言葉づかいをこう変えるだけでも、あなたの魅力はあふれ出す
こんばんは。
神戸メンタルサービスの平です。
今回は、海外でメルマガを読んでいただいている読者の方のご相談にお答えさせていただきます。
ご相談をくださった彼女には、遠距離恋愛の彼がいます。
彼は仕事が忙しい分、収入もとても多く、いつもおごってくれたり、とても高価なプレゼントをくれるそうです。
しかしながら、彼女はなかなか受け取り下手で、高価なプレゼントには、罪悪感を感じてしまうようなのです。
3度目のデートで「頼むから食事の度に割り勘を持ち出すのは止めて欲しい。デートの時は男が全て払うものだから。少なくとも僕はそういう主義だから」と提案されるほど、読者のみなさまからするとすてきすぎる彼をお持ちなのです。
でも、彼女は「いつもおごってもらって申し訳ない」と感じてしまいます。
「彼が忙しくても文句を言わず、会える時に会う、という私の態度が彼にとってはありがたいらしく、出張中でも電話やメールが来たりもします。彼は私に「そのままで変わらなくていいから」といつも言ってくれます」もっともっと彼を喜ばせるにはどうしたらいいでしょうか?というご相談です。
とてもうらやましい彼のようですが、あなたにとってこの問題を今、抜本的に変える一つの方法は、「あなたが自分の価値を受け取る」ということに尽きると思います。
あなたが自分のことをどう思っていらっしゃるかは置いておいて、彼の価値基準からすると、彼があなたにしていることは、あなたにそれだけの価値があるということなのです。
でも、あなたが自分につけている価値がどうもディスカウントされてしまっているようで、彼があなたに与えてくれるものは、どうも「値段が高すぎる」と思っていらっしゃるようですね。
彼は、少なくともあなたの魅力を十分に受け取っているようですから、恋愛初期は今のままで問題はあまりおこらないでしょう。
しかし、あなたが自分の魅力に気づいていらっしゃらなければ、その魅力を彼に向けてアピールするということができません。
例えば、あなたが自分自身を「とてもセクシーである」とわかっていてはじめて、セクシーなポーズで彼を誘ってみるとか、セクシーな下着で彼を喜ばせるということができるのですが、彼があなたのことをどれくらいセクシーだと思っていたとしても、あなたが自分のことをまったくそうとは思わなかったとしたら、あなたはセクシーさを彼にアピールする代わりに、たぶんセックスの度に電気を消してしまうことを選ぶでしょう。
その度ごとに、彼はがっかりしてしまうわけです。
あなたが今、することはとても簡単です。
彼に、あなた自身のどこが魅力的であるかを聞いてみましょう。
そして、それを信頼することです。
ひょっとしたら、彼はあなたがまったく信じられないようなことを言うかもしれません。
でも、それを疑わずに信頼してほしいのです。
少なくとも彼はそう感じているのですから。
今のあなたは、シンデレラに似ているかもしれません。
舞踏会で王子様に見初められたシンデレラは、楽しい時間を過ごしますが、12時の鐘の音とともに、彼女は自分の身を隠してしまいます。
王子さまはガラスの靴を頼りにシンデレラを探しますが、シンデレラは決してその姿を現しません。
物語では、何とか見つけられたからよかったようなものですが、実際の日常生活では、「もういいかげんにしてくれ」と彼が引きこもってしまったあなたに嫌気がさしてしまうことはよくおこります。
シンデレラは、自分がどれだけ魅力的であるのかを知りませんでした。
シンデレラが隠れている度合いだけ、王子様は「僕はシンデレラに嫌われてしまった」と感じても不思議ではないと思いませんか?
でも、シンデレラが自分の魅力と価値を受け取り、王子様に会いにお城に行ったとすれば、どれくらい王子様はうれしいことでしょう。
最後に、あなたはデートの度についつい「ごめんなさい」という気分になってしまうのかもしれませんが、そんな気分になったときこそ彼に「ありがとう」と言うようにしてください。
言葉づかいをこう変えるだけでも、あなたの魅力はあふれ出します。
では、来週の恋愛心理学もお楽しみに!!