結婚って？？？

結婚て何？って考え出すとまよさんのように止まらなくなると思うんです。
で、どんどん哲学的になってみたり。
答えがないのも分かっていながら考えてしまうのかもしれませんね。

>結婚。という話題もでて、「一緒になろう！」という話も。
>でも、いまはお金ないな。いつか一緒になろうな。という結論。

仲が良さそうですね。
お互い仲睦まじくやってらっしゃるような感じが伝わってきますね。

僕はお二人が納得されているのであれば、それが二人にとってはベストだと思ってます。
周りがなんて言おうともね。
そんな「私たちが選んでこうしてる」という共通の気持ちが大切だと思うんです。

>数名の友達をのぞき、私が結婚しないことに対しては
>「お金ないうちはやめとけ。正解。」と納得してくれますが、
>数名の友達と私の母親は
>「そんなのただの言い訳！はっきりせん男やな！」と怒ります。
そんな彼を責められても・・・。と困惑します。

そうですね。困惑してしますよね。

確かに年頃の恋人たちにとっては「結婚」というのは「いつ？」って問題になりますね。
それゆえに本人たちよりも周りが盛り上がることがよくあります。
僕らのときもそうでした。
僕らはもともと同棲してましたから、ほんとに「いつ？もうそろそろしたら？」みたいな声が圧倒的でしたね。

>私、結婚に対してはすごく夢をみてきました。

まよさんはどんな夢や理想を見てこられましたか？
そして、今は結婚にどんな夢を抱いてらっしゃるのでしょうか。

>でも、いざ　結婚してもいいという条件がそろってきた今頃になって
>「結婚て何？」という気持ちになりました。

きっとね。恐れや不安があるんじゃないかなって思うんです。
僕ら夫婦でカウンセリングしてるせいか「結婚相談」も多いんですね。
で、ひとくくりにはもちろん出来ないのですが、結婚に対して僕たちが抱くネガティブな感情はこの「恐れと不安」がナンバーワンなわけです。責任を取れるかどうか、この人でいいのかどうか、他にもいるんじゃないか、彼の家族とはうまくやっていけるか、この人とうまくやっていけるのか、等々理由はありますが、それよりも漠然とした不安、わけのわからない恐れが強いみたいです。

また、僕たちが答えのないことを考え出すときっていうのは、その裏側に恐れや不安があるときなんですよね。何か言い訳っぽくなったり、理屈っぽくなったりするんです。考えてるときはその不安を感じなくて済むからね。

・・・とまあ、ここまでは一般論ですが、まよさんが「条件が揃ってきた今ごろになって」と書かれているところで僕はまよさんの心の中の不安や恐れの存在を感じたんです。
もし、仮に、万が一、彼と結婚することに不安があったり、自分が妻になることに恐れがあるとしたらどんなことなのか考えてみませんか？

>お金がないからといいつつも、お金に対して甘い彼に怒りを持ってるのはわかってます。
>何事にも彼のペースがあって、また今回も自分とペースがあってないだけなんです。

僕はこれも一つの理由かな？って思うんです。
２年付き合ってこられたら、次のステップは結婚ですよね。それが自然だと思うんです。
（だから、周りの人も騒ぎ出すわけです。）
でも、そこに踏み出せない理由がまよさんにもあるとすれば、彼に不満があるからじゃないかな？って思うんです。結婚するのなら、その前に解決しておかなければ自分が納得しない！ＯＫできない！って思ってる部分なのかもしれません。

そうでなくても、彼への怒りや不満は結婚とは関係無く、二人の間に壁を作りますよね。
怒っていたら彼に優しくしたいなんて思えないのが普通です。

そして、彼のペースに合わせなければいけないまよさんがいらっしゃるのでしょうか。
そうしたら、我慢してることも多いんじゃないかな。

せっかくのチャンスですから、彼への不満やまよさんが我慢していることがあれば、それを教えていただけたらって思います。

>だから、その怒りってなんだか筋違いに思えて。

怒りは大切な感情だと思いますよ。
二人の間に越えなければいけない問題があることを教えてくれますから。

>しかも、結婚って何？一緒に暮らす意味って？と思ってる私だから。
>私の中で何が起こってるのでしょうか？
>結婚って何者なんでしょう。

たかが紙切れ一枚、されど・・・ですよね。
結婚ってやっぱり悩ましく、また、考え込んでしまうものだとも思うんです。
でも、「考えるよりも感じる」ことをお勧めしたいです。
何を怖がっているんだろう？何を不安に思っているんだろう？って感じてみるのが感情を貯めこまない一つのコツだと思うんですよ。
とはいっても、やっぱり考えてしまうし、感じることもすぐにはうまくできないかもしれませんね。

