この恋どうしたら良いか分かりません

年齢差というのは、やはり感じてしまいますよね。
恋愛に年齢というのは、関係ないと言われたりもしますが、女性が年上の場合、臆病になってしまうことは、とても多いですね。
恋愛までいかなくとも、好意を持つことにすら、遠慮してしまうこともあるようです。

ココさんは、営業マンの彼に恋をしたわけですが、その恋心にブレーキがかかってしまっているようですね。

相談文を読ませていただいて、ココさんと彼のやりとりをイメージしてみると、彼は営業という仕事柄もあるかもしれませんが、積極的ですよね。
ご自分のことを話されたり、お正月休みのバイト先を教えたり。
積極的なのが良いとか、悪いとかというお話しではなく、彼は人との関わりは、自分のことを色々とお話しすることで、築いていくタイプの人なのかもしれません。

ココさんは、どうですか？
好意を感じたり、興味を持った人に対して、自分からは、あまりお話ししないで、待っているタイプではないですか？
もちろん、それが悪いわけではありません。
ですが、私達は、「自分ならこうする。だから相手もこうするはずだ」という、自分ルールで相手を見て、判断してしまうことがあるのです。

「私なら、興味を持った人に対して、その人の話を聞きたいと思う。だから私のことを聞いてこない彼は、私に興味がないのだろう」と、自分ルールで判断してしまうのです。

ですが、人によって自分ルールは違います。
例えば、「私なら、興味を持った人に対しては、自分のことを知ってもらいたいと思う。だから自分から色々なことを話す」という人もいるのです。
そういう人は、相手が自分のことを話してくれないことで、「興味を持ってもらえていないのだな」と、思いこんでしまうこともあります。

自分と相手が、感じていることが違い、人と接する時の感覚も違うことを知っておかないと、自分ルールで勝手に相手を判断してしまい、誤解してしまうことがあります。

この誤解が生まれないようにするには、コミュニケーションをとっていくしかありません。

「私は○○と思っているのだけど、あなたはどうですか？」

聞いてみないとわからないのです。

ただ、相手に「あなたはどうですか？」と聞くというのは、当然相手から「私は○○とは思わないな。どちらかと言うと△△と思う」と、自分と違う答えが返ってくる場合もあるのです。
人間は、それが怖いのです。
相手に対して、好意を持っていれば、その怖れはより大きくなります。
相手と自分の意見が違うことで、自分が拒否されてしまったように、感じてしまうのです。

ですが、もしそういう自分と違う意見が返ってきたとしても、それはただ考え方、物事の捉え方が違うだけで、拒否されたわけではないのです。

ココさんは、彼に対して好意を持っておられるわけです。
できれば、アドレスを好感して、友達になりたいと思っておられます。
今の段階で、彼がココさんに対して、友達になりたいと思っておられるかどうかは、わかりません。
ですから、ココさんから、彼に「友達になりたいので、アドレスを教えていただけますか」と、聞く必要があります。
聞いてみないと、何もわからないからです。

聞いてみることは、相手は自分と違うことを思っているという返答が返ってくるリスクを伴いますが、そのリスクを乗り越えていかないと、人と人との関係性は、親密になっていかないのです。

もしも、お互いが自分ルールを採用して、相手に何も聞かなかったとしたら、それぞれの自分ルールの中で、自己完結してしまいます。
そこには、相手の意見や気持ちは入ってこなくなってしまいます。
それは、コミュニケーションとは呼べませんよね。

ココさんも、彼と会える機会が残り少なくなっているようですので、勇気を出して、彼に聞いてみて下さい。
「お友達になりたいのですが、アドレスを教えていただけませんか？」

彼の答えが、ＹＥＳかＮＯかは、わかりませんし、彼はもっと他のことを考えているのかもしれません。
聞いてみなくては、わからないのです。

自己完結してしまうのではなく、ぜひ彼とコミュニケーションをとってみて下さいね。

この度は、ご相談ありがとうございました。