インナーチャイルドを癒やして結婚を手に入れる恋愛に
を癒やすことで傷つく恋愛、不幸せな恋愛を遠ざけることできるようになっていった女性のお話です。
●結婚への抵抗感
インナーチャイルドを癒やすことで、パートナーシップ(恋愛、夫婦関係)が良くなっていくことがあります。
例え話を使って紹介していきたいと思います。
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D子さんは妻子ある人との恋が終わり、それをきっかけにカウンセリングを始めました。
実は、D子さんの恋愛は、不倫関係の恋愛が何度かありました。
彼は奥さんの元に帰るという経験を何度もしていました。
その度につらい思いをしてその度に「もう妻子がいる人はこりごり」と思うのですが、次の恋愛で気になる人があらわれると、その人には妻子がいた・・・という形を繰り返していたのでした。
つらい思いをこれ以上繰り返さないように、
そして、これが最後のつらい思いとできるうように、
恋愛のパターンを変えていくべくカウンセリングを始めたのです。
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カウンセリングでD子さんに結婚感について尋ねると、結婚はしたいという願望はなく、子どもを持つことには抵抗感があるとのことでした。
幸せの形は人それぞれですから、結婚しないほうが幸せであれば結婚はしなくていいし、子どもも持たなくてもいいのですが、子どもの頃に傷ついていると結婚に抵抗感がでたり、子どもを持つことに抵抗感がでたり、またそれが結婚に不向きな恋を引き寄せるケース(不倫の関係もその一つ)がある為、D子さんの子ども頃のお話を聞きました。
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D子さんのお父さんとお母さんは仲が悪く、ケンカが絶えなかったそうです。
ケンカをしていない時も、家庭に流れる空気は冷たいものがありました。
また、D子さんの子どもの頃のお母さんはイライラしていることが多かったそうです。
子どもの頃のD子さんはお母さんがイライラしていないか怯え、顔色を伺い、気を使い、神経をすり減らしていました。
大人になってそのことを振り返ると、お父さんの関係が悪く、そのことでお母さんはイライラしていたんだろうなぁとのことでした。
両親の不仲のとばっちりが子どもにきていたのですね。
両親の不仲は悲しいし、
喧嘩している時の雰囲気はつらいし、
お母さんがイライラしているのは怖いし、
子どもの頃のD子さんにとってお家の中は、安全、安心場所ではありませんでした。
子ども頃の記憶を話していくとD子さんの瞳に涙がにじんできました。
子どもの頃のつらかった感情が、まだ癒えきれておらず残っていたのでした。
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子どもの頃の家庭でつらい経験をたくさんして、その気持ちがまだ癒えていなかったので、家庭を持つ(結婚)に抵抗感がでていたことがわかりました。
潜在的なその抵抗感から、無自覚的にですがシングルの人に興味が湧かず、結婚に進まなくても良い人(妻子がいる人)に興味が湧く現象が起きていたのです。
また、結婚して、夫婦が仲良く居続けられる補償はどこにもないし、もし子どもが産まれて自分のようにつらい思いをさせてしまったら・・・という不安から子どもを持つことの抵抗感が産まれていました。
子どもの頃の傷ついた感情が残っていると、過度にナイーブになってしまうことがあるのです。
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カウンセリングで、子どもの頃の傷ついた感情を癒やすことに取り組んでいきました。
子どもの頃のつらかった思いを涙に流して浄化していきました。
セラピー(心理療法)では、D子さんの心の中にいる、
インナーチャイルドに寄り添ったり、安心感を与えるアプローチをしていきました。
すると、
D子さんは結婚に興味をもつように変わっていきました。
子どもに関しても、授かれるなら授かりたいという考えに変わっていきました。
結婚に興味を持つようになったD子さんは、出会いがあった男性に妻子があるとわかった瞬間に「この人は結婚できないから、次を探そう」と思えるようになったいったそうです。
そこからお付き合いに発展することが無くなったわけです。
恋愛のパターンが変わったのですね。
●インナーチャイルドを癒やすと幸せの選択肢が広がる
幸せの形はいろいろあります。
結婚というスタイルでの幸せがあってもいいし、
独身でいるといスタイルでの幸せがあってもいいし、
子どもがいる生活を目指す幸せがあってもいいし、
子どもを持たず夫婦二人で幸せに暮らすという幸せがあってもいいです。
しかし、子どもの頃の傷ついた感情が、まだ癒えていないことから結婚への抵抗感や、子どもがいる生活への抵抗感を作っていて、それが幸せになるなり方の選択肢を狭めているとしたら、子どもの頃の傷ついた感情を癒やしていくといいかもしれません。
インナーチャイルドを癒やすことで、
「結婚してもいいし、しなくてもしいけど、ご縁があったらしよう」
とか、
「子どもがいてもいいし、いなくてもいいけど、授かれたらありがたく授かろうかなぁ」
などなど、
幸せになる選択肢が広がっていきますから。
この記事が、あなたがパートナーシップ(恋愛や夫婦関係)で、より幸せになる為の何かのヒントや、インスピレーションになれれば幸いです。
(完)