相談者名 | さち |
頭の中が混乱していてうまく伝えられるか分かりませんが、聞いてください。 私は28歳、最近特に、まわりの友達が結婚or出産等で将来を決め始めています。言ってしまうと悩みのタネは「あせり」だと思うのですが、なかなかそれから抜け出せずにいます。親は「あせらなくてもいいじゃないか」と言うようなことはたまに言うので、その面は助かっています。 1年半付き合っている彼は3つ下です。半年前にケガのため仕事はやめてしまい、今はただ回復を待ちながら就職活動を続けている状態(職種を選べば働くことは可能)ですが、親と一緒に暮らしているため危機感がないように見えます。私も親と一緒に暮らしている身ではありますが・・・ 彼に思っていることを伝えようと思うのですが、私の性格の悪いところが出てしまい、言いにくいことから(真剣に仕事を探して欲しいとか、これからの私との関係をどう考えているのかとか)逃げてばかりです。要求ばかりになってしまうのでは?と押さえている部分もあります。 私はいつも自分の言いたいことが言えなかったり、言ったとしても口先ばかりで何も行動していなかったり、イヤなことから逃げてばかりです。もうそんなこと悩みたくない、しっかりしようと思うのですが、自己嫌悪の連続です。 私は、昔から人とぶつかり合うことが出来なくて、交友関係も「広く浅く」でした。相手にとって都合のいいことしか言えないんです。 今はそんな彼との関係を続けるべきかも迷っています。たとえ別れることになっても、投げ出すようなことにならないようにしたいです。 1人の人間として自分の意見をしっかり伝えられる強い人になりたいです。 あまり要領よく説明出来ていないと思いますが、アドバイスをいただけたらうれしいです。よろしくお願いします。 | |
カウンセラー | 根本裕幸(退会) |
さちさん、こんばんわ。根本です。 ご相談ありがとうございました。 僕も広く浅くの人間関係ばかりだった時代があります。 そのポイントとなったのが、より深く自分自身と付き合っていく、ということでした。 そういうわけで、さちさんに僕からお伝えしたいことの一つ目は、自分自身をより深く知ってみよう、という提案です。 > さらに、彼は最近「ひまだ」「お金ない」(働いていないんだから当たり前と言いたいところですが)とネガティブなことを言うばかりで、やる気を出してもらうために励まそうとする私も、正直疲れています。 彼はどうしてそんなことを言う人になってしまったんでしょうか? 怪我をしたり、病気があって、以前よりも行動に不自由さが増したり、仕事や恋愛、対人関係を中断しなければならない時期があったりすると、大抵の人はへこんでしまいますね。 それが本当は良くないことってのは本人も重々承知だったりすると思うんですが、彼の今の状態を思えば、あまり前向きに考えられる環境でない分だけ、そういう言葉が口に出てしまうのではないでしょうか? そして、それを口にするのも、何か本当に分かってもらいたい気持ちが別にあるサインだと思います。 そんな風に、もう一歩彼の言葉や状態から踏み込んで、彼の本音や思いに耳を傾けてみるのも良いかもしれません。 ところが、そのさちさん自身が焦りがあって結婚や将来のことに早く安堵感を求めてしまうと、そこでお互いにすれ違いが生じてしまいます。 > 彼に思っていることを伝えようと思うのですが、私の性格の悪いところが出てしまい、言いにくいことから(真剣に仕事を探して欲しいとか、これからの私との関係をどう考えているのかとか)逃げてばかりです。要求ばかりになってしまうのでは?と押さえている部分もあります。 これは私のわがままかな?要求かな?って思ったときには、こういうコミュニケーションの方法があります。 それから、~して欲しい、というと人は重たく感じてしまうものだけど、~できるはずよ、という言い方は逆に価値の部分を見てもらってるって感じがするから、案外前向きに捉えやすいですね。 そんな風にちょっとした言葉でも、相手の価値の部分からコミュニケーションをしてみるとこれはなかなか使えます。 > 私はいつも自分の言いたいことが言えなかったり、言ったとしても口先ばかりで何も行動していなかったり、イヤなことから逃げてばかりです。もうそんなこと悩みたくない、しっかりしようと思うのですが、自己嫌悪の連続です。 それは辛いですね・・・。 少し自分に厳しすぎるのかもしれませんね(さちさん自身は全然そんなことないと思っているでしょうけれど)。 > 1人の人間として自分の意見をしっかり伝えられる強い人になりたいです。 そうなりたいですよね。 それから、自分がどう思っているか?をきちんと常に意識しておくことも大切ですね。 要するにね、人に伝える前に、まずは自覚が大切、と思うんです。 もし、なかなか一人では頑張れないな、という場合には、また助けを求めてくださいね。 ありがとうございました。 |