結婚論ていうのは各人それぞれが持っていて、本当に多くの人に共通のテーマかもしれません。こだわりもありますし、考えもあります。経験論も非常にたくさんありますね。

でも、やっぱりハートかな。
「この人を一生愛する」という気持ち。
その気持ちを内にも外にも示すのが結婚なんじゃないかなあって思います。

まよさんにとってはまた一歩成長できそうですね。
がんばりましょう。

それではお返事お待ちしています。

彼のペースに合わせることへの不満。不満なのか？
これは永遠に謎かもしれません。向かう方向が違うならともかく、
向かう方向は同じ。でもそこまでの手段や時間配分等が違うのです。
で、私はすぐ方向が同じであることを忘れてしまうのです。
違いに目がいくのです。
方向は同じであることに気がつくまでは、悲しみと不安でいっぱい。
で、気がついた後は落ち着きますが、・・・宙ぶらりんかもしれません。
彼の誠意は理解したが、私のペースはどう処理しようか？
気づきはしてるけど、次のレベル＝２人のペースを見いだすこと。が
できてないんだとおもいます。
決して彼のペースばかりに合わせているわけではないんです。
向こうも私のペースに巻き込まれることもありますし。

たとえば・・・ちょうど昨日のことです。
彼が宝くじをやってみたい。といいだしたのです。
月に１万上限で賭けていく。
それをきいた私は「月１万。１年たったら１２万貯まるけど？？？」と
思いっきり不満げに吐きました。
すごくさみしそうな顔をしていました。
その後はほかの話をして、その場はお互い機嫌良く帰りました。
で、お風呂にはいっているときに　振り返って・・・
あれは彼なりに考えた資金作り案なのかもと。
宝くじときいて、
私はギャンブルで儲けたことがないから嫌い。したくない。
そして儲けたお金はあぶく銭。というのも学生時代、友人らが
パチンコ等で勝てば宴会。そのおこぼれにあづかっていた私。
それゆえ、彼の案を頭ごなしに否定してました。
それどころか、不信感すらおぼえました。
私の資金の作りは　普通に仕事してお給料の一部を定期貯金。
その答え以外は認めない。受け付けないという姿勢だったようです。

彼は
（彼なりの）ルールを作って、損をしないように無茶をしないように賭けるし、
儲かったら、それはプールする。担保にはしない。使うならまよと２人でつかう。
そう言っていたのに、はぁ？！ギャンブル？！もってのほかでしょ！
と門前払いした自分。
確かにギャンブルは一般的にイメージ良くないです。
おお！と万人に受け入れられる方法ではないです。
でも、その方法を採る採らないを横において、そこから踏み込めばいいのに・・・。
なぜ彼がそんなことを言い出したのかを聞けばよかったのに・・・。
どう話を広げたらいいのかわからなかったのです。
そりゃそうですよね。怒りや不信感、嫌悪感でいっぱいですものね・・・。

彼は損得勘定はもっているけど、リスクがあっても可能性があるなら
冒険をしたがるほうです。私は損得勘定に汚い部分があります。
堅実さがないと嫌。ダメ。
それゆえ　彼の思いつきや行動にまず尻込みします。
でも　不思議なことに、彼のそういう思いつきや勢いに惹かれています。

あぁ。不安があるとすれば、そういう部分が彼、窮屈なのではないかなぁと思います。
自分の価値観に自分でも窮屈だとおもってるかもしれません。
最近、特に　色んなことに対してせこいのにルーズだからです。
でも、どう変えていいのかわからなし、この損得勘定はほんと邪魔者です。

彼は私に対して誠実だと思います。でもいろんな面で堅実さが感じられない。
誠実さをそっちのけで、堅実さのほうであーだこーだ文句をたれる自分。
そんな自分自身が不満なのかもしれません。

いろんなことが吹き出てきて、まとめられないので、そのまま書きました。

なるほど。そうなのかもしれませんね。

言い訳ってどんなときにするのかな？って考えてみましょう。
一つは「したくない」って気持ちが強いのに、周りから「まだ～？」とか聞かれる時。
また、何か痛みがあって触れられたくないものがあるとき。
また、自分に都合の悪い事を隠すとき。
また、何か恐れや不安をごまかそうとするとき。

まよさんの場合は一つ目かな。

>父母は私がちいさいころからとても仲がよく、夫婦ってそんなもんだとおもってました。不倫だの暴力だのそこまでいかなくても、夫婦が無口だというのはドラマの世界の
>話だとつい最近まで信じていたくらい。そんな自分が怖いのかもしれません。

素敵なご両親ですね。
でも、そんなご両親のもとで育ったまよさんが「自分が怖い」というのはなぜでしょう。
世間知らずのような感じがするのでしょうか。

先日お会いしたある方もとても仲の良いご両親をお持ちでした。
そして、自分もそんな家庭を作りたい、とひそかに思うようになっていたようです。
ところが、そこで自分の父親と自分自身を比べたとき、あまりに自分がちっぽけに感じられてしまって、すっかり自信を失っていました。
僕らから見ればその人はとてもたくさんの魅力を持っていらっしゃるのに、自分が父親と比べて劣っている分、そんな幸せな家庭を作ることはできない・・・って感じてらっしゃいました。

>彼のペースに合わせることへの不満。不満なのか？
>これは永遠に謎かもしれません。向かう方向が違うならともかく、
>向かう方向は同じ。でもそこまでの手段や時間配分等が違うのです。
>で、私はすぐ方向が同じであることを忘れてしまうのです。
>違いに目がいくのです。

