性的欲情が抑えられない自分

相談者名
中里
いい年して.女性のかっこうしたいとか.野外露出したいとか.思ったりしているまでは.まだいいのだけれど.本当にやってしまいます,そういう変態的な自分の感情というか,性的欲情がおさえられない自分が情けなく思うのですがどうしたらいいのでしょうか/また,結婚できるのか,心配です.教えて下さい.お願いします
カウンセラー
根本裕幸(退会)
中里さん、こんにちわ。根本です。
お待たせしました。
ご相談ありがとうございます。

> いい年して.女性のかっこうしたいとか.野外露出したいとか.思ったりしているまでは.まだいいのだけれど.本当にやってしまいます,そういう変態的な自分の感情というか,性的欲情がおさえられない自分が情けなく思うのですがどうしたらいいのでしょうか/また,結婚できるのか,心配です.教えて下さい.お願いします

それは苦しいでしょうね。
きっとそんな気持ちの裏には何らかの欲求があるんですよね。
野外露出や女装することで満たされる欲求があって、その感覚の虜になってしまうとなかなか辞められません。

それはどんな感情なのでしょう?
できるだけ具体的に言葉にしてみてください。
見られたいだけなのか、変態と思われたいのか、他にも理由があるのかもしれません。

アルコールにしても、ドラッグにしても中毒症の問題には、必ず「あかんとは思ってるんやけど、やめられない」理由があるものです。
その理由を解消していくことがカウンセリングやセラピーの一つの方向性になります。

そして、心理的に見ればより深いところに何らかのトラウマのようなものがあるのかもしれません。
それが未解決な問題となって素直な性的な表現にブロックがかかってしまっているのかもしれません。

例えばある男性の方は下着泥棒をずっと繰り返してしまう癖がありました。
警察に掴まっても再犯を繰り返し、どうしていいか分からずに僕たちの元にいらっしゃいました。
カウンセリングを進めていったとき、彼が小学校6年生の頃の出来事が浮かんできたんですね。
彼には4つ上のお姉ちゃんがいて、思春期に入っていた彼女は家族とは別に下着を洗う習慣になっていました。
あるときお姉ちゃんがお風呂あがりに自分の部屋に戻る前に彼の部屋に寄り「お母さんがお風呂入りって」と伝言していったそうです。
そのときは何かに夢中になっていた彼は二つ返事で答えたそうですが、そのときお姉ちゃんの持っていた荷物から下着が落ちて、彼女はそれに気付かずに部屋に戻ってしまったんですね。
当時はあんまり仲の良くなかった姉弟でケンカばっかりしていた(というかいじめられていた)そうなんですね。
そして、彼は盗んだんじゃないかと思われるのがイヤで下着をずっと返せずにいたんです。

このことを彼はずーっと長い間忘れていたんですが、カウンセリングを通じて記憶が蘇ってきました。
そして、ちょっとしたセラピーを提案して、その癖も少しずつ収まっていったようです。

そんな風に中里さんの忘れている世界に何らかの要因があることもありますので、自分のその性的嗜好を深く掘り下げて見てください。
何か見つかると良いですね。

ありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

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