相談者名 | クルトン |
私はすごく感情的なタイプの人間だと思います。 感情を素直に出していたがゆえに、 中学の頃いじめにあったりしました。 人を信じられない、と思い、感情を出さないようになりましたが、 そこで自分は変わった、と一時は思いました。 それでも日常は毎日やってきて、 普段は表面的にはのほほんとしているのですが、 乱文で申し訳ありません。 感情を怖がらず、きちんと受け止めるにはどうしたらいいか、 | |
カウンセラー | 松尾たか |
クルトンさん、ご相談ありがとうございます。 今回担当させ頂く、松尾たかと申します。 どうぞよろしくお願いいたします。 ご自分の感情をどう扱っていいのかわからずに悩んでいらっしゃるようですね。 >私はすごく感情的なタイプの人間だと思います。 クルトンさんは、本来、感受性が豊かで喜怒哀楽を自由に表現できる方だったようですね。 そして自己啓発セミナーで感情を吐き出せた時には、どれだけホッとされたでしょう。 >親からはわがままと言われますが、相当いろいろ抑えているつもりです。 親から「わがまま」と言われてしまうことで、自分のことをわかってもらえないと悲しかったり、寂しかったりなさっているのではありませんか。 ところで、クルトンさんが日々感じている感情はどんなものが多いのでしょうか。 >日常とは違う特殊な場所でしか感情を吐き出せません。 この感情を吐き出すという言葉からは、ネガティブな感情(たとえば、怒り、不満、悲しみなど)が想像できますが、あっているでしょうか? もし、このような感情がクルトンさんの中にあった場合、クルトンさんは「こんな感情を感じてはいけない。持ってはいけない。」と思っていらっしゃいませんか。 自分で自分の気持ちを抑える=そこにある気持ちをないものにすること、感じていないことにする、フタをしてしまう、ことだと言えます。 クルトンさんは、もしかすると、感情を吐き出す=感情を相手(誰か)にぶつけてしまう というイメージをお持ちなのではないでしょうか。 そうすると、怒りや不満、悲しみなどのネガティブな感情を持ってしまったら、それを感じてしまったら、 また、タイトルに書いてくださったように心を乱される不安があるということは、人の言動などで左右されてしまう自分がいて、「私を怒らせないで!」という気持ちになった経験をお持ちなのかもしれません。 私たちは日々いろいろな感情を感じていますが、私たちが感じるどんな感情にも 自分の感情を感じるということは、誰かにその感情をぶつけることではなく、自分の中にある気持ちを認めて受け入れること。 たとえば、親からわがままと言われた時、私たちはつい親と口げんかをしてしまいます。 その心の奥にある気持ちを見つけて自分で受けとめてあげることで、感情はだんだん落ち着いていきます。 あるいは、会社(学校)で、上司(先生)に怒られたとします。 でも、「ああ、あんな言われ方されて、実は私怒ってるんだ」と正直に感じてもいいんです。 自分の本当の気持ちを感じないようにするのではなく、自分で自分の本当の気持ちを そうやって自分の本当の気持ちを見つけて認めたり受け止めたりすることに、 また、カウンセリングで気持ちを言葉にして吐き出してもらうことや、一緒に気持ちを感じて整理していくお手伝いもできますので、初回無料もご利用していただければと思います。 クルトンさんが自分の気持ちを上手に感じて、心穏やかで楽しい毎日を送れるように応援しています。 松尾 たか |