姉に社会的に復讐したいです

相談者名
野菜ジュース
私には姉が居るのですが、父も姉も短気で、特に姉はキレると物や人に当たる始末なのです。
私は過去に姉や親友にいじめられた事があります。
もちろん自分にも非は有るとは思うのですが、現在も姉から、いじめ紛いな事を受けています。
私は何をやっても姉に勝てません。
姉には散々見下されました。
姉を見下したり姉より社会的に優位になる方法はないでしょうか?
カウンセラー
高塚早苗
初めまして野菜ジュースさん
ご相談に回答させていただきます高塚早苗です。
どうぞよろしくお願いいたします。
ご相談ありがとうございます。野菜ジュースさん、お姉さんやお父さんそして親友にまでいじめられた経験、辛辣なお気持ちを抱えている事心中お察しします。
ご相談する事藁にもすがる思いだったのではないでしょうか?
そのような心中にもかかわらず
<<<自分にも非が有る
と思っている野菜ジュースさんはお優しい方だなと心から思います。
人は辛辣な気持ちを感じている時は自分には非は全くなく悪いのは相手だ!!!!!と思ってしまうものです。
野菜ジュースさんはそうではなくて自分の非を認める心の強さもお持ちになっている事、凄いと思いますし素晴らしい事だと思います。

お姉さんには抱えきれない思いがあり、それを野菜ジュースさんに押し付けている事が考えられます。
お姉さんがどのような思いを抱えているのかは、お姉さんに聞いてみないと真意はわかりません。
いじめの構図としては自分では抱えきれない思いを、自分以外の人から感じその思いを人に押し付けている状態です。
人に文句を言う方がいますが、実は自分で自分の事をそう思っていて自分では抱えきれないから人に押し付けるように発言しているのです。
「なんでそんな事もわからないの!!!!」と言う人がいたとしたら、それは言っている人自身が自分で自分の事を思っている心の状態と思っていただけるとわかりやすいかなと思います。

お姉さんへ復讐したい思いがありその為にお姉さんを見下したり社会的に優位になる方法が知りたい野菜ジュースさんがいるのですね。
ここでは復讐をリベンジという言葉でお答えしたいと思いますのでご理解下さい。

ご相談にお答えする前に野菜ジュースさんに質問させていただきますね。
お姉さんやお父さんそして親友からいじめられた経験があるとの事ですが、いじめにあってどのようなお気持ちを一番感じているのでしょうか?
野菜ジュースさんのご相談メールにはご自身のお気持ちが書かれていなかったので質問させていただきます。
馬鹿にされている気持ちでしょうか?
悲しい気持ちでしょうか?
惨めな気持ちでしょうか?
誰か助けてという気持ちでしょうか??
寂しい気持ちでしょうか?
お時間がある時に、自分がどのようなお気持ちがあるか書き出してみて下さいね。

心の力学として人は起きている出来事から感じる気持ちが嫌と言われています。
例えば、凄く怒鳴る職場の上司がいたとしますね。
上司をA氏とします。
A氏は怒鳴るから嫌だし怖いだからA氏が嫌と思うかもしれませんが、同じように怒鳴る方がいるとしたら嫌だし怖いと思いませんか?
つまりは怒鳴る人が嫌なのではなく、怒鳴る人から感じる怖い気持ちが嫌なのです。
野菜ジュースさんはお姉さんが嫌というよりはそこで感じている思いが嫌なのです。
ですから野菜ジュースさんがどのような気持ちが嫌なのか、わかる必要があります。

お姉さんには何をやっても勝てないと書かれていました。
はたしてそうでしょうか?
野菜ジュースさんが自分自身で勝てないと思っていても傍から見るとそうではない場合も考えられます。
自分の事って案外わかっているようでわからないものです。
私はお姉さんよりも野菜ジュースさんの方が勝っている事があると思います。
例えば野菜ジュースさんの優しさや愛情の深さです。
野菜ジュースさんが思うような形の勝っている状態ではないかもしれません。
人はそれぞれ自分の主観で生きていますので、私は野菜ジュースさんの優しさや愛情は素晴らしくお姉さんよりも勝っていると思います。

お姉さんを見下したい思いや優位に立ちたい思いがある事が悪いとは思いませんが、誰かに対して勝ち負けの意識を持つ事は残念ながら終わりがない辛辣な状態です。
それよりもお姉さんに勝ちたい思いやリベンジしたい思いの先に、野菜ジュースさんがどのような思いを欲しいと思っているのかを考えていくほうが大切だと私は思います。
お姉さんに勝ったらリベンジ出来たらと思う先に欲しいと思う気持ちです。
幸せを感じる気持ちでしょうか?
楽しい時間でしょうか?

最後になりますが、野菜ジュースさんがお姉さんにリベンジする為の策として私が考えた事は、野菜ジュースさんが幸せに毎日楽しく過ごす事だと思います。
幸せな思いを抱いている人が人にいじめをする事はありません。
幸せな気分だから人に意地悪をしようなんて人は思いません。
私は、お姉さんは幸せを感じる事があまりないように思います。
ですので、野菜ジュースさんが毎日を楽しく笑顔で過ごして行く事が何よりものリベンジになると私は思います。

最後までお読みくださいましてありがとうございました。

この記事を書いたカウンセラー

About Author

恋愛、人間関係全般のカウンセリングを得意とし、安心感と受容をクライアントに常に提供し、何でも話せると好評。より楽に心が軽くなるカウンセリング。感受性が高くクライアント本来の輝きを導き出すことも得意。カウンセリング信条は「諦めなければ願いは必ず叶う」である。