考えすぎ

相談者名
かはら
いつも考えすぎて、頭がいっぱいになり、頭が痛くなり、楽しい気分もなくなり、不機嫌になって、大きい声で怒鳴ったりしてしまいます。
したいと思っていたことも、なんだか楽しくなくなり、なにもかもイヤになって、死にたくなります。
気持ちよく、楽しくなりたいと思って、ヒーリングメニューとか選んでいると、あまりにもメニューが多すぎて、どれにしようか迷っているうち、いろいろなことを考えてしまい、だんだん不機嫌になってきて、どれも選べずイヤな気分だけが残ります。
どうしてこうなるんでしょうか。
助けてください。
カウンセラー
木村祥典
かはらさん、、はじめまして。木村と申します。
ご相談ありがとうございます。

かはらさんは、考えすぎることで楽しい気分でいられなくなってしまったり、
不機嫌になってしまうんですね。
気持ちよくなりたいとか楽しくなりたいと思っているのに、考えすぎてしまう
ことで逆に不機嫌になってしまったり嫌な気分だけが残るというのは不本意で
すよね。

どうしてこうなるのか?を考えるのは、今のかはらさんにとっては大きな負担
になってしまうかもしれないので、軽く読み流してみてくださいね。

かはらさんのご相談内容を拝見して私が感じたのは、頭で考えるのと、心で感
じるのと、体を動かす(行動する・表現する)のバランスが崩れてしまってい
るような感じがしました。

結論から申し上げますと、「感じること」、「行動や表現をすること」に関し
て、何らかの怖れがあるのではないかと思います。

例えば、ヒーリングメニューを選ぶ時に、たくさんあるメニューの中で直感的
に「今日はこれ!」と選ぶことができると、頭を働かせなくてもいいですし、
すぐにヒーリングを受けられますから、楽ですよね。

直感というのは、「なんとなくこれがいい気がした」「だってそう感じたんだ
もん」などといった、根拠のはっきりしない決め方ですよね。

かはらさんは、こうした決め方について、どのように感じますか?

ひょっとしたら、この「根拠のなさ」というのに引っ掛かりを感じるのではな
いでしょうか。
そして、根拠を求めて”考える”ということをしているのではないでしょうか。

根拠のない確信って、持ちにくいですよね。

じゃあ、どうして根拠を求めるのかというと、「○○だからこれを選ぶんだ」と
根拠がはっきりとしていると、納得できたり、安心できたりしますよね。
裏を返すと、不安や怖れを感じていて、その不安や怖れを解消するために、”
考える”ということをするというふうに見ることができます。

こうした観点から見てみると、考え”すぎて”しまうというのは、それだけ大き
な不安や怖れがあることが推測できます。

また、無意識的に、こうした不安や怖れを感じないようにするために、頭を
いっぱい動かして”考える”ということをしているのかもしれませんね。

考えすぎてしまっていることに気づいた時には、「今、心は何を感じているん
だろう?」と、自分の心の状態に意識を向けてみてください。
それ自体が、”考えすぎ”にストップをかけるきっかけになります。
そして、自分が今、何を感じているのか?ということに興味を持ってみてくだ
さい。
それがとても嫌な感情だった時には、無理にその感情を感じる必要はありません。
感じるのも嫌なくらい嫌な感情があるんだなと思っておくだけで十分です。

どうしたらその嫌な感情がなくなるのか?は、かはらさんの代わりに私達カウ
ンセラーが考えますので、カウンセリングで「こんなのあったんですけど」っ
て、お話してみませんか?
もしよかったら、カウンセリングを使ってみてくださいね。

ご相談、ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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