こんにちは、カウンセリングサービスの福野てるすけです。
最近、カウンセリングで恋愛相談だけではなく、仕事に関してのご相談も増えているように感じます。
仕事のお悩みもいろいろあります。
その中でも最近増えてきたのが「仕事のモチベーションが上がらない」といったご相談です。
仕事ではこのモチベーションが高いのと低いとでは大きく成果が異なる場合も少なくありません。
モチベーションが高いとそうでない場合と比べて効率よく仕事をこなす事も出来たりすることも多いです。
また、モチベーションが低い状態だと仕事をする事自体に苦痛を感じたりもします。
なので、仕事に対してのコンディションを管理するという面でも自分のモチベーションに目を向けるということはとても大事だったりします。
モチベーションが低い時は誰にでもあることです。
でもこのモチベーションを上げようとしてもなかなか上手くいかないという経験をされたことがある方も多いのではないのでしょうか。
今回はこのモチベーション対策として簡単に出来る2つの方法をお伝えできたらと思います。
わたしも日々実践している事ですので良かったら参考にしてみてくださいね。
まず一つ目の方法は
“仕事の動機づけをする”です
“動機づけ”とは心理学用語でもあるのですが、人の行動を起こす際の行動要因の一つに“誰かの役に立ちたい”というものがあります。
自分の行動が誰かの役に立って嬉しかったという経験は誰しもあるのではないでしょうか?
どんな仕事も他の誰かにつながっているものです。誰かの役にたっているものです。
でもモチベーションが低下している時というのはこの“誰かの役にたてている”という部分に気付けていない事がとても多いものです。
気付けていないからこそ空虚感や虚しさにつながることもあります。
だから、「この仕事が誰かの役に立っている、立っているかもしれない」と気づく、思うことが大事です。
ポイントは役に立てている人が明確にイメージ出来れば出来るほど良いのですがイメージ出来なくても構いません。
そんな時は「居るだろうな」や「居るかもしれない」でいいんです。
それだけで心は「そんな人はこの世に居ないに違いない!」という思い込みからもう抜け出していますから。
二つ目は”誰かの仕事に気付く、敬意をはらう”です
いろいろなお仕事があります、一見派手に見える仕事もあればそうでないものもあります。
ほとんどのお仕事に地道な積み重ね、地味な面があるのだと思います。
誰にも気づいてもらえないと思えるお仕事もあるでしょう。
誰にも気づいてもらえない事をしていると思ってしまうと無意味さを感じたりもするものです。
そんなときは”自分が誰かのお仕事に気付く”ということはとてもおすすめです。
自分が他の人のお仕事に気付いてあげれる機会が増えれば増えるほどこんな風に思えるようになるものです。
「今まではそうは思えなかったけど、ひょっとしたら私の仕事も誰かが見てくれているかも、誰かに届いているかも」
「自分が気づけたから、自分のように気づいてくれる人が居るかもしれない」
と思えるようになってくるんです。
心理学の“投影の法則”を使っているのですがこの方法もおすすめです。
そしてその人のお仕事に気づいたときにそれをその仕事をしてくれた本人に伝えるとより効果的です。
わたしの場合、いつも利用する施設のトイレがあるのですがそのトイレはいつも水回りがとてもきれいに掃除されていました。
ある時そのトイレを使おうとしたらいつもトイレを掃除してくれている方が掃除をしていました。
「いつもきれいにお掃除してくれてありがとうございます」
そうお伝えしたところその方は笑顔で挨拶してくれました。
とても気分が良かったです。
誰かに気づく、誰かに伝えるということは”誰かが自分を見てくれているかも”という意識を芽生えさせてくれます。
これら出来てくるようになると、ちょっとそれまでと感じ方も変わってくると思いますよ。
よかったら今日のお話を参考にしてみてくださいね。
最後までお読み頂いて
ありがとうございました