相談者名 | イヴ |
こんにちは。32歳、女性です。 最近心理学の本をたくさん読んでいて、気になった点があったので相談させてください。 その本の中では、恋愛パターンを「恋愛依存型」と「回避依存型」に分けていました。私はいつも付き合い始めは依存型で、彼に尽くして、いうこと聞いて甘えさせて、それがとても居心地よくて、そのときの私が自分でも大好きなんです。 でも、付き合いが長くなると、私が彼を思う気持ちよりも彼が私を思う気持ちの方が大きくなって、そうなると「回避依存型」になるんです。 自分でも自分が嫌になるくらい意地悪をしたり、または彼をコントロールしようとしたりします。そしてキレて「別れる!」と宣言して彼を追い出して、でも1~2週間すると会いたくなって、謝って戻ってきてもらうのです。これを何度も繰り返し、終いには彼が本当に離れていってしまいました。 本当は愛しているのに、嫌になった気がするのはなぜでしょうか? 愛情を惜しみなく与えられると怖いんです。 過去の数々の失恋経験から、付き合い始めても、「どうせこの恋もいつかは終わるし。」とか、「彼もどうせ私を捨てるだろう。」といつも思っています。こんな恋愛の仕方とさよならしたいんです。 信じて信じられて、愛して愛される落ち着いた付き合いがしたいんです。 どうしたらいいでしょうか? | |
カウンセラー | 吉原直人 |
イヴさん、こんにちは、吉原と申します。 よろしくお願いします。 誰かを好きになっても、その恋愛がいつか終ってしまうだろうって、 「どうせ、いつかは終る」って感じてしまったら、いつもどこかで寂しいし、 人を好きになって、その関係がうまくいかず終ってしまったら、 でもイヴさん、今までの失恋は悲しい事だったけれど、 僕たちは人を好きになったり、恋愛をするたびに人を愛することを学んでいます。 そしてその上で、次の恋ではどうしたら落ち着いた恋愛が出来るかを、 ポイントは、イヴさんが気付いている様に、 僕たちの心の中には、「与える」喜びと「受け取る」喜びを持っています。 例えば、出会ったとき彼が「受け取る」方で、私が「与える」方だったとしても、 それが、恋愛だったりパートナーシップの成長のプロセスなのです。 ただこの過程で、人によると次のステップにどうしても進めなかったり、 ずっと彼に甘えている方だけに執着して、 また、イヴさんのように、 そう言ったイヴさんの心境が、 では、どうしてイヴさんのように「甘えたり」「受け取る」ことが、 それは、過去のどこかの経験の中で、 僕たちは、子供の頃から色んな経験の中で、 例えば、お父さんに甘えたいと近づいた時、 また、厳しい両親のもとで早く自立をするように育てられても、 イヴさんの心の中の、そんな誤解を探して見てください。 僕たちは心の中に色んな自分を持っています。 強い自分がいれば、弱い自分もいます。 その両方があって人間だし、その両方が愛される私たちなのです。 今日は、ご相談ありがとうございました。 吉 原 直 人 |