恋愛をしていないと生きがいを感じない

自分の恋愛パターンを見直してみて
もしや恋愛依存症なのでは・・・？という疑問が湧いたんですね。
恋愛に依存している自分に対して
「このまんまの私で大丈夫かな？」と心配になってしまったみたいですね。

恋愛に限らず、何かに「依存」するという事に抵抗があるのかもしれませんね。

「恋愛依存症」という言葉はここ数年で創られた言葉で
昔は特に誰も気にもしていなかったのでしょうね。
心の時代とも言われる昨今は、何かと名前を付けて（例えば「恋愛体質」とか）
自分の個性や生き方に意識を向ける方が増えてきてるようです。

そう言われてもやっぱり気になる・・・かもしれませんよね。
どうして気になるんでしょうね？
亜里沙さんご自身は何故だと思いますか？

自分の恋愛の仕方に問題があるのでは？と気になるってことは
自分の生き方そのものに何かいつも
「これでいいのかな？」
「間違ってないかな？」
という風に、慢性的な不安感があるのかもしれません。
自信の無さと、もしかすると彼に対する罪悪感みたいなものがあって
スッキリしない感じなのかもしれませんね・・・。

○○症と命名しちゃうのもいいんですが
症状名がわかったとしても、解決しなければあまり意味がありませんよね（＾＾）
では早速見ていきましょう。

> 恋愛をしていないと生きがいを感じないんです。今は彼氏がいるので、そうは思いませんが、恋愛をしている時って、ドキドキ感とか相手にアタックしたりするのが楽しくて。恋愛をしている時が一番輝いている気がしました。
> だから恋愛してる時って楽しくて・・・

とってもいいことですね（＾＾）
恋愛を楽しめるっていうのは素晴らしい事です。
亜里沙さんが情熱的な女性であるということも感じます。

何か一つ「コレだ！！」って決まれば
素晴らしくパワフルになって
欲しいものを手に入れる方なんじゃないかな？
純粋にそんな情熱的なご自分のこと、誇りに思って欲しいと思います。

> あと、恋愛以外の人間関係がうまくいきません。常に相手に気に入られようとするんですがなぜかうまくいきません。

恋愛でだけ何とか心を開けるってことは
彼一本に依存するのがとっても怖くなっちゃいますね。

常に相手に気に入られようとする・・・すごく周りに気を使って
同調することに疲れちゃったみたいですね。
亜里沙さんは、きっといままでずーっと一人で頑張って頑張って、
我慢してきたのではないでしょうか・・・？
（もしスケジュール帳に予定が一杯であれば、そんな風には感じられないでしょうけれど）

もしそうだとしたら
どうして我慢しなきゃいけなかったのでしょうね？
亜里沙さんにはこんな観念がありませんか・・・？
「そのまんまの自分を出しちゃったらきっと受け入れて貰えない」

そうなると自分のイキイキさ自由さを閉じ込めてしまいますね。
いっぱい気を使って、いっぱい自分の正直な感情を抑圧してきた為に
自分のことがわからない・・・ってなっちゃう方もたくさんいらっしゃいます。

そうなると・・・

> そして、常にドキドキしていたいということです。

いつもこの感覚を追い求めていくようになります。
このドキドキって感覚があってようやく「私は生きてる！」感じられるんですものね。

パートナーシップを育ててゆくことには利点が多くあります。
人はパートナーを自分の鏡として受け入れてゆくことでお互い成長していけるものですが、
パートナーに自分の自己嫌悪の部分を受け入れて貰うことが出来た度合いだけ
他の人間関係も自動的に楽になっていくのです。

> そして付き合っても短いんです。本当、数ヶ月で別れちゃうんです。大体が、顔だけで選ぶか、「彼氏」という存在がほしくて付き合うパターンなので、結局私が相手に飽きたり、思い描いてた性格とは違うって思って、ほとんどが私から別れてしまいます。

パートナーシップには段階があって、初めはロマンスの時代、それを終えると
もっと深い親密感へと進む為にいろんなニーズ（欲求）が出てきます。

これが出てくると、なんだか自分が幼児退行してゆく感じがしたり
情けない感じがしたりと、自分でも見たくなかった「弱さ」を感じる為に
（自立の強い方のパターンなんですが）自分のニーズを禁止してしまうんです。

亜里沙さんは自分の中にあるこのニーズを見るのが嫌で
すぐに自分から関係を断っていくような感じがないですか？
そしてそんな自分をどこか責めていますよね・・・。

> あと、彼氏は言いたいことを言ったり、私に怒ったりするのですが、私は喧嘩をしてギクシャクしたりするのがイヤで彼氏に対してあまり強いことが言えません。

彼のほうはニーズを出せるんですね。
酷いケンカをしても仲直りできるくらいの親密感、
どんな最低な部分もお互い受け入れあえるような関係。
そんな関係になれるとしたら、亜里沙さんはどう感じるでしょうか？

とても無理！って感じるかもしれませんね。
自分が甘えることを許せない分だけ・・・。
でもこうしてここに来てくれたってことは
亜里沙さんはどこかでそんな強い絆と安心感を求めているんじゃないでしょうか？

彼はもう亜里沙さんには甘えられるんですよね。
その甘えの部分を見て、なんかいやだなぁ、重いなぁ・・・って
感じる自分にすごく罪悪感を感じてるんじゃないかな？

今の関係では彼が「依存」で亜里沙さんが「自立」の関係のようですね。
（これはあくまで一時的な役割ですから、パートナーシップが長期にわたると
何度も逆転するものですが）
亜里沙さんが「依存」に移行する前に、いつも関係が終わるのかもしれませんね・・・。

ワクワクドキドキの感覚を、たった一人の男性に感じ続けられるようになる
方法があります。
それは、「自立」側の亜里沙さんが感情的な「冒険」を試みることです。

亜里沙さんが自分の内面で、何をどう感じてどんな体験をしているのかを
この機会に彼と分かち合ってみてください。

このとき注意することは、依存側の彼はとても敏感で感じやすくなっていますから
亜里沙さんが心を開いて正直に感じていることをコミュニケーションすると
まず怖れを感じてしまって、「僕が悪いの？至らないから？」と反射的に受け取ってしまい
亜里沙さんのせっかくの本音を、彼への攻撃と取ってしまう可能性があります。

ですから、まず「あなたが間違ってるって言いたくて言うんじゃないのだけど・・・」と
付け加えてみてください。こうすれば「冒険」といえどもケンカするリスクが大きく減ります。

勇気を出してこれが出来れば、自然と彼は「依存しずぎる」「感じすぎる」という状態を
抜け出すことができるし、（彼の自信が回復しますしね）
亜里沙さんの方は感情をよりリアルに感じれるようになり、
自然とバランスが取れていくでしょう。

よかったらお試しくださいね。
応援しています（＾＾）

ご質問ありがとうございました。