２年くらい経つと、お互いの違いに目が行ってしまうものですね。
特にやり方の違いは争いの元ですね。
主導権争いって言いますし、心理的には戦争状態にもなりますね。

その違いってなんのためにあるのでしょう。
そりゃあ、育ってきた人間、違いがあるのは当り前ですが・・・。

僕はそれは「二人のやり方」を学んでいくきっかけだと思うんです。
まよさんもご存知の通り。

>気づきはしてるけど、次のレベル＝２人のペースを見いだすこと。が
>できてないんだとおもいます。

じゃあ、これからの課題にしてみてみませんか？
これはとても難しい作業です。
どっちかが妥協したり、我慢したりしたら失敗です。

文面を読む限り、まよさんがやや依存側かな？とは思えますが、比較的お二人は対等な関係を築けているような気がします。
そうしたら、お互いきちんとコミュニケーションを取れる関係を目指すのが次の目標かもしれませんね。
今よりもっと心の繋がりを意識されるといいかもしれません。

>それゆえ、彼の案を頭ごなしに否定してました。
>それどころか、不信感すらおぼえました。
>私の資金の作りは　普通に仕事してお給料の一部を定期貯金。
>その答え以外は認めない。受け付けないという姿勢だったようです。

もしそのことに気付けたのであれば、すばらしいことですね。
このことを彼に伝えてみるのもいいのではないでしょうか。

>（彼なりの）ルールを作って、損をしないように無茶をしないように賭けるし、
>儲かったら、それはプールする。担保にはしない。使うならまよと２人でつかう。
>そう言っていたのに、はぁ？！ギャンブル？！もってのほかでしょ！
>と門前払いした自分。

普通はそういう反応されるのではないでしょうか。

>でも、その方法を採る採らないを横において、そこから踏み込めばいいのに・・・。
>なぜ彼がそんなことを言い出したのかを聞けばよかったのに・・・。
>どう話を広げたらいいのかわからなかったのです。
>そりゃそうですよね。怒りや不信感、嫌悪感でいっぱいですものね・・・。

確かにそうですね。
その場ではなかなか難しいでしょう。
でも、そのことが気になっているのであれば、自分を責めたり、後悔するよりも、その気持ちをそのまま彼に伝えてみるのがいいと思うんです。
そうすると自分の気持ちを素直に伝えられた分だけ、すっきりして安心します。
自分一人で抱える必要はありませんよね。

>それゆえ　彼の思いつきや行動にまず尻込みします。
>でも　不思議なことに、彼のそういう思いつきや勢いに惹かれています。

自分にないものに惹かれるものかもしれませんね。
そういう彼の思いや勢いって「いいなあ、自分にもあればいいのになあ」って感じてらっしゃるのかもしれませんね。
でも、それは自分にない部分だから、そのままでは嫌悪感が生まれてしまいます。
だから、最初は気分悪いと思うんです。

そこを抜けるには、自分自身、まよさん自身がその発想にチャレンジしてみることではないでしょうか。

>あぁ。不安があるとすれば、そういう部分が彼、窮屈なのではないかなぁと思います。
>自分の価値観に自分でも窮屈だとおもってるかもしれません。
>最近、特に　色んなことに対してせこいのにルーズだからです。
>でも、どう変えていいのかわからなし、この損得勘定はほんと邪魔者です。

例えば、なぜギャンブルに対してそこまで否定的な自分がいらっしゃるのでしょうか。
また、新しいことにチャレンジすることに対して、勢いを彼ほどにもてないのはなぜでしょうか。

嫌悪感や怒りがある背景には、そのことで何らかの痛みがあるケースが一番多いと思います。
次に多いのが、両親の厳しい躾です。

家族の誰かがギャンブルに走って家族全員が来るしんだとすれば、潜在的に「ギャンブル＝家族を苦しめるもの」って思いますよね。
また、躾が厳しかったり、常識的なものに拘るご両親だったりすると、いかに堅実にいかに普通にって考えてしまって逆に身動きが取れなくなってしまいますね。

>彼は私に対して誠実だと思います。でもいろんな面で堅実さが感じられない。
>誠実さをそっちのけで、堅実さのほうであーだこーだ文句をたれる自分。
>そんな自分自身が不満なのかもしれません。

そうみたいですね。
まよさんにとってその堅実さへのこだわりが一つのカギかもしれません。
これがまよさんのやり方の一つですよね？
一つは、その堅実さをどこで誰からどうして学んだのかな？ということが気になりますね。
また、堅実ではない人ってまよさんにとって家族の誰だったのか？なんて風に思ってみるのもいいかもしれません。
その人に潜在的な怒りを持っているかもしれないし、何らかの痛みが見つかるかもしれません。

自分自身を見つめ、自分自身を変えていこうってチャレンジされる姿はとてもまぶしいものです。実際に変わらなくとも、そこへの一歩一歩が自分の魅力アップに貢献します。
がんばってくださいね。

根本裕幸