相談者名 | ゆき |
はじめまして、ゆきっていいます。 自分のまわりでカップルになったり、恋人ができたりする人が よろしくお願いします。 | |
カウンセラー | 中原謙一 |
ゆきさん、始めまして 私は中原謙一と申します。 よろしくお願い致します。 読ませていただいて、私が感じたことなのですが、ゆきさんはどうもいくつかの問題を一つにまとめて考えてしまっている可能性があります。 たとえば「子供の頃に近所の男の子に暴力をふるわれたり、男の人にひどい振られ方をしたのが原因」と挙げていますが、確かに人間不信になる理由の一つにはなるのですが、それだけではゆきさんのように自分を追い詰めたりはしないと私は感じます。 おそらく、最低でも3つの要因があって、それらをまとめて今回の問題を作り上げているような、そんな感じがします。 では、3つの要因とはどのようなものか、ひとつひとつ説明していきます。 一つ目は、文章にも書かれているように、男性から傷つけられたことが要因で、傷つけられるのが怖くて、もう傷つきたくないから恋人が作れないケースです。 二つ目の要因は、傷つくのが怖いだけなら、ただ自分を守ればいいのですが、ゆきさんの場合は「好意を見せてくれる人がいても憎らしくなったり怖くなったりしてヒドいことを言って」相手を傷つけてしまうことです。 さらに、3つ目の要因として、相手を傷つけるだけでなく、自分を傷つけることで、「誰からも愛されない自分」を証明することで、自分みたいな人間は、愛する人から傷つけられて当然なんだ、という考え方を作り出している可能性もあります。 そして、これら3つの要因に共通する本当の原因は、どうやら「愛されることへの恐れ」と「それでも私を愛してくれることが、私への愛の証明」みたいな感じになっているのかもしれませんね。 この状態を抜ける方法は、いくつかありますが、一番確実で一番「やりたくない」と感じる方法をお教えしておきます。 それは、「自分の本音」に素直になることです。 そして、この方法は、とにかく「自分と向き合い、自分を受け入れる」ことでしか解決の方法はないと思ってください。 もちろんもう少し不確実ではありますが、やりやすい方法もあります。 ゆきさんにとって今大切なのは「目的」です。 最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。 ありがとうございました。 中原謙一 |