができても、『私って最低だわ』と思うとき好きな人に自分を見られたくない
という心理が働き、好きな人と会いたくないと思ってしまいます。
これは、もったいないです。
結婚したいという素敵な夢をかなえる為に、
なりたい自分に自分を変えていきましょうよ。じっくりとでもいいと思います。
夢に近づいていけると思います。
がんばってくださいね。
失礼します。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。