心のお掃除をすると幸せなパートナーシップを手にはいる(3)~心を癒やして幸せ感を損うことを防ぐ~

傷ついた思いが癒えていないと、幸せ感を損なってしまうことも

過去に満たされていなかった欲求があり、そのことで傷ついたことがあると、それを恋愛でその欲求を満たそうとすることがあります。
それは良いのですが、傷ついた思いが癒えていないと、幸せ感を損なってしまうことが起きることがあります。
心のお掃除をして幸せ感を損うことを防ぎ、幸せをより感じれるようになります。

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子どもの頃に家族との関係で全てのニーズが満たされたかというと残念ながら全ては難しいかと思います。学校から帰ったらお家に親がいてほしくても共働きのお家ではそれが叶わないこともあるでしょう。
親と外で一緒に遊んで欲しくても、親御さんが体が弱く病気であればそれが叶わないこともあるでしょう。
あったかい雰囲気で食卓を囲みたくてもご両親が不仲だったらそれが叶わなかったということもあるでしょう。

何らかの事情で満たされなかったニーズがあり、そしてニーズが満たされないことから傷ついたり、嫌な思いをすることがあります。
そして、その思いが心で消化しきれず残っていると、それが恋愛・結婚生活などのパートナーシップでの幸せを損なってしまうことがおきることがあります。

例えば、
親子関係で自分の話を聞いてもらいたいのに、ご両親が忙しくてあまり話を聞いてもらえなく寂しい思いをした女性がいたとします。
話を聞いてもらいたいというニーズが満たされていないのです。

すると、
恋愛で話を聞いてくれるようなタイプの人に心が惹かれるようなことが起きることがあります。

満たされていなかったニーズを恋愛で満たそうとするのです。

そうすると、そういうタイプのパートナーを選んでいるので、話を聞いてもらえて幸せを感じられます。
良いことですね。

ただ、満たされていないニーズと共にできた、さみしさという過去の感情が消化されておらず心に残っていた時に幸せ感を損なってしまう出来事がおきることがあります。

話を聞いてくれるパートナーを選んだとしても、
そのパートナーも仕事が忙しくなって疲れが溜まることもあるでしょう、
気分が落ち込んで気力が充実できない時もあるでしょう、
そんな時に、いつも通り通りのパフォーマンスをだせなくなることもあるでしょう。
そんな時に幸せ感を損なうことが起きるのです。

パートナーにした人は話を聞いてくれるタイプの男性だったのでよくよく女性の話を彼は聞いてくれました。
話を聞いて貰えて満たされる彼女。

しかし彼が職場で新しいプロジェクトのリーダーに抜擢されて、仕事にてんてこ舞いになり精神的にも、体力的にも余裕がなくなってしまったとします。

プライベートでは、いつも通り彼女は彼に話をします。
彼もいつもどおり話を聞くのですが、疲れているので話を聞くのもおざなり気味。
ちゃんと聞けてないのに生返事を返してしまったりします。

そんな時に、彼女の心に残っている両親に話を聞いてもらえなくてさみしかったという過去の痛みが刺激されてしまうのです。
『疲れているのは知っているけど、話を聞くのもおざなりでさみしいなぁ・・・』って。
話を聞いてもらえてないというシチュエーションに心がネガティブに反応してしまいがちになります。

過去の痛みが癒されて残ってなかったりすると『彼も疲れているからしょうがないわね。早めに話を切り上げて解放してあげよう』くらいで済むことも、過去の痛みが残っていると自分の痛みがうずいてしまい幸せ感を損なってしまうことがあるんですね。

また、
「ちゃんと話を聞いているの!」
と怒ってしまいケンカになるような反応もあるでしょう。
こんな場合も幸せ感を損なってしまいます。

というように、過去の満たされなかったニーズからくる痛みが心に残っていると、今のパートナーシップでの幸せ感を損なってしまうことが起こることがあるのです。

そんなことがあるので心に残っている過去の満たされなかったニーズからくる痛みはお掃除しておいたほうがいいのですね。
過去の満たされなかったニーズからくる痛みを見つけたら、誰かに話しにその感情を表現していくことで浄化をしていき無くしていきましょう。

そうしてお掃除しておけば、幸せ感を損なうことがなくなりますから。

>>>『心のお掃除をすると幸せなパートナーシップを手にはいる(4)~心のお掃除をするとあなたが持つgiftがよりいきる~』へ続く

この記事を書いたカウンセラー

About Author

若年層から熟年層まで、幅広い層に支持されている、人気カウンセラー。 家族関係、恋愛、結婚、離婚、職場関係の問題などの対人関係の分野に高い支持を得る。 東京・名古屋・大阪の各地でカウンセリングや心理学ワークショップを開催。また、カウンセラー育成のトレーナーもしている。