F.Hさん初めまして、ご相談ありがとうございます。 ご相談に回答させて頂く、赤松わこと申します。 どうぞよろしく^^F.Hさんは、中学1年生なんですね。 「相談しよう」と思ったのは、自分で考えてのことですか? 回答についてのリクエスト(なるべく、時間が経てば治るとか 環境に慣れるとかの理由はやめて下さい。の部分です^^) が、ハッキリ伝えられる、すごく良いことだと私は思います。 「しっかりした女の子だなぁ」と感心しました。 F.Hさんのリクエストにお答えして、それ以外に考えられる 原因について、お話し ていきたいと思いますがその前に、 前置きを少し・・・カウンセラーは、ご相談の中から見えてくる、 心の中を伝えていると言うことを覚えておいて下さい。 カウンセリングと言うのは、カウンセラーが問題を解決するのでは なく、自分が気づいていなかった部分に気づくことで、自分自身と 向き合ってもらうことなんですね。 カウンセラーはサポート役です、「問題を解決するのは自分自身 なんだ」と言うことを、F.Hさんも意識しながら読んで下さい。 ピタッと止められるかどうか?は、F.Hさん次第です。 回答を読んだ後で、ちゃんと自分の心に聞いてみて下さいね。 では!本題に入りましょう^^ >人を見たらにやけてしまうようになりました この症状を発症したの は6年生の終わりぐらいです F.Hさんも考えている通り、『思春期』と関係がありそうですね。 >もし思春期のせいだとしたら、なぜ私だけなのでしょうか 他の思春期に入った人は全くそのような症状はありませんでした この点はF.Hさんだけとは、言えないかも知れませんよ。他の人は 他の人で、別の症状(病気ではありませんが)があるかも知れないし、 外から見ているだけでは分かりませんよ。 他の人達もほぼ間違いなく、それぞれ悩みは抱えていると思います。 ただこの言葉からF.Hさんが、「自分だけがおかしいのかな?」と、 心配していたのだろうなと言うことは伝わってきました。 『思春期』は、子どもから大人へ変わっていく時期で、色々な 変化が起きる 時期だと言うことは、F.Hさんも分かっていた ようですね。子どもなのか?大人なのか?まだ子どもでいたい ような、早く大人になりたいような、不安定な時期でもあります。 体の変化は目に見えますが、心も大きく変わっていくんですね。 『思春期』に誰もが持て余すのが、【羞恥心】だと言われています。 この時期には、『自意識』(=自分が自分に向ける目)が、とても 強くなるので、体の特徴や性格などあらゆる部分が、気になって 気になって仕方がないと言うことが起こります。 自分を見る目が厳しくなるんですね。 「○○(嫌な部分や気に入らない所)な自分を見られたくない」と 強く思い、「そんな自分を見られるのは恥ずかしい」と感じます。 そう思えば思うほど 、周りの人の視線を意識してしまうんです。 F.Hさんが、”にやける”時ってどんな時でしょうね? >一人の時やマスクをしているときは大丈夫です と書かれているので、顔が隠れている時や他の人がいない時には、 ”にやける”症状は出ないようですね。 これが何を意味しているのか?F.Hさんもうすうす気がついていた のではないかな?と、私は感じたのですがどうでしょうか? 心の中は大部分が自分でも分からない領域なので、無意識なのかも 知れませんが、周りの人の視線を意識していると言うことです。 F.Hさんは、とてもしっかりしているし大人っぽいなと感じます。 その分『自意識』がとても強いんだろうと思うんですね。 『自意識』が強いと言うことは、【羞 恥心】も強くなると言うこと。 ”にやける”ことで、F.Hさんは何かを隠しておきたいのかな? 【羞恥心】が強くて、何かを見られるのが恥ずかしいのかな? ここが、「ちゃんと自分の心に聞いてみて下さい」と言った部分です。 自分自身と向き合って見えてくるもの=答えなんですよ。 『思春期』は、子ども時代を卒業して、大人になるために【自立】 を覚えていく時期ですが、しっかりし過ぎて自分を抑え込んだり、 自分らしさが出せなくなってしまうと、しんどくなりますからね。 【羞恥心】を感じながらでいいから、正直に自分と向き合うことが 出来たら、うんと楽になると思いますよ^^ F.Hさんが、自分自身に気づけて、楽になることを祈っています。 この回答が 少しでもお役に立てば、私も嬉しいです。 ご相談ありがとうございました。 |