子育てをしていく上で子供にイライラしてしまう事でお悩みになる方多いと思います。
子供にイライラするお悩みは子育ての悩みランキングでも上位ではないでしょうか?
私には今年25歳と23歳になる子供がいますが、未だに子供にイライラする事は多々あります。
子供と今は一緒に住んでいないので、子供に対してイライラする事は少なくなりましたが、子供が帰省して数日間一緒に過ごす事になるとイライラしてしまう事があります。
今日は子供にイライラしてしまう心理と子供にイライラした時の対処法についてお伝えしたいと思います。
■子供にイライラする心理とは
人は自分で〇〇してはいけないなど我慢している事やしてはいけない事があると、自分が我慢している事やしてはいけないと思っている事を気にせずに行動している人を見るとイライラする傾向があります。
貴方の心の中に「遅刻してはいけない」「夜は早く寝るべき」「好きな事ばかりしてはいけない」など、〇〇してはいけない・〇〇するべきなどの思いが沢山あればあるほど、子供に対してイライラしてしまう気持ちが出てきてしまうものです。
〇〇してはいけない・○〇すべきなどの自分なりの決まり事は自分ルールと呼ばれるものです。
自分ルールが悪いわけではないのですが、子供から感じるイライラの元が自分ルールだとしたら自分自身を見つめ直すいいチャンスかもしれません。
自分を見つめ直す事で子供に対するイライラが減り、貴方自身の心も軽く楽になる可能性があります。
■子育てのイライラからの解放のヒントは?
子育てのイライラから解放する為に自分ルールを見つけてみましょう。
自分ルールの見つけ方は簡単です。
一概に言えませんが子供に対してイライラする事が自分ルールと思っていただくといいと思います。
口答えし言う事を聞かない子供にイライラする時、親や目上の人の話は聞くべき・親や目上の人には口答えしてはいけないという自分ルールがあるかもなどと、自分を振り返って考えてみると見つけやすいと思います。
親や目上の人の話は聞くべき・親や目上の人には口答えしてはいけないという自分ルールが悪いわけではないのですが、貴方にある自分ルールが子供に対するイライラの元ならば自分ルールの改正を試みる事で子供に対するイライラが減る可能性があります。
■自分ルールの改正を考える
「遅刻はしてはいけない」という自分ルールがあると、遅刻を気にしない子供に対してイライラするものです。
自分ルールが何か分かった時には、自分ルールの改正を考えてみようと思ってはどうでしょうか?
自分ルールが多少改正できるならそれに越した事はありません。
私は多少なら遅刻してもいいと自分で思えるようになった時に、友達が待ち合わせに遅刻してきてもイライラする事が減りました。
私の中の鉄槌の「遅刻してはいけない」という自分ルールが改正出来イライラする事が減ったのです。
子供に対しても朝起きられずに学校に遅刻しそうな時、イライラして怒鳴ってしまう事が少なくなりました
■自分のリラックスする時間を確保
自分のリラックスする時間を確保する事で、少しでも貴方のイライラが減るのならそれは子供の為でもあります。
それはイライラが減る事で子供と楽しい時間を過ごす事が増えるからです。
自分がリラックスする時間を確保する事は小さいお子さんがいる場合難しいと思うかもしれませんが、そこは量ではなく質を重視する事をお勧めします。
音楽が好きならば自分の今聞きたい曲を1曲思い切り楽しんで聞いてみてもいいかもしれませんね。
あえて自分だけの時間を3分でもいいので確保してみようと子育ての隙間時間を作ってもいいかもしれません。
■イライラしてもOKと思う回数を増やす事
ママやパパも人間ですからイライラする事は致し方のない事です。
何故なら完璧な人間はいないからです。
そしてイライラしている自分を責める事は自分にも子供にも良い事とはなりません。
自分を責めているママやパパを子供は見たくないものです。
子供が一番見たいものはママやパパの笑顔です。
子供は年齢に関係はなく親の事を見ていないようでよく見ているものです。
イライラして子供を怒鳴ったとしても「言い過ぎてごめん」と謝ったらいいのです。
子供に怒鳴り言いすぎたなと自分を責めている時、自分が悪い子だからママやパパは悲しい思いをしているのかなと子供は思う傾向があります。
子供を怒鳴った自分がいても、親だって人間だしねとイライラしている自分にOKを出せる回数を増やせるといいですね。
少しでも貴方の心が軽くなります事お祈りしております。
最後までお読みくださりましてありがとうございました!
来週4月15日(金)は、吉村ひろえカウンセラーです。
どうぞお楽しみ。