相談者名 | 遥 |
学生です。自分がなかなか勤勉になれないことについて悩んでいます。 もともと自主的な努力ができない人間でしたが、ここ最近は学校を休みがちになったり、当たり前のことが出来なくなっていることにとても不安を覚えます。 課題も適当に終わらせたり、ひどいときは出さないときもあって、自分が情けないです。努力しなかったことを毎回後悔するくせに、直さないんです。 小学校のころは(風邪などで休んでしまうときもありましたが)まだちゃんと通えたし、宿題もちゃんと出来ていました。中・高校生となるうちにそういったことが増えてきました。逃げ癖がついたんだと思います。 ただ、小学生やもっと言うと幼稚園の頃から「学校行きたくないなあ」という気持ちはあったので、根本的に人の集まるところが苦手なのかもしれないとも思えます。 でも元から努力嫌いなだけかもしれないし、こんな自分を変えたいと思うのですがなかなかうまく行きません。 昔からなにかと無気力でした。というより、不調と好調が両極端です。 私は今取り組んでいる事があるのですが、そのことに対してもっと努力し技術を磨かないとと感じています。ですが、そのことにも努力できず自堕落に過ごしています。上手くなったら楽しいだろうな、もっと頑張れるだろうな、とイメージしてもです。 見た目だけは大人しいので、あまり仲良くない人からは真面目だと思われやすいです。本当は常に「やりたくない」「さぼりたい」という気持ちがあるのに、見た目だけ取繕って結果が伴わない自分がとても嫌なんです。 頑張っている人をみると尊敬するのと羨ましいので、板挟みになります。人を見下したり、嘘をついてさぼったことをごまかそうとするの癖があって、それも嫌になります。素直に人のことを認められないんです。 将来についても不安しか無いです。自分に社会で生きていけるのに十分な要素があると思えません。 カウンセリングのことを調べていると、自分のことをまず認めることからはじめる、とあるのですが、将来や学費を払ってもらっている親のことを考えると、やはりこんなのんきな自分のこと認めるというのは、難しいです。 もっと生き生きと自分のことに頑張れる人間になりたいです。どうしたらいいでしょうか。 | |
カウンセラー | 松尾たか |
遥さん、ご相談ありがとうございます。 今回、遥さんのご相談を担当させていただく松尾たかです。どうぞよろしくお願いいたします。 ご自身がなかなか勤勉になれないことについて悩んでいらっしゃるのですね。このままでは自分がどうなっていくんだろうという不安と努力できない、頑張れない自分自身を嫌って苦しい気持ちを抱えていらっしゃるのが伝わってきます。 私はご相談内容を拝見して、遥さんは本来はとても頑張りやさんで、何事も真摯に取り組みたい方という印象を持ちました。 >見た目だけは大人しいので、あまり仲良くない人からは真面目だと思われやすいです。 きっと小さな頃から真面目でいい子、と思われていたのでしょうね。 もしそうだとすると、遥かさんはその期待に応えなきゃと思い、その責任感やプレッシャー、失敗したらどうしようという不安や怖れをいつもどこかに感じていたのかもしれません。 私たちは自分に厳しいと、何かをするときに完璧にしなければいけない、100%出来ていなければ意味がない、と思いがちです。 遥さんも自分に厳しいタイプで、自分が出来ていることより、出来ていない(と思っている)ことを探していませんか。 >カウンセリングのことを調べていると、自分のことをまず認めることからはじめる、と 遥さんは、ご両親のために色んなことを頑張ってきたのでしょう。 そして、もっともっとやならきゃいけない、そうでないと私は認めてもらえないとも思ってきたようです。 遥さんが何かをしようとするとき、遥さんは必要以上に厳しい自分の声(頭からの声)を感じていると思います。 カウンセリングでいう、「自分を認める」ということは、まず自分の心の声を頭にわかってもらうことだと私は思うんです。 自分の心の声を認めてあげて、辛い気持ちやネガティブな思いをわかってもらえた、こんな自分でもいいんだ、と心が感じると、緊張が溶けホッとした気持ちや自分でもOKという自己肯定感が芽生えます。少し活力が湧いてきて、行動へと繋がっていきます。 だから、安心して自分を認めてあげてください。 まず自分の心の声が本当は何を思っているのかを見つけて、わかってあげようと思ってみてくださいね。 1人では難しいと感じるのなら、私たちカウンセラーが遥さんをお手伝いしたいと思います。初回無料もありますので、よかったらご利用くださいね。 遥さんが、毎日を生き生きと楽しく過ごせることを心から願っています。応援しています。 |