楽しむことについて

相談者名
みいぽん
こんばんは。
ずっと自分の中にある思いなのですが、何かに夢中になるとか、大きく言えば生きがいとか、やりがいとかあまり感じないのです。
家事や習い事、仕事もしているのですが、毎日を消化しているために,
どちらかというと仕方なくしている感じです。
客観的にみれば楽しんでる、楽しそうと言われますが、すぐ我に帰ってしまうというか。生きてる!!って実感したいです。
昔は周りを気にせずもっとエネルギッシュだった気がします。
燃え尽き症候群なのかな?と思ったりしています。
いろいろなことに挑戦してもあまり長続きしません。
依存心が強いのでしょうか。淋しくなります。
ひとつに集中しすぎたり、それが終わらないと全部中途半端。
いつもこの連鎖の中で悩んでいます。

もちろんまだ30代前半で生きがいはこれから見つけていくものとも言い聞かせたりしますが、これから夏だし自分をあきらめずに毎日を楽しむにはどうしたらいいでしょうか。人に依存しすぎず、自分自身がまず小さなことでも心から楽しめる人になって、輝く人、魅力的な人になりたいです。
こんな相談ですがどうぞよろしくお願いいたします。

カウンセラー
中原謙一
こんばんは。

ずっと自分の中にある思いなのですが、何かに夢中になるとか、大きく言えば生きが
いとか、やりがいとかあまり感じないのです。

家事や習い事、仕事もしているのですが、毎日を消化しているために,

どちらかというと仕方なくしている感じです。

客観的にみれば楽しんでる、楽しそうと言われますが、すぐ我に帰ってしまうという
か。生きてる!!って実感したいです。

昔は周りを気にせずもっとエネルギッシュだった気がします。

燃え尽き症候群なのかな?と思ったりしています。

いろいろなことに挑戦してもあまり長続きしません。

依存心が強いのでしょうか。淋しくなります。

ひとつに集中しすぎたり、それが終わらないと全部中途半端。

いつもこの連鎖の中で悩んでいます。

もちろんまだ30代前半で生きがいはこれから見つけていくものとも言い聞かせたりし
ますが、これから夏だし自分をあきらめずに毎日を楽しむにはどうしたらいいでしょ
うか。人に依存しすぎず、自分自身がまず小さなことでも心から楽しめる人になって、
輝く人、魅力的な人になりたいです。

こんな相談ですがどうぞよろしくお願いいたします。

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みいぽんさん、始めまして
私は中原謙一と申します。
よろしくお願いいたします。

読ませていただいて感じたことなのですが、みいぽんさんは2つの問題を抱えているよ
うに感じます。

ひとつは、自分自身に対しての「禁止事項」が強く存在していること。
もうひとつは、「自己嫌悪」だと感じられます。

「禁止事項」ですが、これはみいぽんさんだけのルール、法律みたいなもので、「~
しなければいけない」「~して当然である」「~しないと愛されない」など、自分自
身に対して、たくさんの「規制」をしているような状態になっているのではないか、
と感じます。
そのなかに「楽しんではいけない」というのがあるのではないか、という感じがしま
す。

ほとんどの人は子どものころ、まず楽しむことを考えて行動していました。
子どもって、楽しいと思えないことは反応すらしませんからね。
おそらくみいぽんさんもそのような子どもだったのでしょう。
しかし、子どもが楽しめば楽しむほど、あることがおきやすくなります。
それは、親にしかられる、という行為ですね。

たとえば、公共施設、よく見る光景に電車ではしゃぐ子どもというのがありますが、
楽しめば楽しむほど、親に「周りの人が迷惑しているでしょ!」とか言われてしかられ
た、という経験はよくあることだと思います。

もしかしたら、みいぽんさんも過去に、すごく楽しかったときに、大人の誰か、親か
もしれませんし、親ではない大人の誰かかもしれませんが、その人から怒られたとい
う経験が、「楽しんではいけない」という「心の規制、規則」として残っているのか
もしれませんね。

もうひとつの「自己嫌悪」ですが、これを説明する前に質問があります。

もし、みいぽんさんがすでに熱中していて、その熱中しているものに生きがいを感じ
ているとしたらどうでしょう?

ほかの事に熱中したり、生きがいを感じることはできるでしょうか?

人って、同時に二つのことに熱中できるほど器用だとは私は思わないんですよね。
中にはそのような人もいるかもしれませんが、みいぽんさんは、自分をそこまで器用
だと感じているでしょうか?
おそらく自分を器用だとは思っていらっしゃらないと私は感じます。

すると、みいぽんさんがすでに無意識、気がついていないレベルで何かに熱中し、生
きがいを感じているのだとしたら、意識できるレベルでの生きがい、やりがいを感じ
ることは難しくなるのではないか、と私は感じます。

ここで、ではみいぽんさんは今、何に熱中しているのでしょう?
これは私の推測ですが、今のみいぽんさんは、「自分を楽しませないこと」「自分に
生きがい、やりがいを感じさせないこと」に熱中しているのではないでしょうか?

つまり「自己嫌悪」を証明し続けることに熱中しているのではないか、と私は感じて
います。

ひとつのたとえですが、みいぽんさんが盲腸になったとします。
手術するときに、麻酔をうたずに手術したらどうなるでしょう?
いたいでしょうねぇ。
でも、「痛い」と感じていることは、否が応でも「生きている」ことを実感させてく
れますよね。
みいぽんさんの生きがいの感じかたって、このようになっている可能性があるわけで
す。

自分を追い詰めて、苦しめて、傷つけることで、実は心の中では「生きている」こと
を実感している、というような感じでしょうか?

ここで私からの提案ですが、もっと別の形で「生きている」実感をすることができる
としたらどうでしょう?

実は、別の形で「生きている」実感をすることは可能です。
ただ、そのためには、みいぽんさんの「心の規則、規制」を一部解除、もしくは法改
正をする必要があるんですよね。

この「心の規則、規制」を一部解除、もしくは法改正をした、という前提でお話をす
るとすると、みいぽんさんにしていただきたいことは、「今の自分が輝いていて魅力
的なんだ」と自分に言い聞かせることですね。

それこそ、1日100回鏡を見て、自分がその言葉を受け入れられるまでいい続けること
ができるかどうか、というところでしょうか?

ただ、みいぽんさんは自分が「頑固でその言葉を受け入れられない」ことは誰よりも
ご存知ですよね。
だとしたら、自分自身に「今の自分が輝いていて魅力的なんだ」と受け取ってもらう
ためには、相当のエネルギーと努力が必要になります。
まだ自己嫌悪で自分を攻撃しているほうが楽なくらいなんですよね。

「私は自分が好きではないから、「今の自分が輝いていて魅力的なんだ」と心から言
えない」、とおっしゃるかもしれません。
これが、みいぽんさんの「心の規則、規制」なんです。

どちらからアプローチしても、おそらく行き着く結果は同じですから、やりやすいほ
うからチャレンジしてみてください。
もしできなかったとしても、だれもみいぽんさんを責めたりはしません。
もしできなくて、みいぽんさんを責める人がいたとしたら、それはあなた自身に他な
らないことを覚えておいてくださいね。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

早くここから抜け出して、楽しい、やりがいのある人生を取り戻せるように、お祈り
申し上げます。

ありがとうございました

中原謙一

この記事を書いたカウンセラー

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退会しました。