相談者名 | まゆ |
私は40歳にもなるのに未だに未婚です。 彼氏もいません。 というか、私は男癖が悪く、男性とお付き合いしても、すぐ違う男性に目がいくんです。 こんな性格だから結婚も、恋愛も上手くいかないのだと思います。 私は昔から寂しくなると男性に走る傾向があり、常に、男の人とメール等で誰でも良いから繋がりが無いと不安なのです。 こんな浮気症でふしだらな自分が嫌です。 何か違う熱中できることで仕事や趣味等に打ち込んでみましたが上手くいきません。 心療内科に私は性依存症ではないか相談にいきましたが違うとだけ言われました。 でも自分では性依存症でなければ恋愛依存症だと思います! こんな自分を変えて、男性に依存せずに生きていきたいです…。 何か良い方法はないでしょうか? | |
カウンセラー | すのせさちこ |
まゆさん、初めまして。 ご相談いただき、ありがとうございます。 今回担当させていただきます、すのせさちこと申します。 どうぞよろしくお願いします。 相談内容を拝見して、まゆさんはずいぶんご自分を責めていらっしゃるように感じました。 「40歳にもなって結婚していない私はダメ」 まゆさんは好きで男癖が悪くなったわけではないし、好きで彼氏がいないわけでもないし、好きで男性に依存しているわけではないと思うんですね。 例えば子供の頃、父親に甘えたかったけど甘えられなかったり、父親との関わりが薄かったりして、父親からもらえなかった愛情や安心感を男性に求めてしまうようになったのかもしれません。 そうだとすると、お付き合いしている男性がいても他に目がいってしまうのは、お付き合いしている男性から自分が望んだ愛情や安心感を満足に得られていないから、もっと愛情や安心感をくれるような人に目がいってしまう、というようなことも十分に考えられます。 あるいは両親の離婚などで「父親に捨てられた」と思ってしまったとすると、「見捨てられ不安」から常に複数の男性と繋がりを持つことで安心感を得ようすることも考えられます。 まゆさんにも何かしらの事情があり、大きな寂しさや不安を抱えるようになってしまったのではないかと思いますが、いかがでしょうか? おそらく男性に関わることから端を発しているので、仕事や趣味ではなく、男性を通してその寂しさや不安を埋めようとしてしまうのだと思います。 まずはそんな自分を責めることなく、「自分にはこんな大きな寂しさや不安があるんだなぁ」と、自分が抱える寂しさや不安をただただ認めて受け入れてあげて欲しいと思います。 自分を責めていると、そこにエネルギーを注いでしまい、自分を変えるためのエネルギーがなくなってしまいます。 寂しさや不安は、人との精神的なつながりがないと感じやすくなります。 自分のことをよくわかっている人が一人いるだけで、寂しさや不安はずいぶん和らぎます。 もし周りにまゆさんの良き理解者がいなければ、私たちカウンセラーで「人と心を通わす」という練習をしてみたり、カウンセラーの中から、まゆさんの良き理解者を見つけてみてくださいね。 寂しさや不安は、自己否定が強かったり、自己肯定感が低かったりしても感じやすくなります。 人と距離が近づくと、自分のことが相手に知られるようになるので、自己否定が強いと嫌われる恐れを感じ、人との距離を縮めるのが怖くなります。 表面意識上では「つながりたい」と思っていても、心の奥では「ダメな自分がバレて嫌われたくないから近づきたくない」というブレーキがかかってしまうのです。 人とつながるためにも、自己否定を緩め、自己肯定感を高めることが大事なのです。 まゆさんはご自分のことを「男癖が悪く、浮気性でふしだら」と思っていらっしゃいますが、私はそう思いません。 本当に男癖が悪い方というのは、悪びれずに男ウケする言動をするので、「男癖が悪い自分を変えたい」と思うまゆさんは決して男癖が悪いわけではないと思うのです。 「こんな自分を変えて、男性に依存せずに生きたい」と思えているだけでも素晴らしいですし、こうやって自分を変えるために相談した勇気があることも素晴らしいと思います。 何か違う熱中できることで仕事や趣味等に打ち込もうとトライしたり、心療内科に相談に行ったりする行動力もあり、まゆさんには自分を変えるための勇気とエネルギーがあるということです。 まゆさんの男性依存は、寂しさや不安から来ているものだと思うので まゆさんがなりたい自分になり、素敵なパートナーを得て幸せになることを祈っています。 |